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南極

南極 SOUTH POLE

エリアによって気候も気温も異なる大きな南極大陸

南極とひとくくりにしても、総面積は1400万平方キロもあり、日本の面積の37倍と言われています。西南極の方が東側より気温は高めで、内陸部にある南極点は大変寒い地点として知られています。クルーズで訪れるエリア、南極半島の先端部分の島々のあるエリアは西南極に位置し、夏場(10ー2月)には平均気温が0℃以上となり、最高気温が5℃から10℃近くになる日もあって、日本人観光客には行きやすい時期となっています。またこの時期は白夜に近く遅くまで薄明るい時期で、観光にも便利な時期となります。

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基本情報

首都
※国ではないためありません
言語
※国ではないためありません
宗教
※国ではないためありません
時差
日本との時差は+3時間 (日本が正午のとき、南極は15:00)
通貨・両替
通貨単位はありません。米ドルやユーロを持っていくと便利です。
物価・チップ
南極へはクルーズ船かフライトでアクセスする方法があり、宿泊する場合はクルーズ船かベースキャンプに泊まる方法があります。クルーズ船に宿泊の場合、宿泊する部屋タイプによって変わりますが、1泊あたり11ドル~(約1,200円~)が目安となります。ベースキャンプに泊まる場合は1日約150ドル(約16,000)が目安です。
気候・ベストシーズン
冬の世界しかないように思える南極ですが、四季があります。9~11月が春、12~1月あたりが夏となります。日照時間が約20時間以上になる夏は、1日中太陽が沈まない白夜となります。平均気温は-1℃です。6月から冬が始まると、1日中太陽が出てこない極夜になります。冬の平均気温は-20℃ですが、内陸部の寒極では-57℃になります。11~3月が観光シーズンとなります。
服装・マナー
雪山トレッキングやスキーに行くような恰好が好ましいです。保湿性の高い下着、ネックウォーマーや防水性のズボン、厚手の靴下など寒さ対策をしっかりしておきましょう。天気によって気温が変わりやすいため、薄手のものを重ね着して、脱ぎ着できるようにしておくことをおすすめします。上陸用の長靴や防寒ジャケットは借りられます。
治安
南極では自然環境を保持するためのルールが徹底されています。動物には決して触れない、餌を与えない、驚かせないようゆっくり行動するなど、動物ウォッチングの際には注意が必要です。また南極のきれいな空気を汚さないよう、上陸前には手荷物などの消毒も必須となっています。
病気
温度差、時差による体調不良や胃腸炎には注意が必要です。慣れない環境や食の違いにお腹を壊す事もあるため、整腸剤を持っていく方がいいでしょう。
食事
南極ならではの料理というものはありません。南極にはホテルやレストランがないため、食事はクルーズ船かベースキャンプで取ります。朝と昼はビュッフェスタイルがほとんどで、夕食はビュッフェやセットメニューなど日によって変わります。お肉、お魚、パスタ、野菜などバラエティ豊かな料理を楽しむことができます。
飲み物
ソフトドリンク、コーヒー、ビール、ワインなど一通り揃っていて、ワインはチリ産かアルゼンチン産のものが多いです。南極ならではの飲み物として、クルーズ船内には南極をイメージしたオリジナルカクテルを提供しているバーラウンジがあります。透明な南極の氷をカクテルにすることもあり、味は格別です。

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