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内モンゴル
内モンゴル INNER MONGOLIA
遊牧民の伝統文化が息づく国
農業、畜産業が主要産業ですが、ここ数年で中国の重要産業となったレアアースの中国第1位の生産地でもあります。また、北はモンゴルとロシアとの国境に接しています。やはり、内モンゴルの旅の醍醐味は草原で乗馬体験をしたり内モンゴルの移動式住居のパオに宿泊して満天の星空の下で夜を過ごすことなので寒い時期の旅は適していません。また、モンゴル相撲や競馬観戦などもお楽しみいただけます。
内モンゴル旅行の専門店 ファイブスタークラブ
Knowledge 内モンゴルを知る
基本情報
- 首都
- 呼和浩特(フホホト)※首都ではなく自治区首府。
- 言語
- モンゴル語と中国語 英語は基本的に通じないと考えましょう。
- 宗教
- 主にチベット仏教
- 時差
- 日本との時差は-1時間(日本が正午のとき、内モンゴル(中国)は11:00)
- 通貨・両替
- 通貨単位は人民元(Rmb)。補助通貨は角。内モンゴルの首府フフホトでは、日本円・米ドル・ユーロの現金は、銀行や両替商で簡単に両替することができます。フフホト以外のところへ行く場合は日本から経由する北京や上海で両替をすることをお勧めします。
- 物価・チップ
- 物価は日本より安く、高級なホテルに泊まらなければ1日の予算を3000~4000円で抑えることができます。食費は20~30元ほどなので、日本円で500円ほどです。お店によっては日本と物価の変わらない場所もあるので注意しましょう。基本的にチップの習慣はありませんが、ホテルのポーター、レストラン、ガイドをしてくれた方などへ、気持ち程度渡すと喜ばれます。
- 気候・ベストシーズン
- 年間を通して日照時間は長く、春が到来すると気温が急上昇します。同時に強風の日が多くなります。夏は短く7~8月の2ヶ月間だけです。最も暑い7月でも月平均気温は16~27℃ですが、最高気温は40度以上になることもあります。秋は特に急激に冷え込むので要注意です。冬は長く酷寒で、寒波も頻繁に襲来します。最も寒い1月の気温は氷点下10~30度にもなります。
- 服装・マナー
- 冬季はダウンなどのコート、帽子、手袋とマフラーがお勧めです。ビジネスの場では、シャツとネクタイの着用が一般的です。仏教寺院に入る時は肌の露出の激しい服装は避けてください。
- 治安
- 中国では、外国人が居住している地域や観光スポットの治安状況は比較的安定しており、犯罪に巻き込まれる可能性は基本的に低いですが、内モンゴルでは2021年5月に異例の大規模抗議が各地に拡大し、複数の町が戒厳状態に置かれたので、滞在される場合は必ずデモなどが今増えていないか等の情報収集が重要です。また、繁華街、学校周辺など人の多いところでは盗難に注意しましょう。
- 病気
- 海抜が1,000mほどと高いので、人によっては頭痛など高山病のような症状が現れることがあります。念のため、風邪薬、鎮静剤、下痢薬、吐き気止め、解熱剤などを携帯するのをオススメします。2020年には内モンゴルで腺ペストと言われる死亡する恐れのある細菌感染症の人がでているため、現地で動物の生肉(特にマーモット)を食べるのは控えましょう。
- 食事
- モンゴルでは、人間は「赤い食べ物」と「白い食べ物」で生きていると古くから言われています。主に夏季は白い食べ物を指すモンゴルチチーズのような乳製品、冬季は赤色の食べ物を指す加工した干し肉等の肉類を食べています。羊の足の丸焼き、羊の丸焼き、マトンのしゃぶしゃぶなど、様々なお肉料理を楽しむことができます。日本食を食べることができるお店もあります。
- 飲み物
- 日本ではあまり知られていない、奶茶というモンゴルを代表するミルクティーがあります。このミルクティーは塩味で、単にのどを潤すためだけではなく、体が必要な栄養をとるため食事に近いものです。このミルクティーに、バターや、羊肉、チーズなど自分の好みのものをいれながら、食事中に飲み続けるのが一般的です。