アムド AMDO
古きチベット文化を色濃く残す国
黄河の源流があり、いくつもの川が作り出す肥沃な土地には美しい緑の草原が広がっています。チベット式のゲルで昔ながらの遊牧生活の暮らしを見ることができます。目玉は何と言ってもチベット文化圏で初めて世界遺産に登録された「九寨溝」と「黄龍の自然景観」です。有名な青蔵鉄道の始発駅として近代化が進み、高層ビルが立ち並ぶ大都会へと変貌しました。そんな大都会から青蔵鉄道に乗ってチベットの本山であるラサを目指しましょう。
アムド旅行の専門店 ファイブスタークラブ
Reccomend SPOT アムド旅行で訪れたい観光スポット・ツアー
JIUZHAIGOU
大自然が織りなす奇跡の絶景
九寨溝
Reccomend
SPOT
01
九寨溝は四川省の西北部にある原生林が茂る渓谷にある世界遺産。その名称は一帯に9つのチベット族の集落があることに由来しています。72平方キロメートルの広大な敷地に大小100以上の湖、湿地、滝が点在する中国屈指の景勝地です。色彩鮮やかで神秘的な景観は季節ごとに違った表情を見せるので訪れる人の心を掴んで止みません。大きく5つの区に分かれておりそれぞれバスで移動します。主な見所は五花海と五彩池。どちらも透き通った湖水が海のように青く鮮やかで感動的です。他にも湖面が鏡のように見える鏡海や老虎海とパンダ海、珍珠灘瀑布や諾日朗瀑布の2大滝など見所が多いのでじっくり時間をかけて楽しんで下さい。
Knowledge アムドを知る
基本情報
- 首都
- 北京
- 言語
- 中国語、チベット語。英語は人によって通じます。
- 宗教
- 大多数がチベット仏教(ラマ教)、ボン教、民間宗教
- 時差
- 日本との時差は-1時間(日本が正午のとき、アムド(中国)は11:00)
- 通貨・両替
- 通貨単位は人民元(Rmb)。人民元は持ち込み、持ち出しにルールがあります。違反すると罰則を受ける場合もあります。人民元は、中国への持ち込み、中国からの持ち出しともに2万元までです。日本で両替を済ませるときは、2万元を超えないようにして下さい。現金よりもモバイル決済が主流の中国ですが、旅行者の場合は現金を使用する機会も多いため、準備しておいたほうが安心です。
- 物価・チップ
- 観光エリアや都市部では、明確に現地中国人価格と観光客価格があり、レストランやカフェなどでの飲食代は日本と同じかそれ以上の場合もあります。生活必需品カテゴリに分類される飲料や食品は安く、日本の三分の一くらいのです。基本的にチップの習慣はありませんが、ホテルのポーター、レストラン、ガイドをしてくれた方などへ、気持ち程度渡すと喜ばれます。
- 気候・ベストシーズン
- 春は天候の変化が激しく、4月になってもまだ凍土や雪が残っていることもあります。また7~8月は雨の多い時期になるので注意が必要です。10月下旬になると、更に寒さが増し零度以下まで下がることが多くなります。春から秋にかけてのシーズンが最も旅に適しています。日照時間が長く太陽光線が強いので日焼けには要注意です。また、昼夜気温差も大きいので夜間の防寒対策は必須です。
- 服装・マナー
- 気候に合うゆったりとした着心地の良い服を着て旅行して下さい。チベットでは、礼儀正しく、ちゃんとした服装がスタンダードなので、露出の高い服装はNGです。チベット様式の服、または簡単なチベット様式のシャツを着るとチベットの方は喜びます。しかし、外国人がチベットの伝統的な正装をすると、中国当局によく思われない可能性がありますので、ほどほどが一番です。
- 治安
- 治安は基本的に安定していますが、政治的に非常に不安定な地域であり、突発的にデモや小競り合いが発生する可能性があるため、周囲の状況には十分注意して下さい。中国政府当局は特に「ダライ・ラマ」「チベット独立」について敏感になっているので、それらに関する書籍、写真などは持ち込まず、不用意な政治的発言は慎むことが良いです。また、スリ、置き引きに注意し、夜の1人歩きはなるべく避けて下さい。
- 病気
- 標高が高い場所が多いので、高山病に注意が必要です。誰もがなんらかの症状が出ます。標高をゆっくり上げて体を高度順応させるようにしましょう。高度順応ができた後は体にかかる負担が減り、体も楽になります。また、念のため、風邪薬、鎮静剤、下痢薬、吐き気止め、解熱剤などを携帯するのをオススメします。寒さに弱い人は、喉や鼻を潤す薬も持って行くといいでしょう。
- 食事
- 肉は、チベットに多く生息するヤクや羊などの肉が多く食べられており、塩茹でにして、ナイフで切り分けながら、ツァンパ(チベット人の主食)と一緒に食べるのがチベット式です。また、トゥクパというチベット風のうどんがあり、ヤクや羊の肉が入ってます。他にも、ギャコックというチベットの宮廷料理で、貴族たちが祝い事のときに食べたというチベット鍋も楽しむことができます。
- 飲み物
- 野菜の少ないチベットでは、バター茶がビタミン源として飲まれています。人によっては、初めのうちは独特の匂いと味で飲みにくいかもしれません。アルコールでは、チャンと呼ばれるチベット風の大麦ビールがあります。どぶろくに似ています。あまりアルコール度数は高くなく、酸味があり癖になる味です。