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イタリア

イタリア ITALY

美しい村々と美食の虜となる国

糸杉のある牧歌的な風景のトスカーナ地方・オルチャ渓谷には世界でも指折りの美しい村々があります。自然に包まれたアグリツーリズモに滞在して、イタリア料理を満喫するのもおすすめです。また陽光に満ちた南イタリアのアルベロベッロやマテーラ、アマルフィ海岸周遊も一押しです。そんな田舎の村へは効率よく専用車をチャーターするプランが便利です。イタリアツアーの専門店ファイブスタークラブではプランを豊富に取り揃えています。

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イタリア(ローマ以北) ITALY NORTH

イタリア(ローマ以南) ITALY SOUTH

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Reccomend SPOT イタリア旅行のおすすめ観光スポット・ツアー

CANAL CITY VENICE

運河の町ベネチアでは徒歩で観光

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01

ベネチア本島の町中の交通手段は徒歩か船。大運河に小運河が張り巡らされた町中は電車やバスは走っていません。公共交通手段はヴァポレットという船でタクシーもモーターボートというのもベネチアならでは。夜の明かりが運河に映る頃ゴンドラに乗って小運河を走るのは限りなくロマンチックで楽しい体験になるはず。ゴンドリエがカンツォーネを披露してくれたらチップをはずみたいですね。ベネチアの町を歩いて迷子になってしまうのもまた楽しい経験。思わぬ街角や路地裏に素敵なベネチアングラスのブティックや美味しそうな地元のレストランを見つけたりぶらぶら歩きがこれほど楽しい町はありません。

GLORIOUS HISTORY ROME

帝国の栄光の歴史 ローマ

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02

旅にテーマを持ちたいなら、ローマほどふさわしい街はないでしょう。ローマ帝国の栄光を今なお色濃く目の当たりにできる、スケールの大きな街。まさに「すべての道はローマに通じる」という言葉を実感できるはずです。世界遺産に指定されているローマ歴史地区には、教科書でしか知らなかったあのローマ帝国の富と力、そして豊かな知恵が満載で、歴史好きならずとも、その魅力を肌で感じることでしょう。5万人を収容したローマ帝国最大の円形闘技場コロッセオ、そしてローマ発祥の地であり政治の中心であった帝国の表舞台フォロ・ロマーノ。1000年の歴史を一望のもとにできるのはローマ散策の醍醐味といえるのです。

THE KINGDOM OF THE SEA AMALFI

かつての海の王国アマルフィ

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03

ナポリの南50kmに位置する世界遺産のアマルフィ海岸。青い海と断崖絶壁の海岸線はまさに天下一品です。緑の丘にはレモンやオレンジがたわわに実り、崖を覆う町並みはまるで絵画を見るような美しさです。しかし、アマルフィの魅力は美しい風景だけではありません。かつては地中海交易でベネチアやジェノヴァと並び名を馳せた海洋王国だったのです。そうした歴史を感じさせられる古い町並みや、工芸品の数々、そして伝統の味が今もこの地には残っているのです。白壁と細い路地へ、とても生活感にあふれた空間に入り込んで自分だけのアマルフィを発見してみませんか?

SPECTACULAR VIEWS POSITANO

山の斜面に張り付いた
絶景の町ポジターノ

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アマルフィ海岸の西端、ソレントとアマルフィの間に位置するポジターノの町。紺碧のティレニア海を見下ろす山の斜面に張り付くように広がる町並みは、カラフルで目の覚めるような絶景です。教会の黄色いモザイクのドーム屋根、パステルカラーの家並み、海に浮かぶ白いボートやクルーザーの作る波の線。どれもが一枚の絵のように素敵。ブランドもののお店が並んでいるセレブなイメージが付きまとうポジターノですが、その街中は意外に庶民的。おしゃれなブティックやレストランにカフェも多い中で、カジュアルな土産物屋も軒を連ね、観光客を集めています。夕陽に染まるポジターノの町と海を眺めながらレストランでディナーというのもお薦めです。

THE CITY OF ART FLORENCE

ルネッサンス芸術の都
フィレンツェ

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14〜15世紀、メディチ家の富と権力の象徴として、フィレンツェで花開いたルネッサンス芸術。世界遺産に指定されているフィレンツェの歴史地区をそぞろ歩けば、まるで美術館にいるかのような、中世の世界にタイムスリップしてしまいます。アルノ川南岸の丘の上に位置するミケランジェロ広場から町並みを一望したら、橋を渡って旧市街へ。町の中心に聳え立つ赤く大きなクーポラ(ドーム)が圧倒的な存在感を見せてくれる花の聖母寺ドゥオモ。カラフルな大理石造りの建物は、見る者を魅了してやみません。隣に立つジョットの鐘楼は、かのダンテが「神曲」のなかで絶賛したとして知られています。

CAPRI ISLAND

青い海に浮かぶ楽園のカプリ島は
1泊したい

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ナポリからフェリーで40分、カプリ島は地中海に浮かぶリゾートの島。紺碧の海と白い石垣にブーゲンビリアの花が咲き誇る楽園を絵に描いたような島です。あまりに有名な青の洞窟では宇宙にいるように神秘的な光が差し込む洞窟へ、小舟で探検の旅がお薦め。港には派手なツートンカラーやロングリムジンのタクシーがフェリーを降りた観光客を出迎え客引きをしています。陽気なドライバーはカンツォーネを歌いながら陽気に島を案内してくれて楽しい体験となるはず。カプリは日帰りのオプショナルツアーが多いけれど、1泊してゆっくりリゾートライフが過ごしたいもの。というのは青の洞窟の船が天候の関係で欠航することもあるので1泊することにより青の洞窟に行ける確率が上がるからです。

POINTED ROOF ALBEROBELLO

アルベロベッロではとんがり屋根のトゥルッリホテルに滞在

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アルベロベッロへ行くならぜひ泊まってみたいのがこの町だけの独特の建築様式である円錐形の屋根を持つトゥルッリと呼ばれる可愛い家を改装したホテルです。旧市街には白壁にグレイのレンガのとんがり屋根をつけた建物が一面に建ち並びまるで童話の世界に紛れ込んでしまったよう。この町並みに溶け込んだホテルはここでの滞在の楽しさを倍増してくれるはず。

WORLD HERITAGE MATERA

セピア色の世界遺産の町
マテーラ

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ちょうど長靴のかかとの部分に位置する世界遺産の町マテーラ。ここには、石灰岩の渓谷の斜面を掘って作られた4000もの洞窟住居群サッシが広がっています。かつてイスラム勢力を逃れようとキリスト教修道士たちが作り上げたのが始まりで、増改築が繰り返され、今では静かでおしゃれで快適な独特の暮らしができるのだとか。そのセピア色の風景はとても不思議な世界で、アルベロベッロと共に、他のイタリアにはない独自の魅惑的な住居群として注目されています。ここではサッシホテル(洞窟ホテルのこと)に1泊し、セピア色の町並みが夕日に染まる風景を楽しみ、地元のレストランで味わい深い郷土料理を試してみてはいかが?

EATING AROUND NAPLES

ナポリでは
食べ歩きも大切な旅の目的!

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「ナポリを見て死ね」という格言があるように、ナポリを見なければ人生も恋も芸術も語れないといわれています。南イタリアの陽光のように情熱的なナポリっ子が暮す町。そして熟したトマト、ポモドーロやピザの本場でもあるナポリ。まさに南イタリアの魅力を凝縮したナポリの町でのフリータイムは思い思いの楽しみ方で。食べ歩きが楽しみなナポリでは、ポモドーロのパスタもさることならがら、絶対にとトライしたいのがピッツァリアで頂く本場のピザ。お皿からはみ出すほどの大きさで、とろけるチーズと香ばしいパイ地の、焼きたてのピザを食べる至福のひとときは、ナポリの醍醐味なのです。

永遠の憧れ、イタリアに行くなら
見逃せないピサの斜塔

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フィレンツェ郊外に位置するピサ。いわずと知れたピサの斜塔で知られる小さい町でガリレオ・ガリレイを生んだ大学都市としても有名です。巨大なウエディングケーキのような形の斜塔は、白大理石の細かい列柱で囲まれた、8層からなる鐘楼なのです。12世紀後半から建て始めたものの、地盤沈下のために傾き始め、当初の予定より半分の55メートルという現在の高さに変更して、14世紀半ばに完成しました。294段もの螺旋階段で頂上まで登れば、一面トスカーナののどかな自然も一望のもとにできます。斜塔で実験をしたという、かのガリレオの気分に浸れるかもしれません。斜塔はピサのドゥオモと共に、世界遺産に指定されています。

SOURCE OF ART MILAN

アート、芸術、ファッション
おしゃれの発信源 ミラノ

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最後の晩餐のサンタマリアノベッラ教会、オペラの殿堂スカラ座、数えたらきりがないほどの美しい建造物にあふれるミラノ。さらに世界的ブランドの本家があるミラノ。ミラノは訪れる観光客を決して飽きさせることがないほど見どころが満載です。お買いもの好きならミラノから足を延ばしてアウトレットでのショッピングもおすすめです。

TOWER OF SAN GIMIGNANO

塔の町サンジミニャーノに
泊まる楽しみは?

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トスカーナ地方、フィレンツェ郊外の小さな町サンジミニャーノ。中世から変わらず今なお残る14の塔があることで知られる、世界遺産の美しい町。「塔の町」との呼び名でも知られています。フィレンツェから日帰りが可能なロケーションですが、あえてサンジミニャーノで泊まることには意味があるのです。昼間はフィレンツェからの日帰り観光客で賑わう町ですが、観光客のいない朝や夕暮れどきにこそ、この町が本来の静けさを取り戻すからです。静寂の町並みを歩いていると、まさに中世のムードを感じさせてくれ、幻想的な町の魅力に触れることができるのです。

WORLD HERITAGE VAL D'ORCIA

南トスカーナの世界遺産
オルチャ渓谷

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ブドウ畑の連なる緑の丘、オリーブの林に糸杉のある風景。そんな自然美に包まれて存在する中世の町や村。それが世界遺産に指定されている風光明媚なオルチャ渓谷です。トスカーナの魅力に迫るには、この「世界一美しい田舎」の呼び名を持つオルチャ渓谷へはぜひ行ってみたいものです。世界遺産に指定されているのに、まだ日本人には馴染みが薄いエリアですが、トスカーナのイメージ通りの風景があるのです。オルチャ渓谷の眺めを一望のもとにできる小高い丘の上のモンタルチーノは赤ワインで有名な町。中世の城壁に囲まれた静かなサン・クイリコ・ドルチャ、そして糸杉の風景が絵になるモンティッキエッロも必見です。

WORLD HERITAGE PIENZA

オルチャ渓谷
世界遺産の町ピエンツァ

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オルチャ渓谷とは別に世界遺産に登録されているのがピエンツァの町です。ルネッサンスの理想郷と呼ばれ、端から端までが約400メートル、歩いて10分ほどの小さな町の中に、ルネッサンスの芸術が凝縮されているのです。ローマ教皇ピウス2世の命で1462年、約3年がかりで完成した町は、今なお中世の面影を色濃く残す情緒溢れる町並みです。石造りの家々は小さなカフェやブティック、土産物屋となっていて、そぞろ歩きが楽しみです。

MEDIEVAL CITY OF SIENA

世界で最も美しいカンポ広場がある中世都市シエナ

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トスカーナの地方都市の中で必見のシエナ。フィレンツェからバスや列車でもアクセスでき便利なため、人気が高い観光地となっています。町の最大の見どころは、世界遺産にも指定されている歴史地区に集まっています。町の中心のカンポ広場は、貝殻のきれいな形をし、赤レンガが精密に敷き詰められた世界で一番美しい広場と呼ばれています。広場に面したプブリコ宮殿(市庁舎)の102メートルの高さのマンジャの塔に登れば、カンポ広場を中心に広がる中世の情緒溢れる町並みが一望のもとにできます。また、見逃せないがドゥオモです。12世紀半ばから200年かけて建設され、美しい彫刻が施されたファサードの素晴らしさは、イタリアを代表するゴシック建築の代表作として知られる建築なのです。

CATHOLIC HOLY CITY ASSISI

カトリックの聖地アッシジ

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アッシジは聖者フランチェスコの生誕地として世界中のカトリック教徒の聖地です。城壁に囲まれ中世の面影が濃く残る町を楽しむためには、ぜひともこの町に滞在してみたいものです。大聖堂を訪れる観光客や巡礼者で埋め尽くされるほどの込み具合でも、早朝や夜はひっそり静まり返っているアッシジ。運が良ければ、早朝の雲海に浮かび上がる大聖堂の姿を見ることもできます。また、夜のライトアップされた姿も幻想的です。

DUOMO OF ORVIETO

オルビエートのドゥオモは必見

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ローマの北120km、古代ローマ時代以前からの歴史を誇るオルビエートの町があります。白ワインでその名が知られていますが、実はワイン以外にもこの町の名物があるのです。最大の見どころは町の中心にそびえるドゥオモ。これを見るためだけにオルビエートを訪れる価値がある、壮大なカテドラルなのです。13世紀末に着工し、16世紀にも未完成だったというほど緻密に作られた塔と正面のファサードのモザイク。まさにイタリアのゴシック建築を代表する存在だといわれています。あまり知られていない地方都市にこれほど感動的なカテドラルがあったとは驚きです。

CIVITA DI BAGNOREGIO

「天空の城ラピュタ」のような崖の上の村、チヴィタ・ディ・バンニョレージョ

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オルヴィエートから車で30分、天空の村、チヴィタ・ディ・バンニョレージョは、断崖の丘の上にひっそりと石造りの家並みを見せてくれます。まるで天に架ったような長い橋を登っていくと、緑のすり鉢状の谷から突き出すように盛り上がった丘の上にたどり着きます。ボルゴの門と呼ばれる小さな村の入り口を抜けると、そこは中世の世界が昔のままの姿で存在しているのです。「天空の城ラピュタ」を彷彿とさせる不思議な村は、イタリアで最も美しい村のひとつに数えられています。

THE CITY OF GASTRONOMY BOLOGNA

芸術都市ボローニャは美食の都

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イタリアの中でも美食の都という呼び名が高いエミリア・ロマーナ州。州都ボローニャの名物にはこってりした料理が多いのが特徴です。たとえば、コトレッタ・ボロネーズ(ボローニャ風カツレツ)といえば、カリッと油で揚げた仔牛のカツレツ、コトレッタ・ミラネーゼ(ミラノ風カツレツ)の上に生ハムとパルミジャーノ・レジャーノチーズが載せてあるもの。またリコッタチーズや肉の詰め物をしたトルテリーニパスタも名物です。他にもクリーミーで美味しい料理がズラリ!腹ごなしに世界遺産の町並みをそぞろ歩けば、中心部の広場には壮麗な塔が聳え、周辺にはレストランやカフェのほかにもブティックや土産物屋が並び、ショッピングも楽しみです。

ANCIENT CITY OF RAVENNA

ビザンチン美術の花咲いた古都
ラヴェンナ

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モザイク美術の宝庫がラヴェンナです。アドリア海に面したビザンチン美術の花が咲いた古都です。荘厳なモザイクは古代より多くの人を魅了してきました。イタリアのメインの観光ルートからはずれているため、観光客が他の町ほど多くはありませんが、ビザンチン美術に興味のある人はこの町を抜きにモザイクを語れないほどの重要な町です。このツアーではそんなラヴェンナに1泊滞在します。ラヴェンナでは旧市街の散策はもちろん、郊外のクラッセ聖堂にも訪問したいものです。クラッセ聖堂は町の南の野原にあります。6世紀に建てられたラヴェンナのビザンチン教会建築の中で最も見事なものと言われています。

VISIT A VINEGAR AND CHEESE FACTORY

バルサミコ酢の工場と
パルミジャーノ・レジャーノのチーズ工場を見学

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ボローニャの郊外、車で1時間ほどの古都モデナ。その近くの田舎にかの高級チーズ、パルミジャーノ・レジャーノの工場があります。家族経営の小さな工場では、ミルクが固まってチーズになるところから見学できます。日本語ガイド付きなので、すべての行程の説明もわかりやすく、興味深いものです。またバルサミコ酢の工場はブドウ畑に囲まれたのどかな自然の中にあります。白と赤のぶどうを半々にミックスして作られ、樫や桜や檜といったいろんな木の樽に入れて熟成させます。日本だと2年ものでも高級なのに、その工場で売られているものは15年ものというのが普通なので驚きです。お土産に買って帰って、おうちで使ってみてはいかがですか?

TAORMINA

シチリアへ行くなら必ず訪れたい
タオルミーナの町

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カターニャ空港から車で約1時間、高台にあるタオルミーナの町はシチリアではもとよりイタリアの中でも一押しの美しい町です。いまだに火山活動をしているエトナ山の稜線を望み、海を見下ろす丘の上にあって、こじんまりした街は歩いて十分回れる広さ。映画「グランブルー」の舞台ともなったことで有名です。シチリア名産ワインと共にいただくシーフードやイタリア料理を楽しめるグルメのレストランも数多く、食べ歩きにも最適。町中にギリシャ時代の遺跡であるテアトロ・グレコ(ギリシャ劇場)もあって、青い海を背景にした円形劇場跡は人気の観光スポットです。足を延ばして「ゴッドファーザー」の映画のロケ地巡りなども日帰りで楽しめます。

GREEK TEMPLE OF AGRIGENTO

アグリジェントの壮麗な
ギリシャ神殿

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紀元前450年頃から建てられたギリシャ神殿である迫力あるコンコルディア神殿。アグリジェントの20あまりの神殿が残る神殿の谷にある最大のドーリア式神殿で、ギリシャ神殿として、その保存状態の良さはアテネのパルテノン神殿に次ぐ完全なものとされています。パレルモからは所要片道2時間半でアグリジェントまで日帰り観光も可能です。ほかにも巨大な列柱が並ぶエルコレ神殿や優美なジュノーネ神殿など見どころも豊富。ギリシャの大抒情詩人ピンドロスが「世界で最も美しい」と謳い上げたアグリジェントを満喫したいものですね。

CAPITAL CITY PALERMO

かつてのイスラム王朝の首都
パレルモ

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シチリア最大の都市であるパレルモは、かつてはイスラム王朝の首都が置かれ、その後のフランス、スペインの支配を受けた歴史を持ち、その影響が今もなお強く残っている。多くの見どころは旧市街にあり、豪華絢爛に内部を金色のモザイクで装飾したビザンチン様式のマルトラーナ教会のすぐ隣に、エキゾチックな雰囲気を醸し出すイスラム様式のサン・カタルド教会が並んでいる光景は、パレルモのならでは眺め。また旧市街から少し足を伸ばしたところには、8000体ものミイラが安置されているカプチン派のカタコンベがあります。ずらりとミイラが並ぶ中を進むのは少し勇気がいりますが、出てくるころには心が清らかになっているはず。

ORTIGIA ISLAND

港町シラクーサは橋で繋がる旧市街オルティージャ島が面白い

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紀元前ギリシャ時代に繁栄していた古い歴史を持つ、シチリア南東部の港町シラクーサ。旧市街のあるオルティージャ島は新市街と橋で繋がっています。小さなオルティージャ島内にはギリシャ神殿が改築されたドゥオーモ(大聖堂)など壮麗な建築物が並び、世界遺産に指定されています。現在は世界の中でエジプトとこの地にしかないパピルスの生育地としても知られています。日曜以外に開かれている町の市場では、採れたての新鮮な魚介類や真っ赤で甘いトマトやズッキーニなどたくさんの野菜も売られていて、見ているだけで楽しいところです。

WORLD HERITAGE CITY CATANIA

エトナ山と共に歩む世界遺産の街
カターニャ

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パレルモに次ぐ第二の大都市カターニャは、度重なるエトナ山の噴火や地震に見舞われ壊滅的な被害を受けながらも、18世紀初期にバロック様式を用いて再建され、世界遺産に登録されました。町はとても清潔でコンパクト。ドゥオーモ広場にあるシンボルの象の噴水は、溶岩で作られた象の上に、エジプトから運んできたオベリスクを乗せたとても個性的なもの。すぐ脇では、シチリア最大と言われる魚の市場が開かれています。現地の人の声が飛び交う活気のある雰囲気は一見の価値あり。昔は海沿いに建てられたがエトナ山の噴火によりすっかり陸地の城になってしまったウルシーノ城も見逃せません。城の周りには、流れてきた溶岩を見ることができます。

CINQUE TERRE

美しき世界遺産5つの漁村
チンクエテッレ

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イタリア北西部の海岸線、港や入り江に面して張り付くように建つカラフルな家々。切り立った崖っぷちにも美しい家並みが広がる5つの漁村。それが世界遺産にも指定されているチンクエテッレです。同じような地形で知られるアマルフィのように洗練されているわけではなく、むしろ地元の人々の暮らしぶりが垣間見える素朴な魅力があるのです。土地がないため、長い石垣を作り、棚田でブドウを栽培しているので、ワインやグラッパ、そしてオリーブやレモンを使った石鹸などが名産品。今では列車の便もよく、多くの観光客で賑わっています。

MARITIME REPUBLIC OF GENOA

偉大なる海洋共和国ジェノバ

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海洋貿易で栄え、ヴェネチアとともに2大海洋共和国として名声を得たジェノバ。16~17世紀の貴族や貿易商人たちが贅を尽くした大邸宅は、今でもこの町のシンボルとなっています。この町を訪れたなら、世界遺産レ・ストラーデ・ヌオーヴェとロッリの邸宅群の見学は外せません。バロックやルネサンス様式の華やかな建物がこの町の繁栄を今に伝えます。シマシマ模様のサン・ロレンツォ教会やコロンブスの家なども見ておきたいところ。

Riviera and Portofino

地中海に面したイタリアン・リヴィエラ、サンタマルゲリータ・リグレとポルトフィーノ

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ポルトフィーノは地中海の入り江に面し、カラフルなコロニアルカラーの美しい建物が並んでいます。港に面した洒落たレストランや、パラソルのあるカフェ、そしてセンスのいいブティックや土産物屋が軒を並べています。みごとに日焼けしたイタリア人マダムが犬を連れてカフェでくつろいでいたり、バカンスにやって来たカップルがテラスのレストランでシーフードパスタを食べていたり。まるで映画のシーンのように素敵な風景があちこちに広がっているのです。ディズニーシーのモデルとしても有名なポルトフィーノは小さいけれど、そのカラフルな色彩が魅力的な村。ベースはサンタマルゲリータ・リグレにて。ここから日帰りで遊びに行くのが定番です。

アモーレ、街中が恋してる!
世界遺産のベローナ

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シェークスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」の舞台となった町、ベローナ。町にはジュリエットの家があったりと戯曲にまつわる建造物がたくさん。冬は「ハートさがし」や「1分間キス」などの楽しいイベントが開かれます。夏は円形競技場アレーナでオペラの公演を楽しむのもおすすめです。中世の街並みが残るこの町では2連泊。愛と恋にあふれる町で数々のカルチャー体験をお楽しみください。

COURMAYEUR

モンブランに一番近い!
洗練されたイタリアン・アルプス
クールマイヨール

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クールマイヨールはイタリアンアルプスきっての山岳リゾート。小さいながら洗練された町のすぐそばに、名峰モンブランが迫っています。モンブランはフランスとイタリアの国境に位置し、どちら側からでもロープウェイで展望台へ行くことができます。イタリア側からのロープウェーは、なんと登りながら360度回転する面白い構造。ゆっくり一回転しながら雄大な山々をじっくり楽しめるので、フランス側から一気に登るよりも人気なのです。美しい山々を楽しんだ夜は、トウモロコシの粉を練った名物料理ポレンタはいかがでしょうか?おいしいポレンタを名産ワインで流し込んで、イタリアン・アルプスを存分に満喫しましょう!

FROM CERVINIA TO THE MATTERHORN

渓谷のアルペンリゾート・チェルヴィニアから白銀の絶景マッターホルンへ

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チェルヴィニアは、美しきマッターホルンの麓にたたずむ村。お土産物屋やホテルが並ぶ町並みを抜けると、マッターホルン(チェルヴィーノ)はすぐそば!今にも手に届きそうな距離にあるのです。渓谷の奥にあるため、年中スキーを楽しめるスキーリゾートとして世界的に有名ですが、もちろんハイキングやトレッキングも楽しめます。歩くのに自信はなくとも、プラトーローザ展望台(標高3480m)は行っておきたいところ。ロープウェーを2回乗り継いだ先には、息を呑むような白銀の絶景と、マッターホルンが待っています!展望台に引かれたイタリアとスイスの国境線での写真撮影も忘れずに。

BOLZANO(DOLOMITES)

ドロミテの真珠
コルティナ・ダンペッツォ

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ドロミテの真珠・コルティナ・ダンペッツオはドロミテ東部の中心です。黄金の盆地ともいわれ、かわいらしい街並みが印象的です。町にいながらにして、ドロミテらしい山々の景観を目にすることができます。ここからロープウェイでファローリア山に登り、360度山々のパノラマを楽しみたいものです。しかし一番のおすすめは、トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード(標高2999m)のハイキング。一周約4時間のハイキングがベストですが、体力が心配ならファルチェラ・ラヴァレードへの往復ハイキングにすれば、歩行時間は約2時間ほど。トレ・チーメとは“3つの頂”の意味。その名のとおり3つの高い峰は、まさに絶景!!

ALPE DI SIUSI

ドロミテの西の玄関口ボルツァーノからドロミテの展望台「アルペ・ディ・シウジ」へ

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ボルツァーノから日帰りで手軽にドロミテを楽しむのにおすすめなのが、アルペ・ディ・シウジです。ボルツァーノからバスで40分のシウジからロープウェイに乗ると、標高1835mの高原エリアに着きます。ここがアルペ・ディ・シウジです。周囲を谷に切りとられ、ぽっかり浮いたようなこの緑の丘陵からはドロミテの山々が王冠のようにつらなり、まさに「ドロミテの展望台」の呼び名にふさわしい感動的な見どころです。緑の草原には可憐な花が咲き、変化に富んだ迫力ある岩峰の光景が広がります。アルペ・ディ・シウジでは車をシャットアウト。ぷらぷらハイキングをするか、馬車に乗るか・・・・。静かなアルプスを期待する人には最適です。

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基本情報

首都
ローマ
言語
イタリア語。英語は主要都市では通じます。
宗教
キリスト教(カトリック)
時差
日本との時差は-8時間 ※サマータイム時-7時間 (日本が正午のとき、イタリアは4:00)
通貨・両替
通貨単位ユーロ(EURO)、補助通貨単位はセント(Cent)です。街中に両替所はありますが、日本とレートがあまり変わらないので、事前に日本で両替していくことをおすすめします。
物価・チップ
物価は日本とあまり変わりません。スーパーで買うと水500mlは0.3ユーロ(約40円)、本場イタリアのピザは5~10ユーロ(約650~1,300円)です。チップは基本的に不要ですが、お礼として渡すなら5ユーロ(約650円)が目安です。
気候・ベストシーズン
日本と同様に四季があります。梅雨はなく年間を通して過ごしやすいですが、夏は日差しが強いため、十分な日焼け対策が必要です。日本と同じように国土が南北に細長く、北部は寒く南部があたたかい気候です。観光に適しているベストシーズンは春~秋です。
服装・マナー
気温に関して、年間を通して日本とそこまで大きな差がないので、日本と同じ服装で問題ありません。ただ昼と夜の気温差が激しいので、カーディガンなどの羽織るものは1年を通して必須です。南北で気温がまったく違うので、都市に合わせた服装を用意しましょう。
治安
観光客が集まる大都市ではスリやひったくりなどの軽犯罪が多発しています。通りを歩くときは車道側の手で荷物を持たない、レストランでは荷物を置いて場所取りをしない、など十分な注意が必要です。
病気
温度差、時差による体調不良や胃腸炎には注意が必要です。慣れない環境や食の違いにお腹を壊す事もあるので、整腸剤を持っていく方がいいでしょう。
食事
ピザやパスタなど日本でも馴染みの深いイタリア料理は、世界中から愛されています。調味料での味付けは最小限に抑え、素材本来の味を最大限に活かすのがイタリア料理の特徴です。日本と同様、海に囲まれているため魚介類も豊富です。
飲み物
水道水は飲用可能ですが、日本の水と成分が違い硬水です。飲酒は18歳以上から可能です。イタリアというとワインのイメージが強いかもしれませんが、食後酒の「グラッパ(蒸留酒)」や、オレンジとハーブを原料とするリキュール「アペロール」など、たくさんの種類のお酒があります。
年間の気候
都市名 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
ローマ 最高 12℃ 13℃ 16℃ 19℃ 23℃ 27℃ 31℃ 31℃ 27℃ 22℃ 17℃ 13℃
最低 3℃ 3℃ 6℃ 8℃ 12℃ 16℃ 18℃ 18℃ 15℃ 12℃ 7℃ 4℃
降水量 54mm 61mm 49mm 49mm 39mm 26mm 17mm 23mm 60mm 85mm 94mm 71mm
東京 最高 9℃ 10℃ 13℃ 18℃ 22℃ 25℃ 29℃ 30℃ 26℃ 21℃ 16℃ 12℃
最低 3℃ 3℃ 6℃ 11℃ 16℃ 20℃ 23℃ 24℃ 21℃ 15℃ 10℃ 5℃
降水量 48mm 63mm 99mm 112mm 116mm 153mm 134mm 128mm 186mm 155mm 85mm 50mm

※Weatherbase・Weather Spark参照

Europe イタリアのよくある質問

Q. 1

日本からイタリアまではどのくらいかかりますか?

A.

気流の影響もありますが、12時間〜13時間程度です。乗り継ぐ場合は経由する国や地域によって、時間が大きく変わります。

Q. 2

持っていて役に立つものはありますか?

A.

イタリアではおしぼりの提供が一般的ではないので、ウエットティッシュがあると便利です。

Q. 3

イタリアでおすすめのグルメを教えてください

A.

日本でお馴染みの「バーニャ・カウダ」はイタリアの北部ピエモンテ州の発祥です。ぜひ、現地でワインと共に味わってみてください。

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