キルギス KIRGHIZ
ヒマラヤから続く天山山脈の麓にある山国
中央アジア5か国の中で、万年雪をいただいた高い山々、湖、大草原、砂漠などの大自然を満喫できる国のひとつがキルギスです。キルギスは多民族国家なので、キルギス人だけでなく、ロシア人、ウズベク人、ウイグル人などいろいろな民族が住んでいます。
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キルギス KIRGHIZ
Reccomend SPOT キルギス旅行のおすすめ観光スポット・ツアー
ISSYK-KUL
キルギスを代表する湖
神秘のイシククル湖
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キルギスを代表する有名な見どころはなんといってもイシククル湖でしょう。美しい山々に囲まれた風光明媚な湖は、この国の宝だといわれ、数々の伝説や言い伝えがあるといわれています。またイシククル湖周辺には、壮大な円柱型の石の塔で上がスッパリと切り取られたブラナの塔やアクベジム遺跡、屋外に広がる古い岩絵の野外博物館など多くの見どころがあります。
CARACOL
民族の十字路
カラコル
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イシククル湖の東、標高1720mに位置する町がカラコルです。ここは多民族国家キルギスを象徴するような町で、キルギス人以外にもウズベク人、ドゥンガン人(中国で言う回族)、ロシア人など数多くの民族が住んでいて、さしずめ民族の十字路といえます。市内にはロシア正教の聖三位一体教会やドゥンガンモスクの他に、中央アジアでも有数の大きさを誇る家畜市(アニマルバザール)もあります。
CHONKEMIN VALLEY
大自然の中で最高の休日を!
チョンケミン渓谷
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キルギスの魅力といえば、天山山脈などの美しい山々とどこまでも広がる大草原が織りなす雄大な大自然です。この大自然を心ゆくまで満喫できる場所が、国立自然公園にもなっているチョンケミン渓谷です。ゲストハウスに泊まって山と草原の壮大な景色や素朴なキルギス人とのふれあいを楽しんだり、村や近くの山へのハイキングだけでもいろいろな発見があったりして、素晴らしい経験になることでしょう。
KYRGYZSTAN SIMPLE PEOPLE
多民族国家キルギスの素朴な人々との出会いを
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キルギスは多民族国家です。キルギス人以外にウズベク人、ロシア人など数多くの民族が暮らす、さしずめ民族の十字路ともいえる国なのです。カラコルではそのうちの2つの民族の家庭を訪問し、ティーセレモニーや民族の家庭料理を賞味します。アラブ人と中国人のハーフで、イスラム教の中国人の子孫であるドゥンガン人やウイグル人の家庭では、テーブルいっぱいに手作りのお菓子を用意して、ティーセレモニーや家庭料理でもてなしてくれます。ガイドさんの通訳で、彼らの苦難の人生や民族の歴史や暮らしぶりなど、さまざまな話が聞けるのはとても興味深いものです。また、コチュコルでは、ホームステイも体験します。そうした素朴な家族の人たちとの触れ合いは一生の思い出になるはずです。
ALTIN ALASHAN
アルティン・アラシャンでキルギスの大自然満喫
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キルギスの旅のハイライトのひとつが、アルティン・アラシャンへのハイキングです。カラコルの町を拠点に出かけるのが、標高2400mの温泉のある小さな村。その道中が巨大なタイヤの付いた大迫力のロシアの軍用トラックでしか近づけないほどの悪路で、2時間半もの道のりでは、ぱっくりと割れ目を見せる氷河や氷河が切り開いた森の姿も楽しめます。4260mの最高峰パラータ山を望む牧草地では馬や羊が放牧され、のどかな掘っ立て小屋の中の室内温泉に入ってみたり、自然の中を散策したり、キルギスの大自然を目いっぱい楽しめる1日となります。サンドイッチや骨付きチキンにフルーツといったピクニックランチもまた自然の中では最高の美味しさです。
CAPITAL BISHKEK
大自然に囲まれた町並み
キルギスの首都ビシュケク
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カザフスタンとの国境から車で30分と近い場所に位置するキルギスの首都ビシュケク。町並みはソ連時代の都市計画に基づき作られたので、碁盤の目状になっていて道路の幅も広く、緑豊かな公園も点在して美しい町並みです。一歩郊外に足を延ばせば、緑豊かな大自然があって、市民は休日ともなると車で30分ほどのアル・アラチャ自然公園へピクニックに出かけたり、気軽に山歩きを楽しんだりしています。ビシュケク市内最大のバザールがオシュ・バザールです。日用品から衣類、肉や野菜に至るまで何でも手に入る活気に溢れた市場は散策が楽しいところ。キルギス独特の手工芸品を売っている店も軒を並べているので、お土産探しも楽しみです。
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Knowledge キルギスを知る
基本情報
- 首都
- ビシュケク
- 言語
- キルギス語、ロシア語。英語はホテルや観光地等を除いて一般的にあまり通じません。
- 宗教
- イスラム教スンニ派
- 時差
- 日本との時差は-3時間 (日本が正午のとき、キルギスは9:00)
- 通貨・両替
- 通貨単位はソム(Com)です。補助単位としてトゥイン(Tyiyn)があります。100トゥインが1ソムです。日本から小額紙幣のアメリカドルかユーロを持参し、現地空港、両替所、ホテルなどで交換します。
- 物価・チップ
- 日本と比較しても物価が安い方です。東南アジアや、同じ中央アジアのカザフスタンよりも安いくらいです。ミネラルウォーターが約40円、ハンバーガーが約150円、レストランの一品料理も約200円くらいから注文できます。交通機関のバスも約20円程度から利用できます。チップの習慣は無いので基本的には不要ですが、レストランやホテルでは気持ち程度、ガイドには1日あたり10ドル程でも渡すと喜ばれるでしょう。
- 気候・ベストシーズン
- 大陸性気候で季節の寒暖差が大きいです。ビシュケクは標高が800mほどにあるため6~8月頃には最高気温が30℃程度になる一方で、夜間は15℃あたりまで冷え込みます。ビシュケクやイシククル湖のベストシーズンは5~9月です。12~2月の冬は、最高気温が5℃くらいまでで、最低気温は氷点下になりますので防寒対策が必須です。四季はありますが春は短く、天候が不安定です。
- 服装・マナー
- 春から秋の時期は、半袖の服だけではなくジャケットなど長袖の羽織るものが必要です。特に山に行く場合は天候も変わりやすいので、重ね着可能な服装が良いでしょう。降水量は3~5月の春に少し降る程度なので、雨具があれば尚よいです。日差しが強いので帽子やサングラス、日焼け止め対策を忘れずにおこないましょう。冬の訪問時にはダウンジャケットや厚手コートが必須です。
- 治安
- 基本的な注意点を守れば安全に観光できる国です。しかし、スリや置き引き等の軽犯罪は都市部を中心に度々発生しているので貴重品には気を付け、常に注意は欠かさず行動しましょう。夜の単独での不要な外出も避けた方が無難です。ビシュケクにあるオシュバザールは人が多いので荷物に気を付けましょう。空港内、駅、軍事施設、政府の建物、検問所等は写真撮影が禁止されています。
- 病気
- 特に気を付けるべき病気は見当たりませんが、慣れない土地であることや寒暖の差も考慮して体調をしっかり整え、無理のない範囲で観光を楽しみましょう。特に標高の高い地域に行く場合は注意が必要です。頭痛薬や下痢止めなど、飲み慣れた常備薬を日本から持って行く様にして下さい。万が一、現地で病気になってしまった場合に備え、日本出発前に海外旅行保険に必ず加入しておきましょう。
- 食事
- 中央アジアでよく見られるシャシリクは肉の串焼きで、羊や牛がポピュラーです。イシククル湖の近くでは魚を使ったものもあります。ナンは家庭でもよく食べられています。ビシュケクには日本食を始め、中華、イタリアン、アジア料理のレストランがたくさんあります。また、街中にローカルのハンバーガー屋が至る所にあります。一つ150円程度なので地元の方も気軽に利用しています。
- 飲み物
- ビールはキルギス産とロシア産が多く、スーパー等で様々な種類で売られています。アルパビールはキルギスを代表するビールでアルコール度数11%と高めですが、500mlでは100円程度で手に入り人気です。ウォッカはお祝いの場でよく飲まれています。なお、キルギスでは公共の場(駅、路上、公園、スタジアム等)での飲酒が法律で禁止されていて、違反すると罰金が課せられます。