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コモロ

コモロ COMOROS

インド洋の秘境の島

マダガスカルの南西側、インド洋に浮かぶコモロ連合はフランスの植民地から独立した国です。「生きた化石」と呼ばれるシーラカンスも見ることができる国としても知られています。イスラムの伝統を守り、アジアとアフリカ文化をミックスしたような人々の暮らしや風景を探訪することができます。

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基本情報

首都
モロニ
言語
フランス語、アラビア語、コモロ語
宗教
イスラム教
時差
日本との時差は-6時間(日本が正午のとき、コモロは6:00)
通貨・両替
通貨単位はコモロフラン(KMF)。USドルかユーロの現金を持参して行くのがベターです。両替は現地の空港両替所などで行えます。
物価・チップ
世界最貧国と言われるコモロでは国内で栽培される果物や野菜の物価は安いと言われていますが、多くの物を外国からの輸入に頼っているため物価が高いと言われています。おみやげなども高いので観光客の多くは空港などで購入しています。チップは基本的に不要ですが気持ち程度に渡すと良いでしょう。
気候・ベストシーズン
熱帯性気候であり、雨季と乾季の2つの季節に分けられます。3月の平均最高気温は30℃に達し、最も暑く雨の多い月です。涼しく乾燥した乾季は、5月~11月で、最も涼しい8月には平均最低気温が18℃まで下がります。コモロ諸島は、サイクロン帯から外れているため、サイクロンの襲来は稀です。 
服装・マナー
治安の面からも、一目見て観光客とわかるような服装は避けた方が良いでしょう。またイスラム教徒の多い国なのでタンクトップなど極端に肌の露出した服装は避けましょう。
治安
治安は決して悪くはありませんがスリやひったくりなどの犯罪も多いので、一人歩きや人通りの少ないところ、暗い路地は十分な注意が必要です。
病気
マラリアに注意してください。念のためにマラリア予防薬を服用すると安心です。ただし副作用もあるので、服用前に医師に相談してください。蚊に刺されないための対策として蚊取り線香、虫除けスプレーをご持参下さい。主に夕方から翌朝までの間が蚊の活動する時間なのでこの間は長袖、長ズボンなどで肌の露出を避けましょう。
食事
ママルドウフ(別称:クスクマ)と呼ばれる平らなクレープが有名です。インドのチャパティに影響を受けた薄いパンで、魚やトマトなどを煮込んで作った様々なソースをつけて食べます。イスラム教信者の多いコモロではラマダン(イスラム教の断食)明けに食べられることが多いです。他にはバニラやジャックフルーツの実が名産とされています。
飲み物
未だに浄水のインフラが整っていないため、水道水は危険です。生水は飲まず市販されているキャップのついたミネラルウォーター、または煮沸した水を飲みましょう。信頼のおけるホテルやレストラン以外では氷水にも注意が必要です。

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