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ニカラグア
ニカラグア NICARAGUA
カリブ海と太平洋に挟まれた、火山の国
ニカラグアは中米でもっとも広い国で、湖や火山の囲まれた太平洋岸の低地、中央の山岳地帯、広大な熱帯雨林のカリブ海岸の低地の三つのエリアに分けられ、いずれも自然豊かな環境が魅力です。また、グラナダやレオンなどの歴史的建造物やコロニアルな街並みも必見です。ニカラグア第二の都市レオンはかつて首都として栄えた時代があり、大聖堂と火山の噴火により廃墟となった植民地時代の都市遺跡レオン・ビエホが世界遺産に登録されています。
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Knowledge ニカラグアを知る
基本情報
- 首都
- マナグア
- 言語
- スペイン語。太平洋岸では英語も話されています。
- 宗教
- カトリック
- 時差
- 日本との時差は-15時間(日本が正午のとき、ニカラグアは前日の午後9:00)
- 通貨・両替
- 通貨単位はコルドバ。補助通貨はセンタボスです。両替は銀行やホテルなどで行うことができますが、日本円から両替はできないので米ドルを持参してください。なお首都や観光地では米ドルで支払いができますが、おつりは現地通貨で返ってきます。クレジットカードも主要都市では利用可能ですが、ビザかマスターが利用しやすいです。
- 物価・チップ
- 物価は中米でも1番安いと言われ、おおよそ日本の半分ほどです。ただしショッピングセンターなどで販売されている輸入品は高くなります。ツアーガイドへのチップは日本円で100円~200円程度渡すのが一般的です(20コルドバ~50コルドバ)。
- 気候・ベストシーズン
- 首都マナグアやレオン、グラナダなど主要都市のある太平洋沿岸とその周辺は、熱帯性の気候に属し、年間を通して高温多湿です。乾季の11月~4月が観光のベストシーズンです。雨季の5月~10月はかなりの雨が降ります。
- 服装・マナー
- カジュアルな夏服で問題ありません。帽子や日焼け止め、サングラスの準備も忘れずに。ただし屋内で冷房が効いていたり、12月頃の朝晩は20℃前後まで気温が下がる場合があるので薄いシャツやカーディガンも持参していると安心でしょう。
- 治安
- 周辺諸国に比べると凶悪犯罪が少ないニカラグアですが、マナグアのマレコン地区や旧市街、オリエンタル市場など、犯罪が集中している地区があり細心の注意が必要です。また、観光都市のレオンやグラナダなども強盗やスリの被害があるので注意しましょう。
- 病気
- 胃腸炎に加え、蚊を媒介とするマラリアなどに罹患しないよう注意が必要です。防虫剤は現地でも購入できます。皮膚の弱い方は日本から持参するとよいでしょう。食事は火の通ったものを食べ、水はミネラルウォーターを購入してください。氷は殺菌処理されていないことが多いので注意です。11月から4月の乾期は大気が乾燥するため、必要な方はうがい薬や目薬を持参すると良いでしょう。
- 食事
- 主食は豆・とうもろこし・米です。牛肉やバナナ、芋などをバナナの葉で蒸したバホをはじめ、お赤飯のようなご飯や、ちまきのような料理、牛の胃袋のスープなどがよく食べられています。首都のマナグアには日本食料理店もあります。
- 飲み物
- 近隣のホンジュラスやコスタリカと同様、コーヒーの生産が盛んです。日本への輸入量はまだあまり多くないため知られていませんが、スペシャルティコーヒーの生産国として注目を集めています。種類も豊富なので、色々な味を楽しんでみたいですね。