ポーランド POLAND
波乱に満ちた歴史と様々な建築文化がある国
2007年にはシェンゲン条約に加盟し、シェンゲン条約協定加盟国全てとの往来がパスポートなしで可能となりました。日本からもビザなして渡航可能となりました。加盟国の間では国境のどこからでも出入りが自由となっています。ポーランドには歴史的価値の高い街、建物、施設、景観が数多くあります。世界遺産も合計13あります。とりわけ古都クラクフの旧市街にある中央広場は世界で一番美しい広場と評価されています。
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KRAKOW
町並みが素晴らしい!
世界遺産の古都クラクフ
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17世紀初頭にワルシャワに都が移るまで、ポーランド王国の都として、ここクラクフは長い歴史の中で栄えてきました。今では古都として、その風格ある歴史をあちこちに残しています。ちょうど徒歩で観光できる規模の町並みは、フリータイムに自分の足でぶらぶら散策するのが楽しいところ。ポーランド王室が500年近く王政を司っていたヴァヴェル城も必見です。クラクフはまさにポーランドで一番の歴史的建造物の宝庫なのです。
GDANSK
ポーランドで最も美しい町のひとつ
グダンスク
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02
14世紀にハンザ同盟都市として繁栄した世界に誇る文化・歴史・観光の拠点グダンスク。ゴシック・ルネッサンス・バロックなど各時代の建物で埋め尽くされた旧市街は見所が多くあります。華やかな街並み見学は散歩観光がおすすめです。さほど大きくないエリアに見所が集まっていますので、教会に立ち寄ったり、土産物屋を覗いたり、運河でのクルーズや小船で対岸に渡るのも良いでしょう。
WARSAW
ショパンの生家もある首都
ワルシャワ
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人口200万人のポーランドの首都ワルシャワは、この国の学術・文化・芸術の中心地です。宮殿や教会、博物館などが並ぶ目抜き通り「王の道」をそぞろ歩けば、たくさんのレストランやカフェ、ナイトクラブなど、華やかな町並みを垣間見ることができます。ポーランドといえばショパンの生誕の地として有名ですが、ワルシャワにはショパンの生家があって、観光客も見学することが可能です。
WROCLAW
街角に妖精がいる?!魅力ある町
ヴロツワフ
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ポーランド南西部、シロンスク地方の中心都市ヴロツワフ。川が流れ、12の島を持ち、ドイツの影響を受けたカラフルな建物が旧市街に並び、おとぎの国のように魅力的。街角にはあちこちに小さな可愛い妖精の銅像が見つかります。
Auschwitz Birkenau
人類の負の遺産、誰もが見ておきたいアウシュビッツ
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クラクフ郊外にあるアウシュビッツは、ナチスドイツによるユダヤ人強制収容所。ここはユダヤ人を次々に収容し虐殺するためのまさに「殺人工場」と化し、計130万人もが犠牲になったと言います。今から70年ほど前に実際に起こった狂気の出来事を目の当たりにすることで、訪れた者は平和の大切さを再認識させられることでしょう。
WIELICZKA
地下に眠る美しい礼拝堂
ヴィエリチカ岩塩坑
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全長300kmもの岩塩坑がアリの巣のように地下に張り巡らされた岩窟坑ヴィエリチカ。その深さは327mにも及ぶスケールです。驚くのは採掘工が趣味で造り上げた塩の世界。豪華なシャンデリアが煌めく礼拝堂、岩塩を掘られてできた著名人の彫像や「最後の晩餐」のレリーフも必見です。
CZENSTOCHOV
黒のマドンナの見守る巡礼の町
チェンストホーヴァ
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チェンストホーヴァは、ヤスナ・グラ 僧院と黒のマドンナ(ヤスナ・グラ)で有名な、世界中からの巡礼者が絶えない町。黒のマドンナ1655年にスウェーデン軍がポーランドを侵略した時にチェンストホーヴァを守った守護神とされています。
MALBORK
ポーランドの隠れた名城
マルボルク城
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世界遺産マルボルク城は1274年に建てられた元ドイツ騎士団の城。城自体だけでなく、銃・剣・鎧も見ごたえあります。城内部に残る壁画やステンドグラスがきれいな教会も見逃せません。
MALOPOLSKA
南部マウォポルスカ地方に残る
世界遺産の木造教会群
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ポーランド南部マウォポルスカ地方には200以上の木造教会が点在しています。築100年以上古いものだと15世紀まで遡ります。その中の6つの教会が2003年世界遺産に登録されました。教会内部の木の壁にはフレスコ画が描かれ、厳粛であるにも関わらず温かいイメージがあるのは、やはり木だからでしょう。何世紀経っても色が落ちることなく、主イエスキリストや聖母マリアが瑞々しく描かれている姿には感動です。
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Knowledge ポーランドを知る
基本情報
- 首都
- ワルシャワ
- 言語
- ポーランド語。若年層には英語が通じます。
- 宗教
- ローマカトリック
- 時差
- 日本との時差は‐8時間 ※サマータイム時は‐7時間 (日本が正午のとき、ポーランドは04:00)
- 通貨・両替
- 通貨単位はズウォティ。レートは良くないですが空港で日本円から両替可能です。首都ワルシャワなどの都会であれば市内でも両替できますが、すべての両替所で日本円の取扱いがあるわけではありません。クレジットカードは中級以上のホテルやレストランであれば、多くの場合利用可能です。
- 物価・チップ
- 物価は日本と比べて安いです。食事は観光客向けのレストランでなければ800円あれば充分でしょう。ビールは500mlで350円ほどです。なお、チップの習慣があります。レストランでは料金の10%程度を上乗せして渡し、ホテルのポーターにも荷物1つにつき100円ほど渡しましょう。
- 気候・ベストシーズン
- 日本と同様、はっきりとした四季がありますが、夏も冬も日本に比べて気温は低めです。夏にかけて日差しは強くなり気温30℃になる日もありますが湿度が低く爽やかな気候となります。10月にはワルシャワでも雪が降ります。
- 服装・マナー
- 高級レストランで食事をする際はカジュアルすぎる服装にならないよう注意しましょう。予約の際にドレスコードを調べておくと安心です。
- 治安
- 他のヨーロッパ諸国と比べると、比較的安全です。ただし街でのスリや置き引きに注意が必要です。また、基本的なことですが夜の一人歩きは避ける、荷物から目を離さないなどの最低限の注意も必要です。
- 病気
- 水道水は基本的に飲めません。ミネラルウォーターを購入しましょう。炭酸入と炭酸無があります。また、慣れない土地のため常備薬はもちろん、整腸剤や頭痛薬などもあれば安心です。
- 食事
- 肉料理が多く、独特の酸味のある味付けが印象的です。キャベツの漬物と肉を煮込んだ家庭料理「ビゴス」は名物料理。チーズや時にはジャムが入っている水餃子「ピエロギ」やロールキャベツのような「ゴウォンプキ」などあります。ポーランドはスイーツも豊富で、ぜひ色々なものを試してみたいところです。
- 飲み物
- お酒だとウォッカが有名ですが、少し変わったところだと「コンポト」という飲み物があります。コンポートというと日本では果物を甘く似たデザートのことを指しますが、ポーランドでは「コンポト」と呼び、飲み物です。主に家庭で飲む素朴な味の飲み物で、庶民的なカフェなどにいくとメニューに載っています。