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カタール

カタール QUATAR

急成長を遂げたアラブの芸術の国

巨大な真珠のような形をした人工島「ザ・パール」には高級ブランド店、高層マンションなどが建ち並ぶ高級リゾート地となっております。芸術による文化形成にも力を入れており、2008年にはルーブル美術館のピラミッドを手掛けた建築家イオ・ミン・ペイによる設計のイスラム芸術博物館をオープンさせました。こちらでは絨毯や貴金属、コーランの写本などイスラムにまつわる美術品の数々を見ることができます。

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CAPITAL DOHA

発展続く首都ドーハの町

Reccomend
SPOT

01

アジア大会やワールドカップの開催など発展を続けるカタールのドーハ。ドーハ中心部に位置するスーク・ワーキフは世界各国のレストランやベトウィンスタイルのカフェが立ち並ぶお洒落なエリアでありながら、路地に入れば伝統的なスタイルの市場でエキゾチックな香りが漂います。ルーブル美術館のピラミッドをデザインした建築家I.M. Peiが手がけたイスラム芸術のミュージアム、巨大な真珠のような形をした人工島「ザ・パール」など話題に事欠きません。進化途上のますます目の離せないドーハ。今が訪れるチャンスです。

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基本情報

首都
ドーハ
言語
アラビア語。英語も広く通じます。
宗教
イスラム教(スンニ派)
時差
日本との時差は-6時間 (日本が正午のとき、カタールは6:00)
通貨・両替
通貨単位はカタール・リヤル(QAR)。補助通貨はディルハム(Dh,Dirhams)。1カタール・リヤル=100ディルハム。日本円からカタール・リヤルへの両替は受け付けてくれないところがほとんどなので、日本で米ドルかユーロに両替しておき、現地でカタール・リヤルに両替しましょう。
物価・チップ
物価は基本的に高め。電化製品や欧米・東アジアからの輸入品などが特に高く、観光客向けのお店は日本と同じかそれ以上の価格設定です。ただし、ガソリンやタクシー料金は安く、ローカルな食堂なら安いところもあります。チップの習慣はありませんが、レストランなどで良いサービスを受けたら支払金額の10%程を渡すと良いでしょう。ガイドさんには1日20ドル前後が目安です。
気候・ベストシーズン
砂漠気候のため長い夏と短い冬、また冬には少し雨が降ります。 三方を海に囲まれているため湿度は高く夏には40℃を越える暑さになります。夏に観光する時は午前中か夕方にするのがおすすめです。10~4月は比較的過ごしやすいベストシーズンで、1月の平均気温は16℃まで下がります。
服装・マナー
4~10月は非常に暑く、日よけ対策が必須です。室内は冷房が効いているので羽織るものも持参しましょう。またイスラム教国のため、女性はスカートや短パンなど肌の露出の多い服や体のラインが出る服は避けるのがマナー。モスクに入る時は女性は髪を覆うスカーフと体のラインを隠せるコートなどが必須で、レンタルできるモスクも多いです。男性もノースリーブや半ズボンは避けましょう。
治安
治安は比較的良いですが、空港や駅では観光客を狙ったスリや置き引きが発生しているので、貴重品の管理には注意しましょう。また、女性の夜の一人歩きは避けましょう。また、過度な露出のない服装や公共の場で飲酒しない、気安く女性に触れないなどイスラム教社会でのマナーを守りましょう。日中に断食をするラマダン月には、観光客でも人目に付く場所での飲食は避けましょう。
病気
夏は強い日差しや暑さ、砂嵐による砂塵により、熱中症や喘息、結膜炎にかかりやすいので、体調管理に注意しましょう。水道水も飲めなくはないですが、ミネラルウォーターをおすすめします。また、ヒトコブラクダとの接触や、ラクダの未加熱肉や未殺菌乳の摂取によって、中東呼吸器症候群(MERS)に感染するリスクがあると考えられています。渡航時に最新の情報をご確認ください。
食事
ローカル料理は遊牧民の食文化をベースにしたアラブ料理ですが、南アジア系の移民が多く、インド料理やパキスタン料理の食堂もよく見かけます。また、アメリカのファーストフード店もあります。地元の人が行くようなお店では、女性はファミリールームと呼ばれる一般席とは仕切られた場所で食事をします。観光客の女性は一般席でも問題ありませんが、人目が気になる場合は利用しましょう。
飲み物
アルコールは一部の外資系ホテルのレストランやバーでしか飲むことができません。お酒を販売しているお店は駐在外国人向けの許可証が必要な特定の店舗のみ。カタールへの酒類の持ち込みや、公共の場での飲酒も禁止されています。飲み物は煮詰めてカルダモンの風味をつけるアラビアコーヒーやカラックと呼ばれるチャイ、フレッシュジュースなどがあります。

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