セネガル SENEGAL
活気ある街並みと、文化的な香りが漂う国
見所いっぱいのセネガルにはいくつもの世界遺産があります。その中でもフランス統治時代のコロニアルな街並みが印象的なサンルイと、負の遺産といわれる奴隷貿易の拠点であるゴレ島は必見です。サンルイでは中世のコロニアルな雰囲気の旧市街を馬車に乗って心地よい風を感じながら巡るのがおすすめです。ゴレ島では悲しい過去に触れることになりますが、それ以外にも時間がゆっくり流れる小島での散歩も楽しいです。
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SMALL ISLAND GOREE
歴史ある大西洋の浮かぶ小さな島「ゴレ島」
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ダカールの沖合い約3kmに浮かぶフェリーで約10分に位置する小さな島がゴレ島です。 オランダ海軍がこの島を“GOEDE REEDE”(良い停泊地)と名付け、それがゴレになったとされます。1848年の奴隷貿易が禁止されるまで、新大陸への奴隷積み出し港として発展しました。刑務所や奴隷の館が保存されており博物館になっています。こじんまりとした車の走らないコロニアルな街並みは散歩するだけでもおすすめです。 ダカールの喧騒に疲れたらこの小島でのん びりと、ゆっくりと流れる時を楽しむのも良いかもしれません。
SAINT-LOUIS STREETSCAPE
サンルイでは馬車に乗ってコロニアルな街並みを散策
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島全体が世界遺産に指定されており、西アフリカ統治時代の名残を残すコロニアルな街並みが魅力のサンルイ。首都ダカールからは約4時間で行くことができます。アフリカでフランス人が建てた最初の町でルイ13世に敬意を表してサンルイと名付けられました。セネガル河口に位置し大西洋に面する街は異国情緒が溢れ、中洲のコロニアルな雰囲気の旧市街は馬車に乗って心地よい風を感じながら巡るがおすすめです。また多くの土産物店がありますので、店を覗きながらの散歩観光もおすすめです。アフリカンビーズのアクセサリーやサンドアート、キルト生地の小物バッグなどお土産にも事欠きません。またコロニアルな雰囲気の由緒あるホテル宿泊もおすすめです。
CAPITAL DAKAR
活気ある西アフリカの玄関口ダカール
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セネガルの首都であり、パリ~ダカールラリーのゴール地点でも有名なダカール。人口200万人をかかえる西アフリカの玄関口でもあります。昔はただの漁村に過ぎませんでしたが、世界遺産に指定されているサンルイとの鉄道が開通されめざましい発展を遂げました。 街は独立広場を中心に碁盤の目のように拡がっており、なかでもポンピドー 通りやラミン・ゲイ通りには多くの店があり、常に車と人で溢れています。おすすめは海岸線にあるスンベジューヌ市場で、夕日鑑賞のスポットであるここでは新鮮な魚介類の食事を楽しむことができます。また近くに民芸品の店が多くありお土産の購入にも最適です。アフリカの中でも比較的治安が安定してる首都です。
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Infomation
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Knowledge セネガルを知る
基本情報
- 首都
- ダカール
- 言語
- フランス語
- 宗教
- イスラム教、 アニミズムなど伝統宗教、 キリスト教。
- 時差
- 日本との時差は-9時間 (日本が正午のとき、セネガルは3:00)
- 通貨・両替
- 通貨はセネガル・セイファーフラン。日本円からの両替は不可。必ずユーロ、米ドルを持参しましょう。両替は空港、市内の銀行又は両替所、ホテルにて可能です。クレジットカードは大都市のごく一部のホテルや、レストラン、ショップ、空港でしか使えません。セネガルの物価は日本と比べて安く、飲食は安価で可能ですが、宿泊費は意外と高く外資系のホテルの場合1泊2万円以上になります。
- 物価・チップ
- 物価の目安として500mℓの水で50円くらい、簡単な食堂だと1食200円くらいから食事することができます。輸入品は高級品となる為、外国人向けスーパーではパンが1個100円など、日本と変わらない物もあります。セネガルにはチップの習慣があります。ガイドさんには1日につき15~20米ドル程度を最終日にまとめて渡すと良いでしょう。
- 気候・ベストシーズン
- 四季は無く、気候は熱帯乾燥気候です。冬の北東からの季節風と夏の南西からの季節風により、季節は乾季と雨季で構成されます。平均的にダカールでの雨季は6月~10月で平均最高気温は27℃。乾季の12月~2月の平均最低気温は17℃です。4月~5月にサハラ砂漠から吹きつけるハルマッタン(貿易風)は高温で乾燥しています。
- 服装・マナー
- 服装は日本の夏服をご用意ください。半そでTシャツ、開襟シャツ等の綿製のものがよいでしょう。しかし、朝夕がやや涼しいことと、蚊や日焼けへの対策として薄手の長袖の服も持参することをお勧めします。また、イスラム教徒の多い国であるため、タンクトップなど極端に肌の露出した服装は避けるようにしましょう。
- 治安
- アフリカ諸国には内戦やクーデターの起きている国が多いですが、それらの国と比較すると、割と安全で落ち着いている国といえます。周辺国の動乱もメディアでは報道されていますが、セネガルの生活には今のところ特に変化はありません。しかし、特に都市部で凶悪犯罪被害例もあり、スリ、引ったくりの事例は頻繁に耳にします。夜間の外出は控えてください。
- 病気
- マラリアには注意してください。念のためにマラリア予防薬を服用すると安心です。ただし副作用もあるため、服用前に医師に相談してください。また、予防策として蚊取り線香、虫除けスプレーをご持参下さい。なるべく肌の露出を避けると良いでしょう。旅行には黄熱病の予防接種証明書(イエローカード)が必要です。
- 食事
- セネガル料理はアフリカで最も洗練されている料理とも言われ、伝統料理には、魚の煮汁で炊いたご飯「チェブジェン」、ピーナツソースを使ったシチュー「マフェ」などがあります。また、食べ物を分け合う、物を譲り合うといテランガという文化があり、その影響から大皿の料理が多く日本の田舎のようです。フランスの植民地であった歴史から西洋料理のレストランも多くみられます。
- 飲み物
- イスラムの国の為宗教上飲酒をしない人が多くなりますが、外国人やイスラム教以外の人の為に国産ビール(ガゼルとフラッグ等の銘柄が人気です)もあり簡単に購入できます。ノンアルコールだと、スーパーフードと言われているバオバブの実・ブイを使用した「ブイジュース」やハイビスカスの一種である植物を使用した「ビサップジュース」などボタニカルなドリンクがあります。