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タジキスタン

タジキスタン TAJIKISTAN

シルクロードの面影と大自然を感じる国

パミール高原からの豊富な雪解け水が峻厳な地形の中で激流となりタジキスタンの壮大な大自然に彩を添えます。また、かつてのシルクロード交易で栄えた時代を彷彿とさせる活気みなぎるバザールが数多くあります。世界遺産登録されたサラズム遺跡や標高3378mのシャフリスタン峠。そして、世界で最も西にある仏教遺跡として話題になった13mの涅槃像が横たわる古代民族博物館など見どころに事欠きません。

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Reccomend SPOT タジキスタン旅行のおすすめ観光スポット・ツアー

CAPITAL

首都の街 ドゥシャンベ

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タジキスタンの首都・ドゥシャンベは人口約70万人が住む大都市です。“ドゥシャンベ”はタジク語で「月曜日」の意味で月曜に市場が開かれていたことから都市名となりました。19世紀までは小さな村でしかなかったドゥシャンベは、ソ連時代に綿花や絹の大生産地となったことから人口が急速に増加しました。ドゥシャンベの見どころは、タジキスタンの発展と平和の象徴である美しい公園、イスマイール・サマニー公園と世界で最も西にある仏教遺跡として話題になった13mの涅槃像が横たわる古代民族博物館などです。また、郊外にはソ連併合前の混乱期に造られた重厚なヒッサール要塞がありますが、現在では市民の憩いの場として活用されています。

RURAL VILLAGE PENJIKENT

貴重な古代都市遺跡とタジキスタン初の世界遺産「サラズム遺跡」が注目を集める田舎の村・ペンジケント

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北には標高3378mのシャフリスタン峠、南には標高3372mのアンザーブ峠に囲まれた長閑な谷間の村がペンジケントです。この村は、ペルシャ系民族のソグド人の古代都市遺跡があることで有名です。その存在が発見されるまで1500年以上も要し、ゾロアスター教の寺院や住居跡があったと聞いてかろうじてわかるほど風化してしまっていますが、丘一面に広がるその規模には目をみはるものがあります。また、2010年にタジキスタンで初めて世界遺産登録されたサラズム遺跡にも急激に注目が集まっています。この遺跡は、中央アジア最古の都市遺跡の1つとして位置付けられ遊牧民が主流だったこの地域に初めて定住した痕跡が見つかった貴重な遺跡です。

FROM KHUJAND TO PENJIKENT

ホジェンド~ペンジケント!標高3378mシャフリスタン峠からの景観は迫力満点!

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道路脇の緑鮮やかなポプラ並木の遥か彼方に連なる山々を眺めつつ大草原を走っていると、いつしか山が迫り快適な舗装道路は不毛の岩山に囲まれたでこぼこ道に変わります。しかし、そのダイナミックでワイルドな景観は旅人の心を解き放つ強大な力を備えています。さらに高度を上げながら谷間を進んでいくと緩やかな川の流れは激流となり谷底をさらに深くえぐるように流れます。そして、道幅は狭くなり対向車とすれ違う際には谷底がチラリ。もちろん、ガードレールなどありません。あまりの激しい揺れで体を支えるだけでもひと苦労。でも、峠に近づくにつれ万年雪の氷河が目の前に!さらに迫力を増すその景色にきっと息を呑むことでしょう。

THE BASE OF THE SILK ROAD KHUJAND

アレキサンダー大王ゆかりの地・シルクロードの拠点ホジェンド

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ホジェンドはウズベキスタンとキルギスに国境に近いソグド州の州都であり、タジキスタン第二の都市。歴史は古く、幾多の支配者によって様々な国へ編入された歴史を持ちます。紀元前329年にアレキサンダー大王率いるマケドニア軍が侵攻し、アレクサンドリア・エスハテ(最果てのアレクサンドリア)と呼ばれ、シルクロードの重要な拠点となりました。8世紀にはイスラムの王朝、13世紀にはモンゴル軍に制圧され、19世紀にロシア帝国の支配下にあるトルキスタンの総督府の一部となりました。1991年までソビエト連邦の一部としてレニナバードとよばれますががソ連解体、タジキスタン共和国独立に伴いホジェンドに改称し現在に至ります。

PANCHAMPÉ BAZAAR

ホジェンドで最も賑わうパンシャンペ・バザール

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ホジェンドにおいて最も活気を感じるエリアがパンシャンペ・バザール。ここはホジェンドの野菜・乾物・肉・野菜・服飾・パン・スパイス・スイーツ・スナックなどありとあらゆるものが購入できるマーケットです。もともと「パンシャンペ」とは木曜日を指す意味で、週に一度木曜日のみ開かれる青空市場が語源ですが、現在毎日マーケットが開かれており、ホジェンド一の賑わいを見せています。広場を挟んで向かいにあるのがシェイフ・ムスリヒディン・モスク。美しい青のドームが印象的なこのモスクはホジェンドで最もフォトジェニックなスポットです。旅行者だけでなく、ホジェンド市民にとっても憩いの場になっています

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基本情報

首都
ドゥシャンベ
言語
公用語はタジク語。ウズベク語、ロシア語も広く通用 英語が通じることは稀です。
宗教
イスラム教(主にスンニ派)、他にキリスト教、ロシア正教など
時差
日本との時差は-4時間(日本が正午のとき、タジキスタンは8:00)
通貨・両替
通貨単位はソモニ。日本円からの両替は出来ないので米ドルを持参しましょう。ユーロからの両替もできます。 タジキスタンのATMでは米ドル現金を直接引き出す事も可能です。 ソモニでの出金は1回あたり1000ソモニまでです。 米ドルからソモニへはどこでも両替可能です。クレジットカードはある程度普及しています。
物価・チップ
日本より物価は安く、ご飯は日本円で100〜200円程度で食べられます。1ソモニを10~13円と考えて、水500mlで2ソモニ、安い宿で50~100ソモニくらいです。しかし、燃料費が高いため、交通費は高くなっているので注意です。基本的にチップの習慣はありませんが、ホテルのポーター、レストラン、ガイドをしてくれた方などへ、気持ち程度渡すと喜ばれます。
気候・ベストシーズン
一般的に4月~5月、8月~10月が旅行シーズンになります。6月末ぐらいから8月半ばくらいまでは酷暑期に入り40度を超えることもあります。雨は春と秋にやや多く、それ以外の月は特に雨具は必要ありません。冬に旅行するなら防寒具が必要です。夏でも朝夕は冷え込むことがあるので、脱ぎ着のしやすい服装を持参するのが望ましいでしょう。
服装・マナー
風俗、習慣は通常イスラム教に則っていますが、イスラム法の適用は比較的緩やかであり、レストラン等での飲酒も日常的に行われています。また、ドゥシャンベ市内においては、肌を露出した服装の女性も増えてきていますが、イスラム教に厳格な地域も多いことから、目立つ服装等は控えてください。
治安
タジキスタンの治安は最近良くなりつつありますが、それでもまだ爆弾テロなどが発生しています。政治・経済が安定しておらず、富裕層を狙った窃盗や強盗など多発しています。また、特に多くの人が集まるバザール、観光地等で外国人をねらったスリやひったくり被害が発生していますので、貴重品、所持品の管理には十分な注意が必要です。夜間の一人歩きも極力避けるようにしましょう。
病気
タジキスタンの生活インフラの状態はあまりよくありません。特に水事情は極めて悪く、水道水を感染源とする腸チフスが多く発生しているため、水道水は飲まないようにしましょう。また、シャワー時にも経口感染対策が必要となります。他にも風土病(発熱を伴った激しい腹痛と下痢の症状)が多く発生していますので、飲料水、食物については十分な注意が必要です。
食事
タジキスタンでの一般的な料理は、中央アジアのでよく見られる、小さく切った羊肉の入ったお米料理のプロフ(ピラフ)や、小麦粉のダンプリングに具を詰めてゆでたマンティ、羊肉を串刺しして炭火で焼いたシャシリク、肉と野菜のスープのショルパ、ナンをヨーグルトに浸して熱したバターや野菜を加えたクルトッブなどです。都市では日本食や西洋料理店もあります。
飲み物
飲み物はチャイが一般的です。朝食の時には、食事と一緒にケフィールというヨーグルト飲料も飲まれます。また、タジキスタンはイスラム教徒が多いのですが、ビールやワイン、ウォッカ、ブランデーと発砲ワインをレストランで飲むことができます

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