アメリカ UNITED STATES OF AMERICA

ニューヨークの中心地マンハッタン。「人種のるつぼ」と称される通り世界中から人が集まります。街全体がお洒落でスタイリッシュ。整然とした区画分けのおかげで迷わず移動出来て安心です。ビルに囲まれたセントラルパークは、豊かな自然の中ゆるりと時が流れる癒しの公園。凄まじい貯蔵数を誇る美術館もあります。ブロードウェイでは毎日ミュージカルが上演され、ジャズクラブではお酒を嗜みながら渋い演奏を堪能でき、演劇や音楽文化も多彩で魅力的。タイムズ・スクエアは深夜まで賑わうまさに世界の交差点。日々新しいものを吸収する生き物のようなこの都市は、人々を魅了しながら、きっと再訪の際にはさらなる進化を遂げていることでしょう。

東西446ｋｍにもおよぶ巨大な大渓谷グランドキャニオン国立公園はアメリカを代表する自然の至宝であり、世界遺産でもあります。ロッキー山脈を源とするコロラド川によって浸食されて生み出され、目の前に広がる造形美は新しくても500万年前、谷底には18億年前の世界が広がっていると言われています。時の流れを忘れてしまう偉大な光景に、訪れる旅人はただただ息を呑み立ちつくすしかありません。コロラド川を隔てて南のサウスリムにある数々の展望台からの眺望は、深さ1500ｍもの谷底まで続く壮大なものです。一生モノの絶景に出会えるはずです。

眠らない街、ラスベガス。巨大なテーマパークを思わせるようなエンターテイメントに満ち溢れ、訪れる人を楽しませてくれるパワフルな街です。24時間活気に溢れるストリップ通りや、ビール片手に踊り出したくなるようなフリーモントストリート、巨大なアウトレットでショッピング、毎晩賑わう無料のショーから世界レベルのクオリティを誇るアクロバットショーの観賞など、やることは盛りだくさん！人気のバフェにも訪れて美味しいものをお腹いっぱい食べるのも欠かせません。街は予想以上に巨大なので、行きたいポイントを抑えて計画的に行動しましょう！少額からのカジノもあるのでちょこっとトライしてみるのもオススメです！

砂岩に覆われた大地に突然大きな蟻の穴のような空間が！山から流れだした鉄砲水がその中に流れ込んで浸食されてできたのが、この世にも不思叢な自然のアート、アンテロープキヤニオンです。外からは何も見えないのに地面の中にはこんな世界が展開されているという意外性に驚かされるはず。急なはしご状の階段を5つも降りてたどり着いたところには、信じられないほど美しい曲線美の岩、また岩の世界。狭い空間を進んでいくと、さまざまなアングルの不思議な曲線がどんどん姿を見せてくれます。近年人気の高い観光名所なので、入り口で並ぶことも多く、観光に所要する時間も1時間半あまり。気が付いたら100枚以上写真を撮った、何てことも！

1980年代、超能力者ペイジ・ブライアントがセドナにある4つの岩場にエネルギーが渦巻いていると発見したことがきっかけでセドナは世界中から注目されることとなりました。現在、日本でもパワースポットとして知られているセドナですが、元来ネイティブアメリカンはこの地に立つだけで先祖からエネルギーや波動を受け取れる場所（Vortex）と考えていました。セドナのこの特殊な地形は川の流れによるものや地震によるものではなく、数億年前からの地殻変動による隆起が原因でこのような不思議な光景が造り上げられたそうです。つまりセドナが大地のパワーを秘めた場所であることは科学的にもあながち間違いではないのです。

フォレストガンプポイントはトム・ハンクス主演の「フォレストガンプ」（日本では95年公開）という大ヒット映画の撮影地として一躍有名になった場所です。トム・ハンクス演じる主人公がアメリカ大陸をマラソンで走るのですが、その最後のシーンで使われました。ここはモニュメントバレーをバックにアメリカの広大な大地を眺められる絶景ポイントです。映画をみたことが無い人でも、モニュメントバレーを訪れた際には是非立ち寄ってほしいところです。ポイント自体が道路の真ん中なので、撮影の際には車には十分注意をして下さい。撮影するときは、道路の真ん中に座ってカメラをローアングルで構えるのがよりダイナミックな写真を撮る秘訣です！

青い空とビーチ、ヤシの木…カリフォルニアのイメージそのままの美しい街、サンタモニカ。一番の見どころはなんといってもサンタモニカ・ピアではないでしょうか。1909年に建設された木造の桟橋には、パシフィックパークという遊園地の他、美味しいシーフードのお店やお土産屋さんがあり、いつでも観光客であふれています。またここは、かの有名なルート66の終着点。ルート66の標識の下で写真を撮る事をお忘れなく！ビーチ沿いを歩けばおしゃれなレストランやカフェが並び、週末にはストリートミュージシャンも現れます。また大型のショッピングモールもあり、カジュアルからハイブランドまで、幅広くお買い物が楽しめるのもうれしいですね。

ひときわ賑やかなフィッシャーマンズワーフでは、名物のクラムチャウダーからクラブサンド、生ガキなど、絶品のシーフードを楽しむことができます。カニやエビなどの高級食材だけでなく、Ｂ級グルメも忘れてはなりません。フィッシャーマンズワーフを歩けば沢山の屋台からは美味しそうな匂いが。。。きっと目移りしてしまうはず。また日本でも話題のサードウェーブコーヒーはサンフランシスコ発祥と言われています。日本未上陸のコーヒーショップを巡って最先端の食文化を体験したり、コーヒーショップのグッズをお土産に買うのも楽しいですね。もちろんカリフォルニアワインのお土産も忘れずに。

シカゴを舞台にした映画で知られる『アンタッチャブル』『ダークナイト』など。ギャングや悪漢が暗躍するようなイメージからシカゴの治安を心配されるかもしれませんが、ダウンタウンは驚くほど安全です。またロサンゼルスやニューヨークは地下鉄やバスに乗らなければとても有名観光地を見て周れるサイズではありませんが、シカゴは自分の足だけでほとんどの観光が可能です。観光スポットとショッピング街、博物館、大きな公園がいずれも近くに密集しているため移動はとても効率的。夜はジャズクラブやライブハウスなども充実しており、治安が良いため気軽にナイトライフを楽しめるのもシカゴのよさの一つです。

カリフォルニアの肥沃な大地、ナパバレー。インディアンのことばでもナパは肥沃な大地を意味すると言います。ブドウ栽培に適した恵まれた土壌を生かし、古くからブドウの産地であったこの地に、1960年代からワイナリーが建てられました。当時から100を越えるワイナリーができ、今ではそのレベルの高さにおいてフランスのワインにも引けを取らない高品質のワインが多く生み出され、世界中のワインファンを魅了してやまないのです。ここではワイナリー巡りをして個性的で奥の深いワインのテイスティングを体験し、ワインを飲みながら美味しい食事をしたり、ブドウ畑に囲まれた自然の中の心地よいひとときを楽しみたいものです。

パームツリーが並ぶ美しいビーチで海水浴？高級ブランドが立ち並ぶビバリーヒルズでショッピング？ハリウッドであのスターの足跡を辿ってみる？なんとも楽しみの尽きない街、LA！ビーチ沿いのおしゃれなカフェで一息つくもよし、ショッピングモールでお買い物に明け暮れるもよし、熱狂的な雰囲気の中でスポーツ観戦するもよし、ディズニーランドで騒ぐもよし！何をするにもLAのカラッと晴れた青空が味方をしてくれることでしょう。見どころは数えきれないほどですが、実はLA最大の魅力はこの最高の天気ではないでしょうか？！観光もショッピングもエンターテイメントも充実したLA。行けばあなたもLAのとりこになる事間違いなしです。

天を裂くように吹き上げるイエローストーンの間欠泉・オールドフェイスフルゲイザー。1回に噴き出す熱水は約40000Ｌといわれ、高さは30～55m、その迫力には誰もが圧倒されます。噴出は65分～110分おきでほかの間欠泉と比べてその間隔がかなり定期的なためフェイスフル（忠実）の名がつけられています。まずガイザーカントリーに到着したらビジターセンターやホテルに向かいましょう。次のオールドフェイスフル噴出予測時間が掲示されています。時間に余裕があれば周辺の間欠泉やトレイルの一番奥のモーニンググローリープールを先に観光してしまってもいいでしょう。いつ訪れても大迫力で楽しめるのがイエローストーンで一番人気の理由なのです。

1907年に創設されたアメリカ公設市場の先駆けであるパイク・プレース・マーケット。歴史が長いマーケットだけに現役で営業中のお店は、どこもかしこも定評のある名店ばかり。無添加の自家製チーズで知られる「ビーチャーズ」、行列の絶えないクラムチャウダー専門店の「パイク・プレース・チャウダー」など。多くが個人経営でここでしか購入できない手作りの商品が数多く並んでいます。またマーケットの地下通路を通り港方面に出ると無数のチューインガムが貼り付けられている路地を目にするはず。1993年、マーケット劇場への入場待ちの少年が暇つぶしにガムを壁に貼り付けたのが始まりで、いまやマーケットの名所の一つとなっています。

ロサンゼルスと同じカリフォルニア州で、ダウンタウンから車で約1時間に位置するアナハイムは日本でも現在人気再燃中のスヌーピーがかわいいナッツベリーファームや、誰しもが知っている夢の国ディズニーランドの元祖であるカリフォルニアディズニーパーク、また大谷翔平選手が所属するエンゼルスの拠点エンゼルススタジアムで本場メジャーリーグ観戦など見所満載です。1919年に柑橘類の出荷に建造された歴史的建造物を改装して作られた個性的なお店のフードコートであるアナハイム・パッキングハウスも密かに注目です。アナハイムまで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

ディズニーのテーマパークが始まった場所は実はオーランドでなく、カリフォルニアのアナハイムです。しかし現在、ディズニーの聖地と言えるのはウォルト・ディズニーが最後に手掛けたオーランドのディズニーワールドです。アナハイムのディズニーランドを開園した当初、ウォルト・ディズニーが最も心残りだったことは、園内からディズニーとは関係のない建物が見えてしまうことだったそうです。その問題を解決するために、ウォルトがオーランドで買い取ったマンハッタン島の2倍、山手線の１.5倍ものフロリダの土地は充分でした。まさにディズニーワールドはウォルト・ディズニーにとっても「夢の国」だったのです。

ユタ州に位置するザイオン国立公園は、ラスベガスから3時間で行けるとあって、日帰りや何泊か滞在してハイキングやトレッキングを楽しむ欧米人に人気のスポットです。スケールの大きい巨岩がそびえる絶景ながら、小川が流れ線豊かな公園内には小動物がひょっこり現れたりして、訪れる旅人を和ませてくれます。園内は自家用車がシャットアウトで、シャトルバスでの移動となります。頻繁に出ているバスに乗れば、それぞれの停車駅から行ける観光名所やハイキングルートの説明をしてくれるので便利です。詳細が記載されたパンフレットを公園の入り口でゲットして、ゆっくりハイキングなど楽しんでみたいものです。

ボストンで街歩きをするなら、1800年代に建てられたレンガ造りの瀟洒な街並みのビーコンヒルがおすすめです。中でも興味深いのはビーコンヒルを縦に貫くチャールズ通り。この通りのお店の看板は、そのお店が何を販売しているのかを軒先につけたオブジェで表しています。酒屋であればビールピッチャー、薬局であれば調合に使われる擂り粉木と鉢が飾られています。さらに面白いことに、この地区には1800年頃に無かったお店は開いてはならないという決まりまであります。例えば服屋・酒屋・レストラン・郵便局はOKですが携帯・コンピュータ店はありません。だからこそ「古き良きアメリカ」にタイムスリップしたかのような雰囲気を楽しめるのです。

ラスベガスから車で約5時間。ユタ州の標高2400m～2700mに位置するブライスキヤニオン国立公園。他の国立公園が大体砂岩でできているのに対し、ここは泥が固まってできたもの。細長く突き出したフィンと呼ばれる崖がさらに削られてフードクーと呼ばれる岩の尖塔群となった大自然の造形です。寒さによってこの樹林の形状が生まれたと言います。この姿が最も美しく輝いて見えるのは朝陽の時。サンライズポイントから眺める光景は、1本1本のフィンがオレンジ色に染まってくっきりと浮かび上がり、まさに絶景です。ナバホループトレイルなどのトレイルに沿って谷底へ下りて行くと、ユニークなフィンの姿にもっと迫ることができて一押しです。

アメリカの政治の中心の都市であるとともに、地球と人類の遺産を網羅する世界最大の博物館群を有する都市でもあります。その博物館の多くはイギリス出身科学者・スミソンが遺産を基金として造られたため、「スミソニアン博物館」と呼ばれており、国立公園ナショナルモールの通り沿いには国立航空宇宙博物館、国立アメリカ歴史博物館、国立自然史博物館など様々なジャンルの貴重な資料が展示されています。しかも驚くべきことにそのほとんどの博物館・美術館の入場は無料です。これはアメリカ政府の財源と寄付・寄贈、出版物・ミュージアムショップからの利益によって賄われているためといわれています。

実はサンフランシスコ発の日帰りバスツアーの場合、ヨセミテに滞在できるのはたった3時間。そのような弾丸ツアーではヨセミテがいくら素晴しくともその良さは半分も味わえません。できれば1泊、欲を言えば2泊、雄大なヨセミテの大自然の中で過ごすのが理想的です。ヨセミテにはハイキング初心者から上級者まで楽しめるトレイルが豊富にありますし、自転車をレンタルしてサイクリングも可能です。ヴィレッジではグレーシャーポイント等へのオプショナルツアーも用意しているため、ガイド付きで観光をしてもいいでしょう。観光客が去った後の夕刻や早朝など、ありのままのヨセミテの景色もまた格別です。

ポートランドのみを扱ったガイドブックが何冊も出ているほど、ポートランドのレストラン、カフェ、アパレルショップ、雑貨店等は大変充実しています。それも大手チェーン店でなく、ローカルに根ざした個人経営のお店が多いことに驚かされます。特にマイクロ・ブリュワリーと呼ばれる小規模ビール醸造所が盛んで、ポートランド市内にはその数なんと60箇所。しかもそのビールの生産量の約60％が市内で消費されているとか。自然に囲まれたポートランダー達はこの環境をリスペクトするからこそ地元産を愛し、地元の素材を使いたいという思いが強いのです。それが独自のポートランド文化を生み、世界の人々を魅了しているのです。

その大きさは約581ヘクタール、東京都の約4分の1にも及びます。白い砂漠の正体は石膏。通常、石膏は水溶性のため川や海に流れてしまいますが、周囲に川や海がないため鉱物はこの盆地にとどまり、長い年月をかけて風化・浸食され、世にも珍しい真っ白な砂漠を形成するに至りました。時間があればじっくりトレッキングするもよし、時間がなければ車で砂漠のそばまで行けますので手軽にフォトジェニックな風景を写真におさめることができます。砂は柔らかく素足でも歩けるためソリ遊びの場所としても子供連れの家族にも大人気です。

ユタ州北部に位置し、雄大なワサッチ山脈とグレートソルト湖に囲まれた自然豊かなエリアにあります。1847年にモルモン教の開拓者たちによって建設され、現在も末日聖徒イエス・キリスト教会（モルモン教）の本拠地として知られています。市内には、教会の中心地である「テンプルスクエア」や、冬季オリンピック（2002年）開催地として有名なスキーリゾートがあります。また、多様な文化と急成長するテクノロジー産業も魅力で、アウトドアアクティビティを楽しむ人々にとって人気の高い目的地です。

テキサスの街・ダラスとフォートワースの西部開拓時代の街並みが残る街を観光しながら、ダラス郊外でファームステイするプランです。観光や牧場までの送迎はもちろん日本人の牧場オーナーがご一緒しますので安心です。牧場滞在中は乗馬やゴルフ、アメリカンスタイルのバーベキューにローカルしか知らないような蚤の市や家畜の競り市などへの訪問も楽しみです。スケジュールがあえばテキサス・レンジャースの野球観戦も可能。個人ではなかなか訪問が難しいロデオ観戦、アメリカらしい大型店でのショッピングにテキサスワインの銘醸地・グレープバインなど知られざる多彩な楽しみ方をもつテキサスへお越しください。

サンタフェから北東に約70マイル。タオスの街のはずれにプエブロ部族の集落タオス・プエブロがあります。この集落は紀元前1000年頃から存在し、今でも100人以上のネイティブ・アメリカンが暮らしています。赤土でできた美しいアドビ式の住宅が軒を連ねて立ち並ぶ村の様子は圧巻。特に目を引くのは3階建てのアドビ住宅で、この建物は世界最古のマンションとして世界遺産に登録されています。またこの集落はもともと要塞の役割を担っていたため、敵を防ぐための工夫や今現在も現役で使われている竈などネイティブ・アメリカンの昔のままの暮らしを垣間見ることができる貴重な村なのです。

サンタフェのダウンタウンは徒歩で30分もあれば一周できてしまうほどの大きさ。しかしなぜ多くの観光客がこの小さな街に惹かれるのでしょうか？実はサンタフェ全米ではニューヨーク、サンフランシスコに次いで美術品の取引高が高いというアートの街なのです。サンタフェの中でも最もギャラリーが集中するエリアが1マイルほど続くキャニオンロード。展示されているのは陶器、ファブリック、絵画、写真、彫刻、空間アートなど様々で、まさに全米アートの中心とも言える場所です。中には博物館にあってもおかしくないような作品も展示されているとあって、ギャラリーを見て歩くだけでも時が経つのを忘れてしまうことでしょう。

1953年に公開されたアメリカ映画「シェーン」。西部開拓時代の原風景を描いたこの映画の舞台となったのがこのグランドティートン国立公園です。イエローストーン国立公園の出口から30分ほど南に進んだ、ロッキー山脈の一部のティートン山脈の麓に広がる長野県ほどの大きさの国立公園です。底知れない地球のパワーを感じるイエローストーンとは全く対称的に、グランドティートンは山・森・湖の見事に調和した、見る者を優しく包み込むような雄大な景観が広がっています。標高差2000mのティートン山脈が目の前に立ちはだかる大パノラマは忘れられないほど魅力的です。

ニューメキシコ州グアダルーペ山脈に位置するカールスバッド洞穴群国立公園にはペルム紀の化石焦のあるカールスバッド洞窟とその他、合計83もの洞窟があると言われています。馬蹄形に広がったこの鍾乳洞は「メインコリドー」「シーニックルーム」「ビッグルーム」の3つのエリアに分かれています。特に「ビッグルーム」は天井の高さなんと80m！フットボール場6つ分という全米最大の大きさの地下空間。シャンデリアのような美しく繊細な鍾乳石から円柱のようなダイナミックな石筍まで、人間では作りえない自然の芸術性に圧倒されるはず。また夏季限定ですが夕暮れ時の、洞窟に住むコウモリの大群の飛翔はカールスバット洞窟の一番の名物です。

テキサス州の州都であるオースティンは他のテキサスの街とは違う個性的な街です。オースティンで最も知られているのが6thストリートで繰り広げられるミュージシャン達の生演奏。ここオースティンにはライブ演奏ができるパブやクラブ、レストランがひしめいていて気軽にバンドの演奏を耳にすることができます。オースティンでもう一つ有名なのがオーガニックにこだわったスーパーマーケット「ホールフーズ」発祥の地でもあるということ。カルチャーのみならず環境や食に対して意識の高い人々が多く暮らし、若くリベラルな雰囲気と風通しの良さはブルックリンやポートランドに通じるところがあります。

メンフィスの代名詞とも言えるのがこのビールストリート。禁酒法の時代には密造酒で栄えた当時の面影を残すメンフィスきっての賑やかなエリアです。ルイ・アームストロング、B.B.キング、エルビス・プレスリー、ジョニー・キャッシュといった偉大なミュージシャンたちが、この地で演奏していたことからブルースの発祥の地、ロックの聖地として知られています。数ブロックにかけて続くビールストリートの両脇にライブハウスやバー、レストランが軒を連ね、ここから聞こえてくる音楽は途切れる事がありません。19時頃になると人気バンドのライブがスタートしパワフルな音楽に耳を傾けようとする音楽愛好家たちで店内は埋め尽くされます。