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井原三津子の旅コラム
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地球オアシス第1回 海と山の織りなす奇跡の風景 ボラボラ島(フランス領ポリネシア)
地球オアシス第1回 海と山の織りなす奇跡の風景 ボラボラ島(フランス領ポリネシア)
ホテル・ボラボラ・ラグーン・リゾート
山と海の豊かな自然
タヒチ。日本から1万㎞も離れた南太平洋に浮かぶ美しき島々。フランス人画家ゴーギャンはこの地の豊かな自然と温かい人々、独特の文化に魅せられ数多くの作品を生み出した。
タヒチの島々の中でも「ポリネシアの真珠」と謳われるボラボラ島は、高く聳える緑豊かな山々と、限りなく澄み切った海の造形美が他に類を見ない素晴らしさで、訪れる者を魅了する。
メリディアン・ボラボラ
セントレジス・リゾート・ボラボラ
癒しの島・ボラボラ島
エメラルドグリーンの海と島々の絶景を眼下に、タヒチ本島のパペーテから国内線のフライトで1時間。ボラボラ島の空港に着けば、水しぶきを上げて走る専用スピードボートで目指すリゾートへ。ギターを弾くスタッフの歓迎を受け、マンゴ&パイナップルのウェルカムドリンクで喉を潤すと、水上ヴィラにチェックイン。長い桟橋をカートで走ると、目の前に聳えるのはボラボラ島名物の標高727mのオテマヌ山である。いつも眺めていたくなる、なぜか心休まる不思議な山である。
人懐っこい熱帯魚と遊ぶ
再びタヒチに帰ってくる・・・必ず
水上コテージは居ながらにして海と一体化できる。板張りのベランダのデッキチェアーで昼寝するもよし、目の前に海にそのままコテージから飛び込んで、熱帯魚と戯れるもよし。水上スパでオイルたっぷりのマッサージを受ける心地よいひとときもいいだろう。夜は満天の星を眺めながら、シャンペンを飲んでシーフードに舌鼓。これぞ至福のバカンス。
「ひとたびこの香りを嗅いだものは、再びタヒチに帰ってくる」。
小説「月と六ペンス」の中でサマセット・モームがそう記しているが、それは本当だ。国花であるティアレ・タヒチの白い花が島中に魅惑的な甘い香りを放ち、いつの間にか、心まで溶かしてしまうようである。だから日本に帰った後もこの香りが忘れられなくて、時々無性に懐かしくなるのだ。