Tour Special Feature.
その歴史的背景から、ゲルマンとラテンの文化がたくみに調和した国ベルギー。ヨーロッパの国の中でも、ひと際洗練された魅力を放っています。チョコもビールも定番観光も、小さな国だからこそディープに極めることができます。初めてなら、もう一度訪れたくなるような、二度目ならお気に入りの場所を見つけたくなるような、そんないつもと違う旅ができるのがベルギーです。
CONTENTS
ベルギーと小さな町特集
1
ベルギーと小さな町について
ベルギーと小さな町
オランダ語を話す北部のフランドル地方とフランス語を話す南部のワロン地方からなるベルギー。短い日程では、ブリュッセルとブルージュだけを訪れるのが一般的なプランなのかもしれません。しかし、北部と南部では全く別の顔を見せてくれます。かわいい町や村、やさしい人々、おいしい食事・・・ベルギーでの滞在をあと１日延ばし、小さな町にも訪れてみましょう。
フランダース地方
ベルギー北部のオランダ語を公用語とする地域。水運を利用して栄えた「ブルージュ」や「アントワープ」、ギルドハウスが美しい町並みをつくる中世の古都「ゲント」など、北部には古くから商業の中心として栄えた町が多く残ります。レース編みなど伝統的な工芸品や伝統菓子の店を訪ねながら街歩きするのも楽しいです。
ワロン地方
ベルギー南部のフランス語を公用語とする地域。５つの州のうち、リエージュ、ナミュール、リュクサンブールの３州は「アルデンヌ地方」とも呼ばれています。小さくて個性的な町ナミュールやディナン、深い森に佇むアルデンヌ地方の古城、素朴な人々、世界一小さな美食の町デュルビュイなど、「かわいい・やさしい・おいしい」が三拍子そろったエリアなのです。
ブリュッセル
ベルギーの拠点となるのが首都ブリュッセル。EU本部もある国際的な顔を持つ一方、美術館の多いエリア、アンティーク関係が集まるエリア、有名チョコレートショップが集まるエリア！と好みにあわせて散策を楽しめる、魅力的な町です。地理的にはフランダース地方内に含まれますが、言語はフランス語、オランダ語の両方が公用語になっています。
ブルージュ
絵本の世界のようにかわいい家並みが運河に映える町、ブルージュ。運河をボートでクルーズしたり、馬車で石畳の道を走ったり、中世の面影残る町並みをのんびり散策するのが楽しい町です。ブルージュは甘党にとっても魅力的。歩いても、歩いてもチョコレートショップが目に飛び込んできます。ショーウィンドウはまるで宝石箱のようにキラキラと輝いています。
アントワープ
古くから商業の中心地として栄え、今はモードの発信地としても知られるアントワープ。「フランダースの犬」の物語の舞台となった町でもあり、町のあちらこちらにネロとパトラッシュの面影が。ネロが見てみたいと熱望したノートルダム大聖堂のルーベンスの絵は必見です。
ディナン
ムーズ川に沿って美しい町並みが続く古都、ディナン。その絵画的な風景は、多くの画家たちを虜にしました。そそり立つ断崖上に建てられた城塞「シタデル」からは、ディナンの町が一望できます。伝統的な堅焼きビスケット「クック・ディナン」、楽器サクソフォーンを考案したアドルフ・サックスが生まれた町としても有名です。
2
ベルギーと小さな町でできること
ビールにチョコに美食に国として知られるベルギー。食べ歩きはもちろんのこと、洗練されたヨーロッパの古き良き雰囲気も楽しめちゃいます！
ビール醸造所見学
醸造所で出来立ての一杯を味わう幸せ
ベルギーに行ってまず驚くのは、ビールの種類の豊富さ。ベルギーには120以上の醸造所と800の銘柄があり、ビールを飲めるお店は53,000店にものぼるといいます。ベルギービールは、中世に修道院の僧が造り始めたのが最初で、自然発酵させた伝統的なランビックビール、修道院にあるレシピで造られるビール、トラピスト派修道院でのみ造られるビールなど、個性的なビールが多数あります。見学可能な醸造所も多いので、造りたての一杯をぜひ味わってみては？
ブルージュで運河クルーズ
中世の面影残る町を、船に乗って水上散策
ブルージュとはオランダ語で「橋」の意味で、その名のとおり、市内を張りめぐる運河には５０以上の橋がかかり印象深い風景をつくっています。「屋根のない美術館」「北のベネチア」と称えられるほどでに美しいブルージュの町では運河クルーズにトライしましょう。約３０分ほどの周遊。心地よい風に吹かれながらのんびりと水上散歩をしていると、気持ちよくてうたた寝してしまいそうです。
美食の国で食べ歩き
ベルギー生まれの名物料理を食べつくそう！
「美食の国」と呼ばれるベルギーには、海の幸や森と大地の恵み、旬の味覚を味わうおいしい料理が目白押し。バケツ型の鍋ごと出てくる「ムール貝のココット」、毎年6月に解禁となるニシンの幼魚「マーチェス」、国民食とも言えるベルギー生まれのフライドポテト「フリッツ」、デザートにはもっちりふわふわの「ワッフル」など、旅をしていて食べものに困ることはありません。ベルギー人はおいしいものを食べるのが大好き！
チョコレートショップ巡り
本場ベルギーで、お気に入りの一粒を見つける
美食の国で知られるベルギーですが、なかでも、チョコレートは国民みんなに愛されている人気のスイーツ。日本でも有名なチョコレートショップといえば、ベルギー発祥が多いものです。お手頃価格で購入できるものから約１００年続く老舗、アーティスティックなチョコや世界のスパイスを取り入れた新感覚のチョコまで、町のいたるところにショップが並んでいます。少量から買えるので、いろいろ試して、お気に入りの一粒を見つけてみましょう。
古城めぐり
深い森に抱かれたアルデンヌ地方でロマンチックな古城巡りを
ベルギー南東部、ディナンとナミュールの周囲に広がるアルデンヌ地方は、古代ローマ時代から交通の要衝として栄え、中世にはいくつもの城が建てられました。大部分が深い森に覆われた緑豊かな土地です。城も庭園も当時のまま残されており、おとぎ話から抜け出したかのような外観に、うっとりしてしまいます。公共の交通手段で訪れるのは難しいので、専用車など事前に手配し、いくつもの城を回るのがおすすめです。
「世界で最も美しい広場」グラン・プラス
ブリュッセル観光はここから始まります
ブリュッセルの中心、グラン・プラス。１周するだけなら5分もかかりませんが、実は見どころが満載です！広場の真ん中に立つと、四方をぐるりとギルドハウスが取り囲み、その緻密な装飾の建物に圧倒されます。内部を見学できる市庁舎や王の家、8月中旬に催される「フラワーカーペット」は広場が花の絨毯で敷き詰められます。ブリュッセル観光のスタート地点にふさわしいグラン・プラス。まずは隅から隅まで見てみましょう。
3
ベルギーと小さな町おすすめホテル
レジデンス・ルキャンズ・グランプラス Residence Le Quinze Grand Place Brussels
スーペリア
世界で最も美しい広場「グラン・プラス」に唯一あるホテル。ブラバン公爵の館の一部で、フロントは簡素ですが、新しく改装されたお部屋はモダンでおしゃれ。中でも広場に面したお部屋からはまるで宝石箱のような「グラン・プラス」を独り占めできます。
シャトーダッソンビル Chateau d'Hassonville
デラックス
17世紀後半に建造された城館を利用した本格派古城ホテル。その敷地は広大で、深い森の中にホテルと前庭が開けています。数多くの賞を受賞しているレストランも評判が高く、大規模なカーブ（ワイン蔵）があるのも魅力的です。
ル・サングリエ・デザルデンヌ Le Sanglier Des Ardennes
スーペリア
世界一小さな町にしてベルギー有数の美食の町でもあるデュルビュイ。その中で、トップクラスのおいしさを誇るのが、このオーベルジュ。ウルト川の河畔に位置し、中世時代の城やトピアリーの庭園の景観も楽しめる優雅な宿です。
4
ベルギーと小さな町おすすめツアー
EHA21
EH077
EH107
EH059
EH156
EH007
5
ベルギーと小さな町への旅 モデルコース
［ EH155 ］
モデルコースのポイント
世界で一番小さなベルギーの町に滞在して、グルメを満喫
ベルギーのアルデンヌ地方、深い森の中にある世界一小さな町「デュルビュイ」。石畳の小道、石造りの可愛らしい家々は、まるで絵本の世界から抜け出したかのよう。人口400人という小さな町なのに、レストラン数はなんと40軒！その町でトップクラスともいわれるオーベルジュ「ル・サングリエ・デザルデンヌ」に1泊するプランです。
ベルギーの古都ナミュールでは古城ホテルに滞在
ムーズ川の真珠という呼び名も高い、美しき古都「ナミュール」は、緑豊かな静かな町です。ムーズ川の谷を見下ろす丘の上に建つのは、格式ある古城ホテル「シャトー・ドゥ・ナミュール」。4つ星のチャーミングなシャトーは、パステルカラーの優しい雰囲気のお部屋に優雅で洗練されたインテリアが魅力的です。雰囲気あるバーに、レストラン「レルミタージュ」では、本格的なディナーも楽しめます。
アルデンヌ地方古城の巡りは日本語ドライバー付きで！
アルデンヌ地方には素晴らし中世の城が点在しています。観光には車がないと不便な場所ですが、グループごとに貸切専用車、しかも日本語を話すドライバーをお付けしたのが、このプランです。18世紀に建てられたフランス式庭園が美しいアンヌヴォア白、ルイ14世紀様式のモダーヴ城、緑の谷間にひっそり佇むヴェーヴ城など、それぞれに個性溢れた魅力あるお城は必見です。
モデルコースの行程
優雅な「古城ホテル」とグルメを堪能できる「オーベルジュ」に各1泊ずつ宿泊し、ワロン地方の小さな町や村、アルデンヌの古城は日本を話すドライバーの専用車で観光します。ベルギーを堪能したい方におすすめのベストプランです。ナミュールからデュルビュイまで終日チャーターで利用できますので、いくつものお城を回れるのが魅力です。
1日目
10:00～15:00：東京発
夕刻又は夜：ブリュッセル着
到着後、ご自身でホテルへ移動をお願い致します。
【ブリュッセル泊】
【ブリュッセル泊】
2日目
午前：ブリュッセル→ナミュール
ご自身で鉄道駅、ホテルまでの移動をお願い致します。
ムーズ川の真珠と讃えられている古都ナミュールで1泊します。
ナミュールでの宿泊は丘の上にある古城ホテル・シャトー・ドゥ・ナミュールです。
【ナミュール泊】
ムーズ川の真珠と讃えられている古都ナミュールで1泊します。
ナミュールでの宿泊は丘の上にある古城ホテル・シャトー・ドゥ・ナミュールです。
【ナミュール泊】
3日目
ナミュール→アンヌヴォワ城→ディナン→フレイエル城→ヴェーブ城→セル→デュルビュイ
終日：貸切専用車、日本語ドライバーによるワロン地方の小さな町や村、アルデンヌの古城巡りにご案内します。
この日の宿泊は、デュルビュイのオーベルジュ「ル・サングリエ・デザルザンヌ」です。
【デュルビュイ泊】
この日の宿泊は、デュルビュイのオーベルジュ「ル・サングリエ・デザルザンヌ」です。
【デュルビュイ泊】
4日目
午前：バルボー→リェージュ→ブリュッセル→ブルージュ
ご自身で鉄道駅、ホテルまでの移動をお願い致します。
【ブルージュ泊】
【ブルージュ泊】
5日目
午後又は夕刻：ブルージュ→ブリュッセル
ご自身で鉄道駅、ホテルまでの移動をお願い致します。
【ブリュッセル泊】
【ブリュッセル泊】
6日目
終日：フリータイム
【ブリュッセル泊】
7日目
午前又は午後：ブリュッセル発
ご自身で空港へ移動をお願い致します。
【機中泊】
【機中泊】
8日目
08:00～13:00：東京着
6
［ EH005-TK ］
モデルコースのポイント
美しい運河の街ブルージュで中世にタイムスリップ
中世にタイムスリップしたかのような美しい運河の街ブルージュ。運河を船で周遊したり、運河沿いのレストランでグルメを楽しんだり、とくに女性に大人気の街です。名産品のレース編みの小物やブラウス、テーブルクロスなど多彩なショップも必見。繊細で美しい手仕事の品々、お土産に購入するのもおすすめです。
世界遺産のグラン・プラスが必見のブリュッセル
ブリュッセルは、ベルギーの玄関口とものなる首都。政治・経済の中心でもあり、観光客を魅了する名所にも溢れています。中心に位置する広場グラン・プラスは世界遺産にも指定された美しい広場です。尖塔のある市庁舎やさまざまなギルドハウスの建物は歴史を感じさせる華やかなものです。また忘れてはいけない小便小僧にも是非、会いに行ってみてくださいね。ビール会社のイベント時には水の代わりにビールを出すそうですよ。
アムステルダムで運河の美しい町や郊外の見どころを満喫
このコースでは人気の高い、運河の美し町アムステルダムにも滞在します。自転車が似合う、跳ね橋のある独特な風景の中をそぞろ歩きすると、美しい花々が並んだ市場があったり、焼きたてパンのいい香りに包まれたり、広場のカフェでビールを飲みながら道行く人を眺めたり・・・と楽しみ方もいろいろです。3月から5月にかけてはチューリップのシーズン。キューケンホフ公園でカラフルで華麗なチューリップが訪れる人を魅了します。
モデルコースの行程
絵本から飛び出したような中世の古い町並み、咲き乱れるチューリップの花畑、のんびりと羽を回し続ける石造りの風車。オランダ、ベルギーでは夢に見たような、憧れの美しい風景が広がります。このツアーでは列車とバスを利用しながらブリュッセル、ブルージュ、アントワープ、アムステルダムと2か国4都市を自由に周遊します。
1日目
21:30〜23:30：羽田発
【機中泊】
2日目
午前：ブリュッセル着
到着後、ご自身でホテルへ移動をお願い致します。
【ブリュッセル泊】
【ブリュッセル泊】
3日目
午前：ブリュッセル→ブルージュ
ご自身で鉄道駅、ホテルまでの移動をお願い致します。
【ブルージュ泊】
【ブルージュ泊】
4日目
午前：ブルージュ→アントワープ
ご自身で鉄道駅、ホテルまでの移動をお願い致します。
【アントワープ泊】
【アントワープ泊】
5日目
午前：アントワープ→（定期バス）アムステルダム（約3時間）
ご自身でバス乗り場、ホテルまでの移動をお願い致します。
【アムステルダム泊】
【アムステルダム泊】
6日目
終日：フリータイム
【アムステルダム泊】
7日目
夕刻：アムステルダム発
ご自身で空港へ移動をお願い致します。
【機中泊】
【機中泊】
8日目
18:30〜20:30：羽田着
