Tour Special Feature.

『ドラキュラ』を除いてはあまり日本人になじみのないルーマニア。しかし中世の面影を色濃く残す街並み、そして風光明媚な自然の景観と古くからの伝統が息づく情緒豊かな魅力あふれる国なのです。旅行先としてはまだ一般的ではありませんが、それだけに素朴さが残っています。ルーマニアへの旅行者はローカルの人々の開放的であたたかな性格に気づくことでしょう。それもそのはず。中欧世界の多くがスラブ系民族の中、唯一ラテン民族の血を受け継ぐ人々なのです。さぁ、感動とふれあいのルーマニアの旅へ出かけましょう!

CONTENTS

秘境ルーマニア特集

RECOMMENDED TOUR RECOMMENDED TOUR 1

秘境ルーマニアについて

中欧唯一のラテンの国ルーマニア
ルーマニアはブルガリア、セルビア、スロバキアなどスラブ系の国家に囲まれている中で唯一のラテン系国家で、ルーツは2世紀頃ローマ帝国に遡ります。その後、様々な民族が移り住み現在のルーマニア人やルーマニア語へ変遷していきました。また地方格差が大きく、ブカレストのように外資系ホテルやレストランが多い近代的な都市がある一方、何百年と変わらない素朴な生活を続けているマラムレシュ地方などがあるのも特徴です。地方にも足を延ばし文化・風習のグラデーションを感じてみるのもおすすめです。
スチャバ
ブカレストから車で約500km。ルーマニア北東部に位置するスチャバは交通の要所であったことから、ローマ帝国・ワラキア公国・キエフ大公国・ハンガリーと支配者が移り変わった都市です。14世紀モルドバ公国の首都として最盛期を迎え、シュテファン3世はこの地に多数の教会・修道院を建立し、ブコヴィナ地方の芸術文化が花開きました。街自体は非常にコンパクトで、街中には世界遺産の1つに認定された「聖ゲオルゲ教会」があり、こちらも必見です。
シギショアラ
ルーマニアで最も美しい旧市街を持つのがこのシギショアラ。14世紀から17世紀にかけて最盛期を迎え、15のギルドと20の手工芸工房を抱えていたと言われています。町のシンボルとなっている時計台や中世の面影残す家並みは趣があり、石畳の小道に沿って街中を歩くだけでも楽しめます。また『ドラキュラ』のモデルであったヴラド・ツェペシュはシギショアラで誕生していることから、『ドラキュラ』にちなんだ料理を味わったり、お土産を探すのも一興です。
マラムレシュ地方
ルーマニアの北西部のマラムレシュ地方は、ルーマニアの昔ながらの伝統と風景が取り残されている、まさにヨーロッパの秘境と呼ぶにふさわしいエリアです。交通のアクセスは悪く、スチャバから悪路と峠を超えて、車で4時間あまりをかけ、ようやくたどり着きます。村では馬車が行き交い、女性はスカーフと白いブラウスにしま模様の前掛け、男性は山高帽といった伝統的な衣装で装っており、まるで時代が変わってしまったような錯覚を覚えるほどです。
シナイア
「カルパチアの真珠」と称えられるシナイアは、ルーマニアの中央部、標高2000メートルのカルパチア山脈の中腹に位置しています。四季折々の風光明媚なその景観からルーマニア国王の夏の避暑地として重宝され、19世紀にはペレシュ城が建設されました。ペレシュ城はルーマニアで最も壮麗な城と言われ、現在は絵画、絨毯、武器などを展示する博物館として公開されています。首都ブカレストから列車で1時間半あまり、日帰りの行き先としては最適です。
ブラショフ
「ルーマニアのプラハ」「トランシルヴァニアのクラクフ」とも称される、ルーマニア第二の都市ブラショフ。ザクセン人が建てた歴史ある街並みには、お洒落なレストランやカフェが軒を連ね、街歩きには最適な街です。街のランドマークは「黒の教会」こと聖母マリア教会。東南ヨーロッパで最大のゴシック様式の教会で、かつての戦火により外壁が黒く焦げ、黒の教会と呼ばれるようにになりました。教会内にはルーマニア最大のパイプオルガンがあり、毎年8月から9月にかけてコンサートが開かれています。
ブカレスト
ルーマニアへの旅行者が必ず立ち寄るであろう玄関口が首都ブカレスト。人口200万人のこの都市はかつて「バルカンのプチ・パリ」と謳われた美しい街並みが残っています。特にブカレストの美しい街並みを感じさせるのは旧市街(チェントル・ベキ)。石畳の通りが入り組み、趣ある建物が両脇に並んでいるブカレストで最も活気あるエリアです。お洒落なカフェやブティック、スーベニアショップなどが軒を連ねているので観光にもピッタリ。ぜひ足を運んでみてください。
RECOMMENDED TOUR RECOMMENDED TOUR 2

秘境ルーマニアでできること

ルーマニアならではのスポットや、ルーマニアでのスペシャルな体験をご紹介します。

ブゴヴィナ地方の5つの修道院

壁一面のフレスコ画 ルーマニアの歴史を感じる見応え抜群の修道院
中世時代、ルーマニアの修道院は人々の信仰心のよりどころであり、同時に敵の侵入を防ぐための要塞としての機能を備えていました。中でも15~16世紀に建てられたブコヴィナ地方の修道院群は、その保存状態と芸術性の高さから世界遺産に指定されています。屋根の曲線と壁面の織り成す造形美や外壁にびっしり描かれたフレスコ画が圧巻です。特にモルドヴィツァ修道院は、修道院の中で最も美しいと評判で、「聖母マリアと子供のイエス」や「コンスタンチノープルの包囲」など当時の時代背景を忍ばせます。

マラムレシュ地方の木造教会

日曜日に行けば、民族衣装で装った村人たちに出会えるかも!
ルーマニアの北西部マラムレシュ地方には42の木造教会が残っており、そのうちの8つが世界遺産に指定されています。この木造教会は釘や土台となる石も使っていないという、日本の宮大工もびっくりの完全木造。これは17世紀頃、オーストリア帝国に支配されていた時代にルーマニア正教会の教会を石で造ることを禁じられた際の反発から、と言われています。200年以上も前に建てられた教会は、今も日曜日にもなると民族衣装で着飾った市民たちの憩いの場となっています。

ボディザ村の民宿に滞在

マラムレシュ地方の村人たちとのふれあいは一生の思い出になるはず!
マラムレシュ地方にはホテルはほとんどないため、村人が外国人旅行客向けに民泊を経営。中には英語もままならない地元のおばあちゃんがホストを務める民宿もあり、お互い身振り手振りのコミュニケーションでの会話です。おばあちゃんの手作りの素朴だけれど美味しいスープや肉料理などをご馳走になったり、村人たちに混じって地元の教会に行ったり、この村での民泊体験は感動のひとコマとなるでしょう。

『ドラキュラ』の舞台・ブラン城

ルーマニアNo1 世界の観光客が押し寄せる定番の観光スポット
1897年にイギリスで刊行されたブラム・ストーカーによるホラー小説『吸血鬼ドラキュラ』。そのモデルになったのがルーマニアのブラン城、そして城主の子孫であるヴラド3世でした。ヴラド3世は自身の威光を示すために行った残虐な行為から「串刺し公」と呼ばれ、読者を震え上げるには十分な存在でした。ルーマニアにとってドラキュラの威光は大きいもので、1960年代に真っ先に観光地化が始まったのがこのブラン城。そのおどろおどろしいイメージと裏腹に、お城の前にはドラキュラのお化け屋敷やお土産屋が並び、多くの観光客でにぎわっています。

国民感情を無視した「国民の館」

総工費約1500億円の故チャウシェスク大統領が威厳をかけた宮殿
首都ブカレストは、かつて「バルカンのプチ・パリ」と謳われた美しい都でしたが、チャウシェスク政権の1980年代、ソ連風の町並みに変貌しました。「ルーマニア史上最大の無駄遣い」と揶揄されている「国民の館」。この巨大な宮殿は部屋数3107室、内部装飾には大理石と純金、クリスタルのシャンデリアなどが多用され総工費は日本円にして約1500億円!厳しい生活を強いられていた国民感情を逆撫でするようなこの建造物は、結果的にチャウシェスクを退陣に追い込みました。

農業大国ルーマニアの料理

新鮮な素材を使ったルーマニアの美食を楽しもう!
農業大国でもあるルーマニアでは、新鮮な野菜や素材を活かした料理が盛んです。特にトウモロコシはEU全体の輸出量の5割を占めているほど盛んです。トウモロコシの粉に牛乳、バターを練り混んで煮た「ママリーガ」はルーマニアの主食として親しまれています。穀物の他にも豚肉もよく食べられており、ひき肉を香辛料と合わせてグリルした「ミティティ」や肉団子の入ったスープ「チョルバ」も日本人の口に合います。また実はルーマニアは世界でも有数のワイン産地で、高品質で美味しいことで知られています。
RECOMMENDED TOUR RECOMMENDED TOUR 3

ヨーロッパの秘境ルーマニア おすすめホテル

ホテル シギショアラ Hotel Sighisoara

スタンダード

駅から徒歩10分、高台を上ったシギショアラ旧市街内の絶好のロケーションにある3つ星ホテル。中世の街中に溶け込む歴史を感じさせる重厚な建物を改築しているため、内部は機能性とともに清潔感も兼ね備えています。室内にはドライヤー、インターネットサービスなど備え、ホテル内にレストランあり。

ホテルキャピトル Hotel Capitol

スタンダード

ブカレストの中心部、ヴィクトリア通りに面しており、革命広場や旧共産党本、国民の館など徒歩圏内。周辺にはミニスーパーやカフェ、レストランが多数ありますが、1階のレストランも美味しいと評判。ブカレストの拠点としてこれ以上ない3つ星ホテル。もちろん館内は清潔でドライヤー、インターネットサービスなど完備。

ボディザ村の民泊 Guesthouse in Botiza

スタンダード

ルーマニアの北西部・マラムレシュ地方を旅する際に、ぜひ泊まってほしいのがローカルの人たちが経営する民宿。民宿といってもプライベートのトイレ・シャワーつきのお部屋もあるため、ホテルと遜色はありません。しかもこの地方特有の木造住宅で、夕食はホストファミリーが腕によりをかけて手料理を振る舞ってくれます。外から聞こえるのは鳥のさえずりと川のせせらぎ、そして村人たちのおしゃべり。どこか懐かしさを覚えるひとときです。
RECOMMENDED TOUR RECOMMENDED TOUR 4

秘境ルーマニアおすすめツアー

KC555

ブカレスト1都市滞在
便利な羽田夜発!中世の街並みルーマニア☆自由気ままにブカレスト5日間<スペシャル>☆★帰国便延長 10日間まで無料で可★
5日間
103,000円〜
ツアー詳細

KC085

5つの修道院と古都シギショアラ 3つの世界遺産周遊
【羽田夜発】秘境の世界遺産 美しき5つの修道院とドラキュラの城・古都シギショアラ☆感動のルーマニア・3大世界遺産&列車の旅 9日間<朝食付き>
9日間
252,000円〜
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KC076-A

5つの修道院とマラムレシュ木造教会 ふれあいの旅
【羽田夜発】秘境の2大世界遺産とフォルクローレの里☆美しき5つの修道院&中世の村マラムレシュ☆農家の民泊も体験 感動のルーマニアの旅 9日間<朝食付き>☆★一部をのぞき専用車利用!★
9日間
489,000円〜
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KC107

世界遺産のシギショアラとブルガリア 2国周遊
美しき中世の町・世界遺産のシギショアラとブルガリア&ルーマニア 2国周遊の旅☆5つ星エアライン カタール航空利用 8日間<朝食付き>
8日間
217,000円〜
ツアー詳細

KC019

シギショアラとバラの谷 ルーマニア&ブルガリア
【羽田夜発】絶景の世界遺産・中世の町シギショアラとバラの谷・古都ヴェリコ・タルノボ 列車の旅☆美しきルーマニア・ブルガリア2国周遊 9日間<朝食付き>
9日間
245,000円〜
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KC918

ヨーロッパの秘境・北部ルーマニア紀行
【プライベートツアー】ヨーロッパの秘境ルーマニアの小さな村へ☆トランシルヴァニア地方の民族衣装の人々と出会いを求めて・・・専用車で旅する9日間
9日間
446,000円〜
ツアー詳細
RECOMMENDED TOUR RECOMMENDED TOUR 5

秘境ルーマニアへの旅 モデルコース

[ KC153 ]

モデルコースのポイント

ルーマニアの秘境5つの修道院へ

15~16世紀、かつてのモルドバ公国のブコヴィナ地方に花開いたルーマニアの中世文化の結晶といわれる修道院群。その中で保存状態のいい5つの修道院のうち4つは世界遺産に指定されています。屋根の曲線と壁面の織り成す造形美や外壁にびっしり描かれたフレスコ画が圧巻です。5つの修道院を結ぶサークルは200kmにも及び点在しているため、それぞれの移動は15分から45分かかり、自力での観光は大変です。そこで、このコースでは専用車をご用意し、5つの修道院を効率よく観光できるように設定しました。ルーマニアの田舎を走るだけでのどかな自然を満喫でき、地元の心優しい人々との触れ合いがあったりして、楽しみも盛りだくさんです。

心優しい村人に囲まれて、素朴な村に民泊体験!

ボディザ村は自然豊かなルーマニアの田舎の小さな村です。このコースでは、なんとこの村にある民家に1泊。ルーマニアの伝統的な田舎らしい木造の家には、その地にふさわしく優しいおばあちゃんと家族が住んでいます。女の人は髪にスカーフを巻き、男性は黒い山高帽をかぶって、皆民族衣装に身を包んでいます。ルーマニア語しか通じないとはいえ、身振り手振りで十分心は通じ合い、おばあちゃんの手作りの素朴だけれど美味しいスープや肉料理などをご馳走になったり、村人たちに混じって地元の教会に行ったり、楽しいひとときを過ごします。現地の人々との交流ができるこの村での民泊体験は、感動の旅のひとコマをつくってくれるはずです。

世界遺産の中世都市シギショアラへ

首都ブカレストから北西へ300kmあまり、トランシルヴァニア地方の中心で歴史の古い町シギショアラ。ルーマニアで最も美しいといわれる中世の町並みは、素朴な魅力にあふれています。14世紀に建てられた町のシンボルとなっている時計台をはじめ、15世紀から16世紀にかけて高台に建てられた旧市街は城壁に囲まれた城塞都市で、旅人を魅了してやまない趣があります。石畳の小道に沿って町中をそぞろ歩きは楽しいです。またドラキュラの生家といわれる建物が今はレストランになっている「ヴラド・ドラクルの家」などもあって、ドラキュラにちなんだ料理を味わうこともでき、楽しい体験となるはずです。

モデルコースの行程

ルーマニアの中世文化の結晶と呼ばれる5つの修道院はのどかな自然の中に点在する見事な修道院群で、壁面に描かれたフレスコ画が圧巻です。またマラムレシュ地方には、釘を1本も使わないという木造の教会や修道院の存在に驚きます。ボディザ村では民家に1泊、民族衣装を着た素朴で親切な村人たちとの交流が楽しみです。また、世界遺産のことシギショアラも訪問します。まさに感動&ふれあいのルーマニアの旅となることでしょう。

1日目

20:00〜23:45:東京発→(乗継ぎ)→

【機中泊】

2日目

昼:ブカレスト着

到着後、現地ドライバーの出迎えを受けてホテルへお送りいたします。
【ブカレスト泊】

3日目

現地ドライバーがホテルより鉄道駅へ送迎いたします。
午前:ブカレスト→(1等列車)
午後:→スチャバ

到着後、現地ドライバーの出迎えを受けてホテルへお送りいたします。
【スチャバ泊】

4日目

現地ドライバーが専用車にてご案内します。
終日:ブゴビィナ地方の5つの修道院観光(スチェヴィツァ修道院、モルドヴィツァ修道院、フモール修道院、アルポーレ修道院、ヴォロネッツ修道院)

フレスコ画の美しい5つの修道院は丘陵や森林の続く緑の中にあります。スチェヴィツァ修道院を除き、世界遺産に指定されています。地方ならではの素朴な人情にもふれられ、ルーマニアのハイライトの1つです。
【スチャバ泊】

5日目

現地ドライバーが専用車にてご案内します。
午前:スチャバ→プリシュロップ峠→ボディザ村

スチャバより、山越えの道を通り、マラムレシュ地方に入ります。マラムレシュ地方でも最も伝統的な風俗や社会が残っているボディザ村の民宿に1泊します。
夜:民宿にてルーマニア家庭料理の夕食をご賞味下さい。
【ボディザ村泊】

6日目

出発までマラムレシュ地方の木造教会群を観光(イエウドの木造教会、ロザヴリャの木造教会、ブルサナ教会、サプンツァの陽気な墓)

ウクライナとの国境近くにあるマラムレシュ地方はフォルクローレの里。谷奥に入ると、中世そのままの村落が残っています。またサプンツァ村には世界中に知られる「陽気な墓」があります。
現地ドライバーが専用車にてご案内します。
午後:マラムレシュ地方→バイア・マーレ
【バイア・マーレ泊】

7日目

ご自身で鉄道駅へ移動をお願い致します。
朝:バイア・マーレ→(1等指定)→シギショアラ
到着後、ご自身でホテルへ移動をお願い致します。

フリータイム
世界遺産のシギショアラは中世の面影を色濃く残した町並みが魅力的です。
【シギショアラ泊】

8日目

出発までフリータイム

ご自身で鉄道駅へ移動をお願い致します。
夕刻:シギショアラ→(1等指定)→
夜:ブカレスト
到着後、ご自身でホテルへ移動をお願い致します。

【ブカレスト泊】

9日目

出発までフリータイム
ご自身で空港へ移動をお願い致します。
午後:ブカレスト→(乗継ぎ)→

【機中泊】

10日目

16:30〜19:30:東京着

RECOMMENDED TOUR RECOMMENDED TOUR 6

[ KC151 ]

モデルコースのポイント

世界遺産の中世都市シギショアラへ

首都ブカレストから北西へ300kmあまり、トランシルヴァニア地方の中心で歴史の古い町シギショアラ。ルーマニアで最も美しいといわれる中世の町並みは、素朴な魅力にあふれています。14世紀に建てられた町のシンボルとなっている時計台をはじめ、15世紀から16世紀にかけて高台に建てられた旧市街は城壁に囲まれた城塞都市で、旅人を魅了してやまない趣があります。石畳の小道に沿って町中をそぞろ歩きは楽しいです。またドラキュラの生家といわれる建物が今はレストランになっている「ヴラド・ドラクルの家」などもあって、ドラキュラにちなんだ料理を味わうこともでき、楽しい体験となるはずです。

ブカレスト最大の見どころは超巨大な宮殿「国民の館」!!

ルーマニアの首都ブカレストは、かつて「バルカンのプチ・パリ」と呼ばれるほどの美しい街でした。それが共産党時代にソ連風の町並みに変貌し、今ではパリに模して作られた凱旋門などの一部の建造物を除いてはパリの雰囲気は姿を消してしまったのです。だだっ広い道路に巨大な建築物こそブカレストのイメージとなっています。なかでも最大の見どころは「国民の館」。故チャウシェスク大統領が建造したこの巨大な宮殿は部屋数3107室。内部装飾には大理石と純金、クリスタルのシャンデリアなどが多用された絢爛豪華な宮殿なのです。総工費は日本円にして約1500億円というから驚きです。ガイド付きの宮殿内部見学ツアーに参加してみては?

四季があり日本の気候にもよく似た、陽気で明るい人々との交流も楽しい中世と現代が見事に融合した国・ルーマニア

ルーマニアは数々の世界遺産と、美しい自然に囲まれた、中世の面影を色濃く残す町並みが訪れた観光客を魅了する情緒豊かな国です。ルーマニアを旅して気がつくことは彼らの開放的であたたかな国民性です。それもそのはず。中欧世界の多くがスラブ系民族の中、唯一ラテン民族の血を受け継ぐ人々なのです。また、ルーマニア料理は日本人の味覚にもピッタリ合うと言われ、お値段もとてもお手頃。陽気で親しみやすい彼らと共に、新鮮な肉、野菜をふんだんに使った料理をフランスワインにも負けない味と人気のルーマニアワインと合わせてお楽しみください。

モデルコースの行程

ルーマニアの魅力は、美しい自然に囲まれた中世の雰囲気がそのまま現代に残る情緒豊かな情景です。世界遺産の町・シギショアラや古都・ブラショフではのんびりと徒歩観光をお楽しみください。目的地によってはバスやタクシーを使う必要が出てきますので事前にお問い合わせください。移動の際に利用する列車の車窓からの景色も変化に富んで決して飽きさせません。ブカレスト→ブラショフ(3~4時間)、ブラショフ→シギショアラ(約2時間)、シギショアラ→ブカレスト(4~5時間)間を快適な1等列車で移動します。到着日初日には空港~ホテル間の送迎がついているので安心です。自由気ままな旅を心ゆくまでお楽しみください。

1日目

22:00〜23:45:東京発→(乗継ぎ)→

【機中泊】

2日目

昼:ブカレスト着

到着後、現地ドライバーの出迎えを受けてホテルへお送りいたします。
【ブカレスト泊】

3日目

ご自身で鉄道駅へ移動をお願い致します。
午前:ブカレスト→(1等指定)ブラショフ

到着後、ご自身でホテルへ移動をお願い致します。
フリータイム
【ブラショフ泊】

4日目

終日:フリータイム

【ブラショフ泊】

5日目

ご自身で鉄道駅へ移動をお願い致します。
午前:ブラショフ→(1等指定)シギショアラ

到着後、ご自身でホテルへ移動をお願い致します。
フリータイム
世界遺産のシギショアラは中世の面影を色濃く残した町並みが魅力的です。
【シギショアラ泊】

6日目

出発までフリータイム
ご自身で鉄道駅へ移動をお願い致します。
夕刻:シギショアラ→(1等指定)
夜:→ブカレスト

到着後、ご自身でホテルへ移動をお願い致します。
【ブカレスト泊】

7日目

出発までフリータイム
ご自身で空港へ移動をお願い致します。
午後:ブカレスト→(乗継ぎ)→

【機中泊】

8日目

16:30〜19:30:東京着

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