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世界85カ国を周遊した旅のプロが選ぶ世界のベスト20 その①

ウユニ塩湖/湖面に逆さのボクが映る
ジャンプして歓迎してくれるマサイ族の男たち。

ジャンプして歓迎してくれるマサイ族の男たち。

26歳のときに初めて日本から船出して以来、30余年で85ヵ国に旅してきました。行ったことがある国の数を増やそうとしていたわけでもないのに、いろいろ行ったものだと思います。
若い頃はバックパッカーでひとりで歩き回る旅を楽しんでいました。中年になってからはガイドさんに案内してもらうことが多くなりました。その中で自分なりに良かった所20箇所をご紹介していきます。
(その①では5箇所をご紹介、その②~その④で5箇所ずつ、残り15箇所をご紹介します。)

ホントに「桃源郷」が有った!パキスタン最北端フンザ

カリマバード付近からみたラカポシ峰(7788m)

カリマバード付近からみたラカポシ峰(7788m)

今までで一番、という旅先にパキスタンを選ぶ人は少ないと思いますが、最北端で中国・アフガニスタン・インド国境に囲まれたフンザは今はパキスタンでも、他のパキスタンとはまるで別の世界。筆者が三十数年前に訪れたその地はまさしく「桃源郷」でした。
中国最西端のカシュガルから海抜5000mに迫るクンジェラブ峠を越えて行ったのですが、その山中の道が前夜の大雨で流されていて、乗り合いバスの狭い座席で凍えながら1泊した後、やっとの思いでフンザに辿り着いたため、天国に着いた思いでした。

フンザ川の対岸から美しいフンザ谷とウルタル山を仰ぐ

フンザ川の対岸から美しいフンザ谷とウルタル山を仰ぐ

標高約2,500mのフンザからはいくつもの7,000m級の高山を仰ぎ見られ、春には杏の花が谷を埋める素晴らしい景観の地。「ここには邪悪なものが何も無い」と思わせるような、清廉で朴訥な村人たちと過ごすことができ、わずかな代金で杏やメロンが食べ放題。この世に本当に「桃源郷」が有った!と思えました。それに、辛い物が苦手な筆者には他のパキスタンと違い食べ物が全く辛くない、というのも天国でした。

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初めてのサファリならココ。ケニアのマサイマラ保護区

マサイマラ動物保護区のサファリでチーターに会えました

マサイマラ動物保護区のサファリでチーターに会えました

子供から年配の方まで、家族旅行でも一人旅でもカップルでも、誰でも、どんな旅の形でも必ず楽しめます!と、自信を持ってお勧めできるのがケニア・マサイマラ動物保護区でのサファリです。動物好きな人はもちろん、そうでない人でもきっと満足感に浸りきれること、まちがいなしです。

狩りのあと獲物にむしゃぶりつくマサイマラのライオンたち

狩りのあと獲物にむしゃぶりつくマサイマラのライオンたち

アフリカでサファリができる所はたくさんありますが、マサイマラは野生動物の種類も個体数も他より多く、高確率でたくさんの動物たちに出会うことができるのです。
1日2回のサファリを何日繰り返しても新しい発見があり、飽きることもないでしょう。ガイドの説明を聞き、目が慣れていくに従ってオス・メスの判別など、動物たちの生態がよく見えてきます。初めは動物にしか向かなかった注意が野鳥や植物たちにも行くようになり、また違った良さを楽しめるのです。

国ごとテーマパークみたいなスイス。アルプスの観光地

グリンデルワルト中心街(ホテルクロイツ&ポスト前)

グリンデルワルト中心街(ホテルクロイツ&ポスト前)

筆者がスイス・アルプスを訪れた動機はひとえに、ヨーロッパ最高地点の鉄道駅であるユングフラウヨッホにまで行きたい、という思いからでした。しかし実際にその目的駅から山上に出ると、眼前までアレッチ氷河が広がり、その壮観に思わず目を奪われました。そして途中のグリンデルワルトからの山々の雄姿や村の建物が創り出す景色の美しいこと!
もちろん、その登山列車は存分に楽しみましたが、それ以上に筆者にはアルプスの魅力が焼き付きました。

ツェルマットから登山電車でマッターホルンが見える駅へ

ツェルマットから登山電車でマッターホルンが見える駅へ

スイスの山岳リゾートの中でグリンデルワルトに並んで人気の高いのがツェルマットです。ここではスイスでも人気抜群のゴルナーグラート展望台(3089m)に、アプト式の登山列車で登っていきましょう。ゴルナーグラートからは三角錐の形のスイスのシンボル、名峰マッターホルンやモンテローザ峰、そしてゴルナー氷河の迫力満点の絶景を存分に楽しめるでしょう。

カナディアンロッキーはスイスを50個ほど集めた所

絶景中の絶景、モレイン湖とテンピークスの山々

絶景中の絶景、モレイン湖とテンピークスの山々

マッターホルンを初めて登頂した人物が「スイスを50個ほど集めた所」と称したカナディアンロッキー。雄大な山々と、神秘的な色をたたえる湖の数々や氷河、滝、渓谷などが魅力の、世界でも指折りの絶景スポットです。ここでは、コロンビア大氷原から流れ出る氷河の上を雪上車で行き、その上に降り立って遊ぶこともできるなど、大自然を堪能する観光が可能なのです。
筆者は運良くグリズリー(ハイイログマ)にも会えました。
観光の後の食事にはアルバータ牛の素晴らしいステーキをお試しください。

ロッキー・マウンテニア鉄道とカナディアンロッキー

ロッキー・マウンテニア鉄道とカナディアンロッキー

筆者は鉄道マニアの端くれなので、バンクーバーから列車(ロッキー・マウンテニア鉄道)でカナディアンロッキー(バンフまで)を目指しましたが、鉄道ファンでなくても列車利用をお勧めします。雄大で美しい山々が徐々に見え近づいてくるので、ロッキーに向かっていると実感出来る旅を楽しめるからです。

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ウユニ塩湖だけでなくボリビアは首都ラパスも楽しい

上下対称のグラデーションが美しいウユニ塩湖

上下対称のグラデーションが美しいウユニ塩湖

鏡のような湖面が美しく有名になったウユニ塩湖は水面に映る夕日がきれい。太陽が沈んだ直後、空と雲が赤・青・ピンク・紫、色とりどりのグラデーションに染められます。湖面が鏡のような時には、そのグラデーションが水平線を境に対称に広がり、万華鏡を思わせる縞模様を織り成します。
夜、塩湖が漆黒の闇になると、満天に無数の星たちが現れ、天の川が空の端から端まで流れているのが、はっきりくっきり見られ、それが足元の鏡の湖面にまで映り広がるのです。

ロープウェイと標高差が大きなラパスの街並み

ロープウェイと標高差が大きなラパスの街並み

ボリビアのラパスは世界一標高が高い首都です。この町はすり鉢のような地形なので、周辺の高い位置から町の全景を見渡せます。
しかしすり鉢状ということは、それだけ坂が多いということ。ラパスは街じゅうどこへ行くのも急な坂道な上、空気も薄いし息が切れます。しかしそれを差し引いても、露店が多く街歩きが楽しい所なのです。
ラパスの新しい都市交通として、都市型としてはこれまた世界最高所のロープウェイが運行しています。縦横自在に移動ができ観光客にも便利です。

 

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