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目にした瞬間に鳥肌がたち、生涯忘れられないと思った景色に出会ったことはありますか?海外旅行に魅了され40か国を訪れた今、私はハイキング、星空やオーロラ、海沿いの街散歩など、ゆっくり流れる空気感や四季、自然を感じられる旅が好きなことを知りました。思い返すと、私にその魅力を教えてくれたのはカナダでした。春はバンクーバーの桜で一味違うお花見を、夏はナイアガラの滝に圧倒され、メープルが彩る秋を堪能、そして澄んだ空気とホットチョコレートで過ごす冬。そんな四季折々の魅力たっぷりなカナダを今回はご紹介します。
カナディアンロッキー(アルバータ州)
カナディアンロッキーは2つの州にまたがり、4つの国立公園と3つの州立公園を合わせた計7つの自然公園から形成されている世界自然遺産です。公園の中には一度目にしたら忘れられない雄大な自然の絶景が広がっています。
その中でも「レイク・ルイーズ」の不思議なエメラルドグリーン色の湖はカナディアンロッキーで最も美しいと言われています。見る場所や季節、時間によっても湖の色が変わるのが特徴です。また、白い雪と青、そして湖の青色のコントラストが美しいモレイン湖や西洋のお城に似ていることから名付けられた「キャッスルマウンテン」、そしてロッキー観光のハイライト「コロンビア大氷原」など見どころ満載。景色を堪能した後は、カヌーやハイキングなどアクティビティを体験するのもカナディアンロッキーの楽しみ方のひとつです。
エリア | アルバータ州 |
観光拠点 | キャンモア、バンフ、ジャスパー、レイクルイーズ村 ※カナディアンロッキーは国立公園として保護されているので、公園外の最寄りの町からアクセスすることになります。 |
アクセス | カルガリー空港から車でカナディアンロッキー最大の町バンフまで約1時間半 |
HP | http://www.canadianrockies.net/ |
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ナイアガラの滝(トロント)
ナイアガラの滝はカナダとアメリカの国境を流れる世界三大瀑布のひとつで、カナダ滝、アメリカ滝、ブライダルベール滝の3つから形成されています。観光の王道、カナダ側では滝のすぐ側まで行く遊覧船アトラクション「ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ」では滝の水しぶきと強風に圧倒されること間違いありません。夏の晴れた日に浴びる水しぶきは最高です。
滝を裏側から見る「ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ」、そしてカナダ滝真横にあるビューポイント「テーブルロック」など見どころが盛りだくさん。また、ナイアガラの名物といえばアイスワイン。ナイアガラの滝から少し足を延ばしてナイアガラ・ワインルートを訪れるのもおもしろいです。
エリア | オンタリオ州(カナダ)+ニューヨーク州(アメリカ) |
住所 | Niagara Falls, NY 14303 アメリカ合衆国 |
電話番号 | +17162868579 |
アクセス | バス:トロント市街からナイアガラの滝の停留所まで約2時間→ナイアガラの滝の停留所からタクシーで約6分 鉄道:トロントのユニオン駅からナイアガラ・フォールズ駅まで約1時間→ナイアガラ・フォールズ駅からタクシーで約6分 |
HP | https://www.nps.gov/places/niagara-falls-national-heritage-area.htm |
メープル街道(ケベック州&オンタリオ州)
カナダの代名詞、メープルを一番美しく見られるのが秋。メープル街道とは紅葉の名所が点在する、オンタリオからケベック州にまたがる全長800kmの落葉樹林一帯の名称です。別名「ヘリテージ・ハイウェイ」と呼ばれカナダ開拓の歴史に深い関わりのあるルートでもあります。都市部と高原などのエリアではピーク時期も異なるので行きたいエリアにあわせて行程や日数を決めるのがおすすめです。
モントリオール北部に広がる高原地帯「ロレンシャン高原」ではモン・トランブランでゴンドラに乗り、あたり一面の紅葉を堪能できます。また、「イースタン・タウンシップス」では湖や教会と紅葉色に染まる木々のまるで絵画のような風景が見られます。
エリア | ケベック州&オンタリオ州 |
主要都市 | ケベック、モントリオール、モンテベロ、オタワ、サウザンドアイランズ、シャルルボワ地方、イースタン・タウンシップス |
ノートルダム大聖堂(モントリオール)
モントリオールはカナダ第二の都市、そしてパリに次いで2番目に大きいフランス語圏です。そしてモントリオール最大の見どころがノートルダム大聖堂です。モントリオール出身のセリーヌ・ディオンが結婚式を挙げたことでも知られています。
1829年に建てられたネオ・ゴシック様式の建物で、聖堂に入るとまず目を奪われるのがブルーのライトに照らされた黄金に輝く祭壇。また、7000本のパイプオルガンや大聖堂100周年を記念して取り付けられたステンドグラスは必見です。週末にはミサでパイプオルガンの演奏があり、夏季にはコンサートも開催されています。
エリア | モントリオール |
住所 | 110 Rue Notre Dame O, Montréal, QC H2Y 1T1 カナダ |
電話番号 | +15148422925 |
営業時間 | 月~金曜日 8:00~16:30 土曜日 8:00~16:00 日曜日 12:30~16:00 |
入場料 | 大人5$ 子供4$ |
休業日 | 基本なし、特別行事のある日は休みになる場合がある |
アクセス | (地下鉄) プラスダルム駅から徒歩5分 |
HP | https://www.basiliquenotredame.ca/en |
ケベック・シティ
ユネスコの世界文化遺産に登録されているカナダのフランス語圏「ケベック・シティ」。旧市街は石畳の小道や石造りの建物が連なり、ヨーロッパの都市のような美しい街並みが続きます。旧市街はアッパータウン、ロウア―タウンに分かれ、それぞれのエリアは所要時間約3時間で観光できます。アッパータウンには、ケベック・シティの象徴ともいえる「フェアモント・ル・シャトー・フロントナック」がそびえたちます。
また、北米唯一の城塞都市であり、「シタデル」はイギリス統治下時に建設されたカナダで最大の要塞です。フランスの家庭料理にルーツを持ち素朴な味わいのケベック料理もぜひ堪能したいところです。
エリア | ケベック |
住所 | 1 Côte de la Citadelle, Québec, QC G1R 3R2 カナダ |
電話番号 | +14186942815 |
営業時間 | 5月~10月 午前9時~午後5時 11月~4月 午前10時~午後4時 |
料金 | 大人$16 シニア、学生$14 11-17歳$6 10歳以下無料 |
HP | http://www.lacitadelle.qc.ca/fr/ |
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キャピラノつり橋(バンクーバー)
年間80万人もの観光客が訪れる「キャピラノ渓谷」は、バンクーバー最古の観光スポットです。8千年以上も前から先住民が暮らす歴史深い場所で、森林浴や絶景を楽しめるのが魅力。そんなキャピラノ渓谷には、歩行用として世界最長を誇る全長137mの「キャピラノ吊り橋」があります。
1889年の建設当時は板と麻のロープで作られた簡易的な橋でしたが、現在はワイヤースチールで補強され、一度に1300人が乗っても耐えられるほど強力な橋となっています。敷地内には、木々の間を歩く「ツリートップ・アドベンチャー」や崖っぷちに備えられた「クリフウォーク」、先住民の芸術作品として有名なトーテム・ポールの展示など魅力あふれるアトラクションが目白押しです。
エリア | バンクーバー |
住所 | 3735 Capilano Rd, North Vancouver, BC V7R 4J1 カナダ |
電話番号 | +16049857474 |
営業時間 | 月や状況で変化するので、行く際は事前にチェックしましょう |
料金 | 大人(17歳から64歳) 54.95$ シニア(65歳以上) 49.95$ 学生(17歳以上※) 41.95$ ユース(13歳から16歳) 29.95$ 子供(6歳から12歳) 18.95$ 幼児(6歳以下) 無料 |
アクセス | 無料シャトルバスがおすすめ。バス停のカナダプレイスから25分 |
HP | https://www.capbridge.com/ |
プリンス・エドワード島
島の名前は知らなくても、誰もが聞いたことがある小説「赤毛のアン」の舞台、それがプリンス・エドワード島です。島ならではの赤土の海岸線と青空、そこに広がるのどかな風景はまさに物語のイメージそのものです。
赤毛のアンゆかりの地を巡るのであれば、キャベンディッシュへ行きましょう。グリーン・ゲイブルズ(赤毛のアンの家)や恋人の小径、作者ルーシー・モード・モンゴメリの生家や、物語で描写された場所が点在しています。プリンス・エドワード島を訪れたらロブスターやムール貝などのシーフードグルメや赤毛のアングッズやキルト製品などかわいらしいおみやげショッピングも楽しみたいですね。
エリア | プリンスエドワードアイランド州 |
住所 | Prince Edward Island |
アクセス | リンスエドワード島内にシャーロットタウンという空港があります。 羽田発:トロント乗り継ぎ、シャーロットタウン 成田発:モントリオールで乗り継ぎ、シャーロットタウン |
HP | https://www.tourismpei.com/ja |
アイスキャッスル(エドモントン)
カナダの冬は寒い!というイメージがありますが、だからこそ開催でき、楽しめる冬限定のイベントがあります。それがエドモントンの「アイスキャッスル」。人工的に水を流し続けることで氷のアートを作っています。
百聞は一見に如かず!ということで写真を見て頂ければわかる通り、氷が輝く素敵な世界が広がります。夜はライトアップもされています。また、氷の滑り台もあり、お子さま連れはもちろん大人まで楽しめるスポットです。フォトジェニックな風景に一瞬寒さを忘れてしまいそうですが、防寒対策はしっかりと忘れずにしましょう。(2020年の情報です。イベント最新情報を必ずご確認ください。)
エリア | エドモントン |
住所 | 9330 Groat Rd NW, Edmonton, AB T6G 2B3 |
アクセス | アルバータ大学より徒歩30分、車で12分 |
開催期間 | 1月4日〜3月10日(2019年時点) |
チケット代 | 平日(月曜日〜木曜日) 12歳以上 13.95$(当日その場で買う場合は17$) 4~11歳 10.95$(当日その場で買う場合は12$) 休日(金曜日〜日曜日) 12歳以上 17.95$(当日その場で買う場合は20$) 4~11歳 12.95$(当日その場で買う場合は15$) ※当日にその場で買う場合は、確実に入場できるとは限りません 備考:開催期間など、イベント情報は毎年同じとは限らないので、必ず事前にチェックしましょう |
ペギーズ・コーブ(ノバ・スコシア州)
ペギーズ・コーブはカナダ東部、ハリファックスの郊外にある小さな漁村です。むき出しの岩にそびえたつ灯台の風景が印象的で、映画「ハナミズキ」の舞台としても知られています。灯台の1階が郵便局になっていて、ここから出す郵便物には灯台マークの消印が押されます。
天候が荒れやすいエリアなので、事前の天気予報チェックはお忘れなく!このペギーズ・コーブやユネスコの世界文化遺産に登録されているルーネンバーグなどの大西洋海岸を走るドライブコースはライトハウス・ルートとして知られており、知る人ぞ知るカナダの穴場スポットです。
エリア | ノバ・スコシア州 |
住所(灯台) | Peggys Point Rd, Peggys Cove, NS B3Z 3S1 カナダ |
電話番号(灯台) | +16139930999 |
HP | https://www.nslps.com/ |
ケープ・ブレトン島
カナダ東部、ノバ・スコシア州北部にあるケープ・ブレトン島は未開発の豊かな自然が残る美しい島です。また、アイルランドやスコットランドからの移民が多いため、ケルト文化が色濃く残ります。
エリア | ノバスコシア州 |
北米で最も美しいドライブコースとして有名な「カボット・トレイル」は1周約300kmの海岸線と山道を走るコースです。四季折々の風景を感じることができますが、特に紅葉に染まった山々は必見です。ドライブコースはカーブも多く起伏も激しくなっています。1日で回るのは難しいので、コース沿いに宿を取り数日かけて雄大な景色を楽しみつつ、安全運転第一でドライブを楽しみましょう。
住所 | 18283 Cabot Trail Rd, Petit Étang, NS B0E 2M0 カナダ |
電話番号 | +19024255781 |
HP | https://www.cabottrail.travel/ |
まとめ
いかがだったでしょうか?今回ご紹介した1つ1つの場所は、行けば自然の魅力を感じられるようなところばかりです。自然が好きという旅好きの方は是非訪れてみて下さい。きっと忘れらない思い出になりますよ。
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