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旅にはトラブルやハプニングがつきものですが、事前に知って準備しておけば防げることもあります!とナナメウエカラ言っていますが、実は私も海外に行くたびに、何かやらかしております・・・。みなさまの旅の準備の参考になればと、旅先でやってしまった失敗談をここで披露させていただきます。私の失敗談を参考に、ぜひ素敵な旅にしてくださいね!
バンコクの駅で声をかけられて・・・
学生時代、友達と二人でバンコクからマレーシアまで国際列車で南下し、シンガポールまで行こう!と壮大な?計画をたて、航空券だけ購入して旅に出ました。バンコクの中央駅で国際列車のチケットを購入しようと長蛇の列に並んでいると、知らないおじさんに声をかけられます。「列車のチケットは満席で多分購入できない。長距離バスを案内してあげるよ。」と。ノコノコとついていく私たち。
なんとこのバス、最終目的地まで一直線ではなく、途中、途中で降ろされて乗り換えが何度もありました。しかも、乗り換える度に乗客は減っていき、大型バスから、乗り合いの小さなバス、最後はセダンくらいの乗用車だったように記憶しています・・・。本当に私たちはマレーシアまで辿り着けるのか、不安でたまりませんでした。今、思えば、国際列車のチケットが売り切れ、というのは嘘だったのでしょう。なんとか目的地までたどり着けましたが、なんとも心細い経験をしました。行き当たりばったり旅もおもしろいものですが、国際列車などは事前手配が必須ですね!
グランドケイマンで路頭に迷う
グランドケイマンという島をご存知でしょうか?カリブ海に浮かぶリゾートです。島の北部にラムポイントというとっておきのビーチがあるとの情報を得て、さっそく行ってみることにしました。中心部からタクシーで約1時間ほどかかり、かなりの費用です。「往復だと少し安くしてあげるよ」という、タクシー運転手の心優しいアドバイスがあるも、待機料もかかるしな・・・行けば帰りはなんとかなるだろう、と思い笑顔で「ノーサンキュー」です。
2時間ほどビーチを楽しんだあと・・・周辺にタクシーは全く見当たりません。もちろん、Uberタクシーなんて便利なものもありません。近くのレストランの従業員にタクシーを呼んでくれ、と泣きつきますが、「こんなところまで来ないよ」と・・・。途方に暮れていると、しばらくして心優しいスタッフが携帯の翻訳機能を駆使しながら話しかけてくれました。、タクシーが拾える町まで、友人のトラックに載せてもらうようにしたよ!とのこと。なんとか無事にホテルまで戻れたのでした。電車やバスなどの交通網が整っていないところでは、事前に車をチャーターしておくのが安心ですね!
パタゴニアの絶景で電池切れ・・・
お次は、ハネムーンでの失敗談です。旅先は地球の裏側、アルゼンチンを選びました。目的は、世界の果てといわれる町ウシュアイアでスタンプを押すことと、絶景「ペリトモレノ氷河」を見に行くことです。「ペリトモレノ氷河」では、氷河の上を歩くトレッキングも体験しました。
氷の上を吹きつける冷たい強風に耐えながら、足元の氷河の裂け目には、吸い込まれそうなブルーの世界が広がっています。「あ!写真を撮らねば」と思ってカメラを手にしますが、なかなか電源が入りません。充電ランプは赤い点滅・・・もはや、カメラの命はここまでか・・・。思うような絶景写真がとれず、ホントに悔しい思いをしました(涙)。極寒地での写真撮影には、タオルにくるんで温かくしてあげた予備電池を忘れずに!準備不足が招いた失敗です。
シドニーのタクシーで大惨事
シドニーでは、到着した空港からホテルまで移動する際に事件が発生しました。娘が2歳になる前に子連れ旅行したときの事です。空港から市内まではタクシーで約30分ほどの距離。そのころ車酔いをするようになっていた娘に一抹の不安はありましたが、窓をあけ、歌を歌い、はげまし・・・となんとかやり過ごしておりました。
車内ではグーグルマップでホテルまでの時間と距離を何度も確認し、よしやりすごした!とホテルの前の道路に到着した途端、娘は嘔吐してしまったのです・・・タクシーの中で。「オーマイガー・・・」と運転手さん。そりゃそうですよね。タクシー代プラス50ドルを握らせ、お詫びし・・・なんとかその場は収まりました。それからは、海外で車に乗るときは、大判サイズのタオル、ビニール袋、ウェットティッシュと重装備となっている我が家です。もしくは極力、セルフドライブか電車、飛行機を使った移動にしています。
タイであわや帰国便に乗り遅れ?!
帰国便にあわや乗り遅れ?!という事態もありました。タイに子連れで旅行したときのこと、1歳、4歳を連れての旅だったので、日程はかなりゆったりめに、飛行機移動の日も念には念を入れて行動しておりました。帰国の日、バンコク発のフライトは17:00。12:00にホテルをチェックアウトして、ランチを食べて、13:00頃市内を出れば余裕余裕、と思ってチェックアウトしているとき、ふと航空券(Eticket)を確認してみると、15:00発のフライトではありませんか?!
何かの間違い?!心臓がバクバクしてきております。何度みても15:00発。慌ててホテルスタッフにタクシーを呼んでもらい、家族でタクシーに飛び乗りました。バンコク市内から空港までは約1時間。渋滞すれば2時間・・・。娘よ、車酔いだけは勘弁してー、と祈るような気持ちで空港まで向かい、運転手の努力の甲斐もありなんとかフライトに間に合いました。なぜ、間違っていたのか・・・携帯に入れているスケジュール管理アプリがメールと連動していて、フライトスケジュールを自動的に反映してくれていたのです。が、なんと時差は考慮されていなかったのです!そのため、2時間勘違いしてスケジューリングしていたのでした。デジタルだけを信じてはいけません・・・。
船酔い後のビールは・・・
最後は、お酒で失敗した経験です。ガラパゴス諸島で大型船クルーズに参加していた時のこと、チェックイン後にお部屋に案内されて、かがみこんでスーツケースの荷ほどきをしていたのですが、船のゆら~りゆら~りとした揺れで、気持ち悪くなってきました。これは、船酔いの一歩手前だ!と思い、酔い止めを飲みしばらくベッドで横になっていました。
薬も効いてきて気分も良くなったころ、待ちに待った夕食の時間、さすが豪華クルーズ船、世界中からお客様が集まってきていますので、コックの腕も一流です。美味しそうなお料理がずらりと並びます。もちろん、まずはビールで乾杯!です。すると、食事が終わるころは眼も開けていられないほどの眠気が襲ってきたのです。なんだこれはー・・・とぼんやりしてきて、意識も朦朧として部屋に戻りました。酔い止め薬を飲んでいたので、お酒の回りがとても早かったのです・・・。いくら船旅で浮かれた気分になっても、薬とお酒の併用はダメですね!