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いつかは絶対に子供を連れて行きたい場所、それはアフリカのサバンナ!日本の動物園で見かけるそれとは全く違う躍動感、筋肉の美しさだったり、サバンナに横たわる屍だったり、360度広がる草原だったり、圧倒的なスケールの大きさを自分の目でしっかりと見てほしいな、と思うわけであります。我が家の子供たち、「ライオン・キング」は劇団四季と映画でばっちり予習済みです(笑)!今回は、いつか行く旅「子連れ旅ケニア編」をお届けします。
【1日目】羽田→ドバイ乗継→機中泊
いよいよケニアへ出発の日、羽田空港からエミレーツ航空で出発です。日本発が深夜なので、到着地まで子供たちは機内でぐっすりと眠ってくれる?はずです。つかの間の自由時間。大人はのんびり映画を楽しみましょう(笑)。
ドバイ空港では、乗り継ぎ時間に免税店をのぞいたり、カフェテリアでお茶をしたり、少しエキゾチックな雰囲気を楽しみながら、乗り継ぎゲートへ向かいます。ゲート前や機内には大きな体をしたアフリカの人々が増えてきます。私自身が初めてケニアへ行ったときのこと、ナイロビ空港に降り立った時点ではなく、乗り継ぎ地で、すでに漂うケニア感にドキドキしたものです。子供たちにとって初めてのアフリカがもうすぐそこ!未知の国への期待が膨らみます。
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【2日目】ナイロビ到着後、ジラフセンター観光
ナイロビ空港に到着。少しホテルで休んだら観光に出かけましょう!おすすめはジラフセンター。地球上で最も背の高い動物「キリン」に餌をあげることができます。建物の2階に造られたテラスからキリンが首をのぞかせています。餌をのせた手をそーっとキリンに差し出すと、長い舌でべろりと食べてくれます!早速インパクトのある体験となりますね。
そしてナイロビでの宿は、「ジラフマナー」。ユニークな体験ができる憧れのラグジュアリーホテルです。英国式の美しい外観のこのホテルは、希少種のロスチャイルドキリンを敷地内で保護しています。食事の時間には、キリンたちが長ーい首を窓から突っ込み、なんと食事のおねだりをしてくるのです!世界でもここでしか体験できない唯一無二のサービス、子供たちにも体験させてみたいものです。朝、目覚めたら、キリンが窓から大きな顔をのぞかせている!なんてこともあるかもしれません。
【3日目】ナイロビから小型機でマサイマラへ
ナイロビからマサイマラ保護区までは小型機で約1時間。サバンナの中にある空港に降り立ちます!ホテルスタッフの出迎えを受けて、これから3泊するロッジへ向かいます。マサイマラには新しいラグジュアリーなロッジがたくさんできていますが、1992年オープンの老舗「ムパタクラブ」をチョイスします。
ムパタクラブは、まず日本語が通じるスタッフが常駐しているので心強いのです。食事も日本人が食べやすい味にアレンジしてあり、初めての子連れケニア旅行にはパーフェクトな宿泊先といえます。アクティビティも充実していて、ネイチャーウォークやマサイ族の村訪問、マサイ族のママに教えてもらうビーズ・ブレスレットづくり、など子供も飽きることなく過ごせそうです。お部屋は、スイートルームにしましょう。高台に建つムパタクラブ。サバンナを見下ろしながら、家族でのんびりジャグジータイムを楽しみます!
【4日目】マサイマラでサファリドライブ
翌日は、早朝からサファリドライブに出発です!徐々に太陽の光を浴びて温かくなってきたサバンナの風を受けながら、動物たちを探してサファリカーが疾走します。ゾウ、キリン、シマウマ、ヌー、インパラ、ヒョウ、カバ、どれくらいの動物たちに出会えるでしょうか。ライオンが獲物を狙う姿に遭遇するかもしれません。大自然の中で営まれる「サークル・オブ・ライフ」。いざ、リアル・ライオンキングの世界へ!
マサイマラを訪れるのは7月から9月に設定するのがおすすめです。マサイマラの風物詩ともいえるヌーの川渡りが見られるかも?ヌー(といつも一緒のシマウマ)の大群は、タンザニアのセレンゲティとケニアのマサイマラ間を水を求めて1年で一周しています。このヌーの大移動がマサイマラ側で見られる確率が高いのがこの時期といわれています。運よくヌーの川渡りに出会えたら、最高ですね!
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【5日目】バルーンサファリにマサイ族の村訪問も!
マサイマラでは、バルーンサファリにぜひ挑戦したいものです。早朝、バルーンに乗って1時間ほどの空の旅を楽しみます。マサイマラの壮大なスケールをより感じることができるでしょう。眼下にはヌーとシマウマの群れが!空中散歩を楽しんだあとは、サバンナの真ん中で朝食タイム。シャンパンで乾杯です!
午後はマサイ族の村に訪問です。マサイ族の歓迎の踊りを見た後は、赤い布をはおって一緒にジャンプ!マサイ族と仲良くなって記念撮影。子供心に忘れられない思い出となるはずです。家の中や、手作りのアクセサリーなどを見せてもらうのも楽しいですね。
【6日目】ナイロビからドバイへひとっ飛び
マサイマラに3泊して、たっぷりとサファリを堪能した後は、大自然から大都会へ!帰国前にドバイを満喫して帰りましょう。初めてドバイを訪れたときは、着陸前の機内から見えた建設中の巨大な人工島「パーム・ジュメイラ」に度肝を抜かれましたが、ドバイは常に進化し続けています!
世界一の建造物バージュカリファに、世界最大級のショッピングモール、世界一の人工島、世界最大の噴水、世界最大の屋内スキー場、世界一広い空港、世界最大の水槽を持つ水族館・・・・世界一がたくさんある国、子供にもわかりやすいですよね(笑)。
【7日目】世界一のバージュ・カリファにドバイ・ファウンテン
ドバイではアトランティス・ザ・パームに宿泊です。人工島パームジュメイラにある超豪華エンターテイメントホテルは、アラビア湾の美しい景色を楽しめるだけでなく、ウォーターパークに水族館、水中レストランなど様々な施設が揃っていて、大人も子供も滞在中にめいいっぱい楽しめます。
ホテルでの滞在を楽しんだ後は、「バージュカリファ」へ向かいます。高さ828mを誇る世界一高いタワー!東京スカイツリーが634mなので、その高さは圧倒的ですね。世界一の高さから見下ろす世界は、どんな感じなのでしょう。(私もまだ登ったことはありません・・・)タワーを降りた後は、世界最大級の噴水ショー「ドバイ・ファウンテン」を見に行きます。これまた人工の湖で繰り広げられる水と音と光のショーです。レストランのテラス席で優雅に食事しながら、噴水を楽しむのがベストですね(笑)。
【8日目】ドバイ→羽田
おまけのドバイでしたが、何度世界一、世界最大、と出てきたことでしょう。ケニアでの大自然とドバイでの大人工建造物のギャップ、子供たちの目にどのように映り、どのように記憶されるか楽しみですね。帰りは直行便で日本までひとっ飛びです。ドバイを出発するのは行きと同じく夜、日中たっぷりと遊んだ子供たちは機内でぐっすりと眠ってくれる・・・はずです(笑)
おつかれさまでした!子連れケニア旅行はいかがでしたでしょうか?動物図鑑は忘れずに!好奇心を限りなく刺激する、サファリの旅に親子で出かけてみてはいかがでしょうか?