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一生に一度は行ってみたい憧れのリゾートは世界中どこにでもあるわけでもありません。中でもエーゲ海のサントリーニ島は別格。碧い海、白壁の家々、青いドームの教会、ロバのタクシー、ロマンチックな夕陽・・・。この島の持つ完璧なまでのコントラストは訪れる者の心をつかみます。ギリシャツアーを選ぶ時には、このサントリーニ島にプラスしてどこへいくかがポイントとなります。今回この項目ではまずはギリシャの定番コースを紹介したいと思います。
ギリシャの基本情報
ギリシャの気候
日本から直行便はありません。一番ポピュラーなのが中東経由。カタール航空が成田、羽田からドーハ乗り換え。エミレーツ航空が成田、羽田、関西からドバイ乗り換え。ターキッシュエアラインが成田、羽田からイスタンブール乗り換えで運行しています。大抵夜出発でアテネには翌日の昼または午後着です。この中で一番便利なのはターキッシュエアライン。到着が午前中なので、島に行く国内線を使っても午後に到着できるというメリットがあります。アテネ午後着だと、島着が夕方以降になり、サントリーニ島の夕陽に間に合わないこともあります。
ギリシャへの行き方
地中海気候に属し、全体的には温和で過ごしやすい気候です。首都アテネは一年を通じて東京より暖かい気候となります。6月から8月は晴天が続き、雨はほとんど降りません。日中の温度は30度を超え日差しもきついです。ただし湿度は低いので日本のような蒸し暑さはありません。雨は12月から3月に降りますが、日本ほどの降水量はありません。最も気温が下がるのは1月です。山間部では雪も降ります。過ごしやすさからいうと4月、5月、9月、10月がいいということになります。
ギリシャのお役立ち情報
ずばり、4月から10月がベストシーズンです。青い海、白い町並みを楽しむのは天気がいいことが必須です。特にエーゲ海の島に滞在する場合はなおさらです。オフになると、ホテル、レストラン、土産物屋などもクローズし、島は寂しくなります。天気は8月に近いほどいいですが、7月中旬から8月中は各島ともに大混雑します。その間を避けるのも1つの方法です。冬のエーゲ海の島は閑散としています。曇りの日が多くあまりおすすめではありませんが、島の普段の姿が見られるのは考えようによってはいいのかもしれません。
定番中の定番 サントリーニ3泊、アテネ2泊
(1)日本→機中泊→アテネ→サントリーニ3泊→アテネ2泊→機中泊→日本
定番中の定番。サントリーニ島は見るところがたくさんあるわけではないですが、2泊はマスト。できたらこのような3泊がベターです。時間にしばられずに、のんびり過ごすことこそ、この島の楽しみ方です。サントリーニのホテルはスタンダードからスーパーデラックスまで多種多様ですが、できるなら、断崖沿いの洞窟風のおしゃれなホテルを選んでみたいもの。旅行会社はそんなわがままを聞いてくれる会社を選びたいものです。このツアーはハネムーン、カップル向けは◎。女子旅、ファミリーの旅は○。一人旅は△。一人旅は少々寂しいかも。
(2)日本→機中泊→アテネ→サントリーニ島2泊→アテネ1泊→カランバカ1泊→アテネ1泊→機中泊→日本
天空の奇岩の頂上にそびえるメテオラ修道院はギリシャ旅行のハイライトの1つです。まさに絶景と呼ぶにふさわしい景色は感動的です。このコースはメテオラとサントリーニのコンビネーションです。同じ国にあるとはも思えないほどの対照的な2つを旅するのも刺激があります。できたらサントリーニを1泊増やしたいところです。
(3)日本→機中泊→アテネ1泊→カランバカ1泊→アテネ3泊(エーゲ海1日ミニクルーズ)→機中泊→日本
(2)のコースでサントリーニ島に行かずに、アテネで3連泊。その間にエーゲ海1日クルーズに行きます。ポロス島、エギナ島、イドラ島の3島をクルージングします。オフシーズンでサントリーニ島に行ってもあまり楽しめない場合、一人旅でサントリーニに行っても寂しく感じる場合などに最適です。