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アフリカ大陸の南西部に位置する、ナミビア共和国。
その大西洋側にあるナミブ砂漠は北はアンゴラ、南は南アフリカ共和国の国境付近まで1,000km以上も続く砂漠で、太陽の光によって刻々と表情を変え行く束の間の絶景を一目見ようと近年、憧れのハネムーン先としても世界的に注目を集めています。
本記事では大自然を満喫したい方にぴったりの観光スポット、ナミブ砂漠の見どころやおすすめの楽しみ方についてご紹介致します。
ナミブ砂漠とは?アクセス方法について
ナミビア砂漠は約8000万年前に形成された地球最古の砂漠で、見渡す限りアプリコット色の砂丘が連なる姿は世界一美しい砂漠として称されています。
ナミブ砂漠があるナミブ=ナウクルフト国立公園までのアクセス方法としては、ウィントフック・ホセア・クタコ国際空港から車で約4~5時間程度。
レンタカーを使って自ら訪れることもできますが、長時間運転する必要があると共に、その他のバスやタクシーなどの交通手段はありませんので、ツアーに参加して頂いたほうが安全かつスムーズにアクセスしやすいかと思います。
ナミブ=ナウクルフト国立公園(ナミブ砂漠) | |
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住所 | Namib Desert, Namibia |
アクセス | ウィントフック・ホセア・クタコ国際空港から車で約4~5時間 |
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ナミブ砂漠の見どころと楽しみ方
ナミブ砂漠最大級の砂丘!ビッグダディ
ビッグダディは350mもの巨大な砂丘。
ナミブ砂漠の中で最も高い砂丘ですが、麓から頂上にかけてゆっくりと標高が高くなっていくため、初心者でも比較的登りやすいとされています。
ビッグダディの砂は柔らかい質感で、早朝であれば心地良いくらいにひんやりとしてるのでガイドさんに靴を預けて素足のまま一気に駆け上るのもおすすめです。
ソッサスフレイでひと休み
砂漠と聞くと生物がほとんど生息できない過酷な環境というイメージがあるかもしれませんが、ナミブ砂漠の場合、海側からの影響で砂丘の麓の至る所に植物が生い茂っていることが特徴的です。
ビッグダディがあるソッサスフレイエリアは『行き止まりの沼地』というその名称通り、砂漠の中を流れていた水の終着点。
足を休めたい時に最適な木々が並んでいることから、旅行者にとってランチスポットや休憩場所になっています。
ソッサスフレイは砂漠に居ながら動物観察をできるという楽しみもありますが、人に懐くことを避けるために、エリア内にいるオリックスなどの野生動物達にエサをやることは禁止されています。
休憩する際は適切な距離感を保ちながら、そっと見守るよう心がけましょう。
まるで絵画のような景色が広がる、デッドフレイ
デッドフレイは、ソックスフレイエリア近くの砂丘郡の中に忽然と現れる真っ白な盆地。
約千年前に枯れた木がそのままの姿で残り続けている絶景スポットで、その芸術的な美しさからInstagramなどのSNSでも多くの注目を集めています。
デッドフレイへ行くには先程紹介したビッグダディから30分ほどかけて登るか、車で近くの駐車場までアクセスし、平坦な道を10分程度歩くかの2通りの方法があります。
また、デッドフレイエリアに佇むアカシアの木々は天然記念物に指定されているので、触ったりすることはできません。
美しい景観をこれからも残していくためにも、保全活動に協力するようにしましょう。
デューン45はナミブ砂漠の代名詞的存在
ナミブ砂漠のゲートから45kmの地点にあるデューン45は、登頂が許されている数少ない砂丘の1つ。砂丘郡の中でも最も形が美しく、特に朝日や夕日に照らされて赤く染まるデューン45の姿はまさに絶景です!
急勾配の砂丘で意外と登るのが大変ですが、その分一生の思い出として記憶に残り続ける、最高の景色を体験することができますよ。
私達スタッフ陣が今回デューン45に登り始めたのは、まだ空が明るくなる前の朝6時半頃。山頂に到着した頃に朝日が昇ってきたので、タイミング的にもちょうど良い時間帯でした。
また、登頂する際に気をつけたいポイントとしては、デューン45には朝早くから沢山の観光客がいるため、あまり歩くのが遅いと後ろがつかえてしまうことも。自分のペースで歩きたい方は後ろに人がきたら譲ったり、途中休みながらゆっくり頂上を目指すようにしましょう。
キャンプ泊で満点の星空と朝日を鑑賞
ナミブ=ナウクルフト国立公園のゲートは日の出の時間に合わせて開くようになっていますが、ゲートから観光スポットまでは45分以上かかるため、デューン45で日の出を鑑賞したり朝日の中のデッドフレイで思い出の写真を撮影するなら園内に宿泊するのがマスト!
ナミブ砂漠では気軽にキャンプを楽しむことができ、ガイド付きのツアーの場合、1人で寝る分には十分な広さのテントに加え、キャンプ用のベッドや掛け布団やブランケットなど心地良い睡眠をサポートするアイテムを一式用意してくれます。
その他、温かいお湯が出てくるシャワーやトイレ、PCやスマホの充電に欠かせない電源なども完備していますので、ホテル並みに快適なひと時を過ごすことができます。
ツアーに参加する場合、ガイドさんが夕食にBBQを振舞ってくれるのでキャンプ初心者や火の扱いに慣れていない方も安心です。
BBQではソーセージや豚肉などの定番の肉類に、付け合わせのじゃがいも、更にはアルコール類の用意もあることから、お客様自身で食材や飲み物を調達する必要はありません。
キャンプ以外にも公園内にはロッジタイプの宿泊施設も存在しますが他は高級ロッジのみとなりますので、キャンプを選ぶ旅行者は少なくありません。翌日のサンライズに備えて、リラックスした夜をお過ごしください。
ムーンランドスケープとウィルウイチャー
ナミブ=ナウクルフト国立公園から車に揺られて、約3時間ほどの場所にあるムーンランドスケープはまるで月面に降り立ったかのような、SNS映え抜群の1枚を撮影できる観光スポット!
約5億年前にスワコプ川の侵食によってできた地形で、『スターウォーズ』・『猿の惑星』と言ったハリウッド映画のロケ地としても利用されています。
更に車で約20分ほどの地にアクセスすると、砂漠の中で約2000年生きると言われている世界でも珍しい長寿の植物『ウェルウィッチア』が生息しています。
全体的に白く変色し、ひび割れていたりと既に死んでいるようにも見えますが、この状態でもまだまだ長期的に生き続ける強靭な生命力を持っています。
ウェルウィッチアはこのエリアでしか見られない、貴重な植物ですのでムーランドスケープを観光する際は併せてご覧になってみて下さいね。
海辺の砂丘、デューン7
デューン7は、高級シルクのようにきめ細やかで白い砂丘が特徴的。ナミブ=ナウクルフト国立公園のアプリコット色の砂丘とはまた違う魅力を持っています。
なだらかな坂なのでナミブ砂漠の中でも比較的登りやすく、頂上からは大西洋の海が見渡すことができます。
デューン7の入場料は有料で、基本的にはツアーに含まれていませんが、登りたい場合は現地で支払うことで入場することが可能です。
また、ウォルビスベイ空港から比較的近い場所にある砂丘のため、空港へ向かう途中にデューン7の観光をスケジュールに組み込むと効率良く巡りやすいかと思います。
ナミブ砂漠ツアーで大きな感動と達成感を味わおう!
今回はナミブ砂漠の見どころと楽しみ方についてお届け致しました!ナミブ砂漠はウィントフックやウォルビスベイなどの主要都市から離れている他、周辺は公共交通機関が未発達なので個人で訪れるのは非常に難易度の高い観光スポットです。
ファイブスタークラブでは現地を熟知したスタッフがお客様の要望をお伺いします。お客様のご要望に応じてアレンジも可能ですので、ナミビアのご旅行が初めての方も快適にお楽しみ頂けます!
ナミビア観光にご興味があるお客様は、是非弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。
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