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今回ご紹介する舞台はトルコ、カッパドキア。世界遺産にも登録されているカッパドキアの絶景ですが、その美しさを360°まるっと贅沢に堪能する方法ををご存知ですか?「360°って、そりゃ、ちょっと無理でしょ!」と思ったそこのあなた。フッフッフ、それが可能なんです!
…その方法とはズバリ「気球ツアー」に参加すること。朝焼けを背景にゆっくりと大空へあがっていく無数の気球。その下に広がる不思議な岩の数々。現実のものとは思えない、その光景は、一生の思い出になること間違いなしです。さぁ今すぐカッパドキアへ出発だ!
カッパドキアの基本情報
言語 | 公用語はトルコ語。観光地では英語も通じる。 |
宗教 | トルコ人の99%がイスラム教(スンニ派、アレヴィー派)信者。その他、キリスト正教、アルメニア正教、ユダヤ教がごく少数。 |
時差 | -6時間(日本が正午の時、トルコは午前6時) |
サマータイム | あり。グリニッジ標準より+2時間 |
平均気温 | 6~9月:平均最高気温/25~30℃ 平均最低気温/7~13℃ 程度 12~3月:平均最高気温/3~9℃ 平均最低気温/-7~-3℃ 程度 |
降水量 | 夏場は特に乾燥し雨もほぼ降らないカッパドキアだが、一転して10~6月は降雨の日も増える。11~3月は降雪の可能性あり。 (天候によってバルーンツアーが中止になりやすいのもこの時期) |
カッパドキアの気候
カッパドキアは一年通して乾燥しています。また12~4月は風が強くなる時期なので「バルーンツアーに必ず参加したい!」という方は、滞在に余裕を持った行程にした方が無難です。9~10月、3~5月は1日の寒暖差が激しく、11~2月は1日通してかなり寒いので、防寒着は必ず持参してください。
トルコ・カッパドキアの観光のベストシーズンは4~10月。 その中でも6月以降は特に日差しの強い晴天が続き、日中はかなり暑くなります。この時期は熱中症や脱水にも注意が必要です。こまめな水分補給をお忘れなく。また、直射日光を避けるための帽子・サングラス・ストール類も用意しましょう。
カッパドキアへの行き方
カッパドキアへの行き方は、空路・陸路の2パターン。空路の場合は、イスタンブールから約1時間ほど国内線(ターキッシュエアラインズやLCC等が運航)に乗って「ネヴシェヒル空港」または「カイセリ空港」へ。その後、ネヴシェヒル空港からは車で40分、カイセリ空港からは70分ほどでカッパドキアに到着します。陸路の場合は、首都アンカラからカッパドキアまで長距離バスを利用して約5時間半。イスタンブールからだと夜行バスで約11時間はかかります。
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カッパドキアのお役立ち情報
今回ご紹介する気球ツアーは日の出の時間帯におこなわれるため、日帰りではなく、カッパドキアでの宿泊が必須。せっかく泊まるなら「洞窟ホテル」がおすすめです。洞窟ホテルとは、実際の岩窟を掘って作られたホテルで、「ミュージアム・ホテル」「アナトリアン・ハウス」「ガミラス・ケイブ・ホテル」「カッパドキア・ケイブ・リゾート&スパ」「ユナック・エヴレリ」等が有名どころです。今回私は「ウチヒサール カヤ ホテル」に宿泊。冷暖房・テレビ・ドライヤー完備の快適ステイを楽しめました。
【実録】 気球ツアー、体験してきました!
気球ツアーの朝はとても早いです。気球の上からサンライズを拝むためにも、ツアー自体は日の出前の暗い時間帯から始まります。私は10月に体験しましたが、朝5時30分にホテルの玄関に集合し、ツアーバスに乗り込みました。
ツアー会社にもよりますが、車内で軽食が配られることも。今回はトルコの代表的なパン「シミット」(ゴマのパン)とジュースが支給され、美味しく頂きました。そうこうしながらバスは目的地へと向かいます。
到着した場所は、気球の駐車場と表現したらよいでしょうか、気球がいくつも並んでスタンバイしている広い平地でした。
それでは、いざ!気球に乗り込みます!気球の大きさにもよりますが、通常、1つの気球に対して10~24人ほどが定員です。
※現在は新型コロナウィルスの影響もあり、定員等の対応が催行会社によって異なりますので、詳細は旅行代理店にご相談ください。
真っ暗だったカッパドキアの景色が、日の出とともに、徐々に薄ピンク色に染まっていきます。そして、そんな朝焼けのグラデーションを背景に、1つ、また1つと気球がゆっくり空へ上がっていきます。こんな絶景を、地面から見上げるのではなく、上空から見下ろすことができるなんて。
一生忘れられないような感動体験は、およそ1時間ほど続きました。
1時間後、操縦士さんによる安心安全なコントロールのもと、無事着陸。生還を祝って、みんなでスパークリングワインで乾杯をしたりと、最後の最後まで楽しい気球ツアーでした。
なお、費用は180ユーロ前後(1人あたり)が相場。現地ツアー会社との交渉や意志疎通が心配な場合は、日本の旅行会社を通して手配することをオススメします。また、天候(強風、雨天)によっては催行不可となる可能性も。余裕をもってカッパドキアでは2泊すると良いでしょう。
まとめ
その日常離れした景観に、どこの旅行サイトでも「行ってみたい観光地」にランクインしているカッパドキア。まるで異世界の光景がすぐ眼下に広がり、バルーンツアーや洞窟ホテルなど、非日常な体験が1か所で出来てしまう素敵な場所なので、行きたくなった方も多いのではないですか!?
ファイブスタークラブでは、どっぷりとカッパドキアに浸れるツアーから、お好きなアクティビティだけのアレンジツアーまで、様々な形の旅行をご提案しています。
きっと満ち足りたカッパドキアの時間を過ごしていただけるはずです!
アフターコロナの旅行先の1つに、ぜひご検討ください。