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映画「モアナと伝説の海」を観たことはあるでしょうか?この映画に出てくる島はタヒチのようなポリネシアにある島(ハワイ、ニュージーランド、イースター島を結んでできる三角形の中にある島の総称)が舞台になっていると言われています。まるでグラデーションのような空や海の青、そこに映えるヤシの木や山々の美しい自然、時がゆっくりと流れる島。きっと足を踏み入れたらわかります、タヒチが「南太平洋の楽園」と言われる理由が。
国名 | タヒチ |
正式名称 | フランス領ポリネシア |
首都 | パペーテ |
言語 | フランス語、タヒチ語 |
民族構成 | ポリネシア人78%、中国系12%、フランスを含めたヨーロッパ系10% |
宗教 | キリスト教(プロテスタント、カトリック) |
時差 | 日本との時差は-19時間(サマータイムはありません) |
通貨 | フレンチ・パシフィックフラン |
個性豊かで魅力あふれる島々を巡ろう
タヒチといえばボラボラ島は聞き覚えがある人が多いと思いますが、他にも大小合わせて118もの島々で構成されているフランスの海外領土です。その1つ1つの島は個性豊かで魅力がいっぱいです。
日本から行く際、フライトの都合で必ず立ち寄るのがタヒチ島。首都パペーテがあり、タヒチ旅行の玄関口ともいえる島です。またタヒチ島から船で約30分程の場所にあるモーレア島、そして前述もしていますがビーチへのハネムーンを考えたことがあるならきっと候補にあがるであろうボラボラ島、ダイバー憧れのランギロア島、静かでのんびりした空気が漂う隠れ家的なタハア島、フアヒネ島、ティケハウ島…。せっかく行くなら2島、3島と複数の島を巡るような計画を立ててみるのはいかがでしょう?
オンリーワンの旅行を満喫するリゾートを決めよう
自分ならではのビーチリゾートステイを満喫するための大切な要素のひとつが、ホテルの客室タイプ。他の客室と比べて比較的リーズナブルなガーデンビュールームタイプや静かに過ごしたい人におすすめのプライベートプール付きの客室タイプ。また、実は欧米からの宿泊客が多いビーチバンガロータイプの客室などがあります。
そして、なんといっても一度は憧れる水上バンガロー!周りを美しい海が囲みプライベート感も満載。部屋に差し込む光で目を覚まし、カーテンを開けると、そこには透き通った青い海が広がります。カヌーブレックファストを楽しんだり、お部屋から直接シュノーケリングをしたり、時間を忘れて思い思いの時を過ごせる、まさに非日常の空間です。
モトゥ・ピクニックに参加しよう
タヒチではシュノーケリングやダイビング以外にもいろいろなアクティビティが体験ができます。その中でも人気のマリンアクティビティが「モトゥ・ピクニック」です。モトゥとは小島を意味します。
1日コースの場合の基本パターンは、サメやエイの餌付けをしたり、シュノーケリングポイントでトロピカルフィッシュの群れと泳いだり、モトゥでバーベキューランチと散策を楽しみ、夕方前頃にホテルに戻ります。ランチが付かない半日コースもあります。エイに触ったり、サメの近くを泳いだりという経験は一生の思い出になるはずです。具体的な内容はそれぞれの島や各ツアーによって異なりますので申し込みの際には要チェックです。
イルカ・エクスカーションの体験をしよう
タヒチではドルフィン・エクスカーションのアクティビティも体験できます。ボートに乗りイルカが泳いでいるポイントを探すいわゆるイルカウォッチングや、タヒチで唯一イルカと触れ合うことができる場所がモーレア島にあります。
モーレア・ドルフィン・センターはインターコンチネンタル・モーレアリゾート&スパ内にあり、海洋哺乳類の研究および教育センターとして運営されている施設です。現在は3頭のバンドウイルカがトレーニングを受けています。イルカと人のふれあいができるプログラムがあり、特に人気のプログラムは「ミティ・プログラム」。イルカの生態に関する講習を受け、インストラクターと一緒にイルカと触れ合うことができる、まさに貴重な体験です。
営業時間 | 10:00~14:00(時間変動の可能性有り) |
所要時間 | 約30分(オリエンテーション15分、イルカとの触れ合い15分) |
年齢制限 | 2歳~(8歳未満のお子さまのご参加は大人の方の付き添いが必要です) |
人数 | 最高6名様まで |
公式サイト | https://www.mooreadolphin.com/en/ |
備考 | インターコンチネンタル・モーレアリゾート&スパは現在閉鎖中ですが、 モーレア・ドルフィン・センターは今後も継続される予定です。(2021年8月現在) |
タヒチアングルメを堪能しよう
前述の通り、実はタヒチはフランス領!公用語もフランス語とタヒチ語が話されていて、フランス料理店も多くあります。レベルの高いフランス料理に、南国ならではのフルーツや海の幸を使ったタヒチ流のアレンジを加えた料理を味わえるのも魅力です。
タヒチのレストランではマヒマヒという魚をよく見かけることでしょう。いかにも南国テイストで愉快なネーミングのマヒマヒですが、その正体は、日本ではシイラと呼ばれる白身魚。クセが少ないので、各レストランのアレンジによっていろいろな味を楽しむことができます。また、伝統料理といえばマグロの切り身をつかったお刺身サラダ「ポワソン・クリュ」や、熱した石の上に魚やタロイモなどを置き、それをバナナの葉などで覆い、砂をかぶせて蒸す「マア・タヒチ」、また「クイーン・タヒチ」というパイナップルや加熱用バナナ「フェイ」など試したい料理や食材がたくさんあります。
首都パペーテの街歩きをしよう
首都パペーテがあるのはタヒチの空の玄関口、タヒチ島です。首都といっても大都会というよりは、海沿いにたたずむのんびりとした雰囲気が魅力です。それでも、他島と比べるととっても人が多く感じます。旅の終わりに、またタヒチ島滞在の間に、ショッピングがてら街歩きをしてみましょう。
パペーテのランドマークといえば赤い屋根と黄色の壁のカテドラル。その近くにはココナッツ石鹸やモノイオイル、雑貨など様々なおみやげが揃うバイマ・ショッピングセンターとマルシェ(市場)があります。タヒチを代表するビール「ヒナノビール」のオリジナルグッズのお店もあります。また、夜はルロット(移動式屋台)でクレープやタヒチ風中華料理などの夕食を召し上がれ!
ハート形の島、ツパイ島に行こう
どこかでこのような写真を見たことがあるかもしれません。世界にはハートの形をした島がいくつかあると言われていますが、タヒチにもハート形の島があります、それが、このツパイ島です。このハート形をオフィシャルで見るにはヘリコプターツアーに参加する必要があります。タヒチの島と海の絶景を空から堪能できます。カメラの準備を忘れずに!ツアーには島に上陸するツアー、またはしないツアーがあり、また最少催行人数も決まっていることが多いので入念にチェックしましょう。
また、運が良ければ、ヘリコプターツアーに参加せずとも、行きや帰りの飛行機の窓からツパイ島が見えることがあります。飛行ルートや座席などによっても見られる可能性は異なりますので、あしからず。確実に見ることのできるヘリコプターツアーはもちろん魅力的ですが、飛行機の窓からハートの島が偶然チラリ、というのもロマンチックで素敵ですね。
まとめ
個性豊かな島々、人生で一度は泊まってみたいリゾート、滞在をより印象深いものとするエクスカーションや食事…タヒチ旅行へのイメージが膨らんできましたでしょうか。
ここでわくわくした気持ちや心躍る気分になったあなたの旅行はもうすでに始まっていると言っても過言ではありません。この旅を現実のものにするべく、より具体的な旅行計画を立てていきましょう。