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南太平洋の観光地といえば、どこを思い浮かべるでしょう?タヒチ?ニューカレドニア?フィジー?人気のリゾート地といえばこのあたりでしょうか。
今回は、これらメジャーリゾートのご近所さんでありながら、日本国内での知名度はまだまだ低め、しかし一度訪れたら絶対にハマってしまう「バヌアツ共和国」をご紹介します。
この記事を読んだあと、バヌアツってなんだか楽しめそう、行ってみたい!そんな気持ちになっていただけたら嬉しいです。
バヌアツの基本情報
首都 | ポートヴィラ |
時差 | 日本との時差は+2時間(日本が正午のとき、バヌアツ共和国は14:00) |
言語 | 英語、ビスラマ語、フランス語 |
宗教 | キリスト教 |
通貨単位 | バヌアツバツ(1バツ=約1円) |
気候・服装 | 1年を通して気温が高く、年間平均気温26℃ほどです。日本の夏服で問題ありません。 |
うっとり絶景広がる「シャンパンビーチ」を独り占め!
バヌアツ共和国の玄関口である首都エファテ島。そこから国内線で約50分の場所にあるのがバヌアツ共和国最大の島、サント島(正式名称はエスピリトゥサント島)です。
南太平洋随一の美しさを誇るエメラルドブルーの海や、島に眠る世界最大級の沈船「SSプレジデント・クーリッジ号」などの見どころがあり、毎年世界中の旅行者やダイバーを惹きつけてやみません。
そんなサント島でまずオススメしたいスポットが「シャンパンビーチ」です。
真っ白でサラサラなパウダーサンドとエメラルドブルーの海とのコントラストが、ため息が出るほど本当にきれいなんです。
そしてこんなに美しいのに、基本的に人がいないという穴場スポットなので、独り占めし放題です!プライベート感たっぷりビーチで、穏やかな波の音に包まれながら優雅なひとときを過ごせます。
アクセス | 中心街のルーガンビルから約1時間 |
入場料 | 車両1台につき、2,000バツ(約2,000円) 個人払いの場合は500バツ(約500円) |
透き通る青が神秘的な「ブルーホール巡り」
次にサント島でオススメしたいのが、島内に点在する「ブルーホール」巡りです。
ブルーホールとは湧き水によってできた不思議な青い池のことで、サント島内には現在6つ確認できています。
浅瀬にぽっかり穴があいたような地形のブルーホールの水は空のように透き通って青く神秘的なのです。そしてどのブルーホールもそれぞれ違った青色をしているのも、魅力のひとつです。
見ているだけでも十分満足できますが、ダイビングやシュノーケリングもできるので、水中に潜るのもおすすめです。
あまりにも透明度が高いので、飛び込むのに勇気がいるほどですが、、、
静寂に包まれたラグーンの中で優雅に泳ぐ魚たちが鮮明に見られます。
「ミレニアムケーブツアー」で全身を使って大自然を満喫!
全身を使ってサント島の大自然を満喫するなら、ミレニアムケーブツアーがオススメです。
このツアーではまず巨大な洞窟を目指し、1時間半ほどトレッキングをします。洞窟に着くと、無事に中へ行けるよう、おまじないのフェイスペイントを施し、真っ暗な洞窟の中を進みます。ツバメやコウモリの声を聞きながら、ライトの光を頼りに進むと、出口の光が見えてきます。
その後川岸でランチを取り、キャニオニング(岩をよじ登ったり、隙間を這っていったり)をしたあとは、渓谷の中でスイミング。
ライフジャケットをつけて川にぷかぷか浮きながら泳いで流れます。
相当ハードなアドベンチャーですが、終わった後はなんともいえない達成感が味わえます!
エリア | サント島 |
アクセス | 中心街ルーガンビルから約45分 |
ツアー所要時間 | 6~7時間、ランチ付き |
こんなに近くて平気!?衝撃の「ヤスール火山」
タンナ島は、小さい島ながらも大自然のパワーを感じられる魅力的なスポットが点在しており、サント島と共にぜひ訪れていただきたい島のひとつです。
ここでのオススメはまず、世界で最も火口に近づける活火山ということで有名な「ヤスール火山」です。
島の東南部にあり、4WDの車で頂上付近まで向かうことができます。そこから歩いて火山口へ。
数分おきにゴゴゴ・・・という地響きを立てて黒煙があがり、真っ赤な溶岩と共に大爆発を起こすのです。あまりの近さと大きな音に思わず腰が引けてしまうほどの迫力です。
夜になると赤く燃え上がる火花が宙を舞い、まるで花火のように美しい光景を目の前で見学できます。
非常に危険な場所でありながら、それ以上に一度見たら忘れられない、感動的な秘境です。
エリア | タンナ島 |
アクセス | 市街地から車で約1時間 |
入場料 | 1回目:9,750バツ(約9,750円)、2回目:6,500バツ(約6,500円)、3回目:無料 ※ツアーで行く場合はツアー代金に組み込まれている場合がほとんどです。 |
「カスタムヴィレッジツアー」でメラネシアン民族の伝統に触れる
タンナ島は近代化の進むバヌアツの中で、今も原始の生活を色濃く残す誇り高い島でもあります。町を一歩抜けると、村人同士の協力と自然の恵みだけで自給自足の生活を送っている人々がいます。
そんな原住民の暮らしぶりを少しだけ覗かせてもらえるのが「カスタムビレッジツアー」です。
村に到着すると民族衣装を纏った村人がダンスや歌で出迎えてくれます。
村長と挨拶を交わした後は、藁を使った火おこしや、バヌアツの伝統料理ラプラプ(バナナやイモをつぶして蒸したもの)の調理風景など、彼らの日常的な暮らしぶりを見学します。
電気やガスがなくても、幸せに満ちた優しい笑顔の人々。
村の子供たちは人懐っこく、言葉が分からなくても笑顔で近づいてきてくれます。
カスタムビレッジツアーでは民族の伝統に触れながら、村に住む人々の温かさにも癒されることができるのです。
エリア | タンナ島 |
アクセス | 市街地から車で約40分 |
入場料 | 約2~3時間 |
大人限定の隠れ家リゾート「ザ・ハバナ」で至福のひとときを
首都エファテ島の市内から北へ車で約30分。
美しい岬の先端に位置する「ザ・ハバナ」はハネムーナー憧れのバヌアツ随一の高級リゾートです。
広い敷地内には4つのカテゴリに分かれた部屋が全17室あり、すべてヴィラタイプという贅沢な造りになっています。リゾートの前には真っ白な砂浜と美しい海が広がり、心地よい風がリゾート内を吹き抜けます。
16歳以下の子供は宿泊不可という大人限定のリゾートなので、静かでゆったりとした雰囲気に包まれています。
サンセットクルーズやロマンティックディナー、極上スパなどのアクティビティも充実しています。プライベート感たっぷりの空間で、上質で贅沢なひとときを思う存分過ごしてみては?
エリア | エファテ島 |
アクセス | 市街から車で約30分 |
住所 | Samoa Point, Port Havannah, バヌアツ |
電話番号 | +678 26400 |
公式サイト | https://thehavannah.com/ |
バヌアツ名物を食べねば!オーガニックビーフ「バヌアツ牛」
食材のほとんどがオーガニックのバヌアツ共和国。
その中でぜひ食べていただきたいのが牧草しか食べないグラスフェッドビーフと呼ばれる「バヌアツ牛」です。
豊かな自然に囲まれながらのびのびとストレスフリーの中で育てられたバヌアツ牛は、ヒレ肉がとてつもなく柔らかくジューシーなのです。
おすすめはエファテ島にある「ストーングリル」というお店です。
熱々の石焼プレートに生のバヌアツ牛がどん!と塊で置かれ、テーブルまで運ばれてきます。
自分で好きな焼き加減にして食べられ、ソースも6種類の中からお好みで選べます。
ステーキ以外にも、カルパッチョやタルタルにしても絶品です!
まとめ
中毒性の高い秘境、バヌアツ共和国。
息をのむほど美しいビーチ、地球の呼吸を体感できる火山、笑顔の絶えない人々。まだまだ知名度は低いですが、自然、文化、人々、どれをとっても魅力が詰まった素晴らしい国なのです。
定番リゾートじゃ物足りなくなってしまった!日本人が少ないリゾートに行きたい!そんなあなたにぴったりの国です。次回の旅行先の候補に入れてみてはいかがでしょうか?