ロッジの室内
以前から私がケニアのマサイマラ動物保護区にサファリに行く時の一番お気に入りのサファリロッジはこのサンクチュアリー・オロナナでした。マラ川に面し、たくさんのカバも水浴びをしているのが見えます。川の流れる音や動物のいななきも居ながらにして聞こえてくる、素晴らしいロッジです。サファリをするにもロケーションが素晴らしく、たくさんの動物と共にライオンやチーターなども見ることができました。
それがしばらくクローズして、2018年、結局半年休んで一大リノベーションを終えて生まれ変わったという情報が入りました。再訪してみると、マラ川に面して独立したロッジが点在するのは同じですが、以前はテントロッジだったのが、洗練されたスタイリッシュなロッジになったのです。以前とはテイストが180°異なり、照明も明るくてとっても感じがいい出来栄え。以前はナチュラル感満載のテントロッジで、それはそれで雰囲気はよかったのですが、全く見違えてしまいました。コテージ数も12室だったのが14室に増えていました。こちらも気に入ったことはもちろんです。
動物が多い時間帯である早朝と夕方に2回ゲームドライブ(サファリドライブのこと)をします。こうした高級ホテルのサファリカーはオープンスタイルでとっても解放感があって視界も広いのがいい所。サファリをする以外はロッジでのんびり寛ぎ、景色を眺めたり、敷地内を歩いたり、スパへ行ったりして過ごします。なのでホテルの良し悪しがサファリ旅行では結構大切なポイントです。ここのマッサージは今回もウトウトするほど心地よく技術も完璧。
部屋の広いバスルームには大きなバスタブがあって、なんとちゃんとお湯が溜められます。サバンナの大自然の中でこれはすごい贅沢!
オロナナのお食事は美味しいことで評判がありましたが、今なおマサイマラでナンバー1の美味しさをキープしていました。以前あったピザ窯はなくなっていたけれど、本格的なイタリアンやフレンチのコースは欧米のセレブなゲストも満足させられるレベル。
そしてオロナナの「チョーさん」は今も健在でした。「チョーさん」とは以前泊まった時に出迎えてくれ、いろいろ説明をしスパの予約を取ったり親身にお世話してくれて仲良くなったキャンプマネージャーのモーリス氏のこと。実は彼はドリフのいかりや長介さんによく似ているので、時々来る日本人ゲストから「チョーさん」と名付けられて、自分で私はチョーさんと言うのです。4年前に来たことをちゃんと覚えていてくれました。
チョーさんは今も健在でしょうか。もしオロナナに行く人がいたら、チョーさんによろしくお伝えください。私もまた会いに行きます!!
ホテル名 | サンクチュアリー オロナナ (SANCTUARY OLONANA) |
住所 | MASAI MARA KENYA |
TEL | 254 20 2487374 (ナイロビの予約センター) reservations.kenya@sanctuaryretreats.com |
部屋数 | 14室+2ベッドルームのThe Geoffrey Kent Suiteが2019年にオープン |
予算 | サファリ2回 3食付き オールインクルーシブで 1人 約69,000円~(2人部屋の場合) |
設備(スパ、プールなど) | スパ、プール |
公式サイト | https://www.sanctuaryretreats.com/kenya-camps-olonana |