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南米ボリビアのウユニ塩湖は、標高約3,700mに位置する世界で最も大きな塩湖です。年間を通して世界中の人々に人気の観光地ですが、近年は日本を含めアジアの人達から写真映えする雨季のシーズンが特に人気です。12月から3月がウユニ塩湖の雨季となりますが、高低差が50㎝もないこのウユニ塩湖だからこそ、降った雨が流れることなく湖面に溜まり、水面が鏡のように反射して絶景を生み出します。そんな雨季の3月にウユニ塩湖に実際行って体験した事ベスト7をご紹介します。
面積 | 110万平方キロメートル(日本の約3倍) |
人口 | 1,151万人(2019年 世銀) |
首都 | ラパス(憲法上の首都はスクレ) |
民族 | 先住民41%、非先住民59% |
言語 | スペイン語及びケチュア語、アイマラ語を中心に先住民言語36言語 |
宗教 | 国民の大多数(95%以上)はカトリック教徒 |
通貨 | 両替:通貨の単位はボリビア―ノ(Bs.)。現地通貨は現地の空港及びホテルにて米ドルからの両替が可能です。 但し、ホテル、レストラン、お土産店など殆どの場所でドル現金が使用できますので、日本から米ドルの小額紙幣を 持参するとそのまま利用でき便利です。 |
時差 | 日本との時差は-13時間(日本が正午の時、ボリビアでは前日の23:00) |
幻想的な朝日鑑賞
一生に一度は訪れたい場所として有名なウユニ塩湖の中で、個人的に特に最高だったのが朝日鑑賞ツアーです。夜が明ける前にホテルを出発し、星空が広がる真っ暗な塩湖で朝日が昇るのを待ちます。真っ暗闇の中を光り輝く太陽が昇り始めると辺りの景色が刻々と変化していきます。徐々に青く染めていく世界は、忘れがたい光景になるでしょう。
雨季の時期は、天空の鏡と形容される湖面に薄く張った水溜まりが、空の雲を映し出して、写真でも伝わらない絶景を周囲に生み出します。なお日中とは異なり、早朝は特に冷え込むので防寒着も必要になります。
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眩しい限りの夕日鑑賞
ウユニ塩湖は、世界の絶景ランキングなどの常連で、日中は白銀の世界が広がり、晴れた日の夜には星が空一面に広がります。どの時間帯でも美しいウユニ塩湖ですが、夕暮れ時は更に特別な時間に変わります。夕日を反射して一面赤く染まった光景は、とても幻想的です。夕日が沈んだ後の空は、作られたようなグラデーションになり、…うーん、この圧倒的な美しさは言葉では表せません。是非とも体験して欲しいです。
夕日の角度により、反射する色合いも異なるため、毎日違う絶景が生み出されます。また専用車観光であれば、ウユニ塩湖観光の最後に眩しい限りのサンセットの絶景を眺めることが出来るでしょう。
ウユニ塩湖でのお楽しみはトリック写真
今やウユニ塩湖の定番となったトリック写真は、世界一平らなこのウユニ塩湖だからこそ。遠近感がなくなる目の錯覚を利用して、色々な写真が撮影できます。ツアーのガイドさんの指示通りにポーズをとると、あら不思議。トリック写真の出来上がりです。ガイドさんがフィギュアやお菓子の箱などの小道具を用意してますが、日本から自分だけのアイテムを事前に準備しておくとオリジナリティ溢れる写真で、一層楽しめるでしょう。
恥ずかしさもありますが、やはり自分のトリック写真を撮れるのは正直嬉しく大満足です!ウユニ塩湖に訪れる目的と言っても良いほどに、必ずチャレンジしたいことの一つです。また洋服は原色でカラフルなものが、塩湖で写真映えします。
塩のホテルで特別な体験
ウユニ湖ならではのユニークなホテルは、塩湖周辺に数軒あります。塩が豊富にとれるウユニならではの高級ホテルは、ロビーの天井や柱、客室の壁やベッド、机までもウユニ湖の塩でできています。他のホテルと変わらない設備が整っており、ホテル内の雑貨も可愛く、快適に滞在することができます。またウユニ塩湖近くに立地しているので、朝日、夕陽、星空など鑑賞ツアーの参加にも最適です。
特別な体験の一つとして、ウユニ塩湖に来たなら一度は塩のホテルへの滞在がお勧めです。いずれのホテルも部屋数が少なく、いつも人気で混み合っているので絶対に泊まりたい!という方は、早めの予約が必須です。
真っ白な絶景のなかでピクニックランチ
ウユニ塩湖の日帰りツアーは、10人前後の混載ツアーから貸切専用車でのプライベートツアーと複数ありますが、塩湖内でのピクニックランチはツアーの中でも楽しみの一つとなります。白銀の世界と見紛う360度真っ白な塩の世界に車を停めると、ドライバーさんとガイドさんがテーブルやパラソルを手際よくセットします。簡単だけれどボリューム満点の美味しいランチは、心もお腹も満たしてくれます。
ウユニ塩湖の見渡す限り真っ白な絶景の中で食べるランチは特別で、何とも言えない贅沢感を味わえます。ピクニックランチを満喫する上でも、専用車でのプライベートツアーがお勧めです。
ノスタルジックな鉄道の墓場
ウユニ塩湖の終日観光ツアーの多くは、市内近くの鉄道の墓場(列車の墓)にも立ち寄ります。かつてウユニからチリへ塩や鉱物を運んだ蒸気機関車や貨物の車両が、そのまま放置され並んでいることから「鉄道の墓場」と呼ばれています。時が経ち必要無くなった列車が何もない灼熱の荒野で朽ちていく姿は、華やかなイメージのウユニ塩湖とは異なり、哀愁が漂っています。
高山病などの恐れもあるので高地での無理は禁物ですが、列車に登ったり、跳ねたりして、SNS映えする写真を撮影する事が人気になっています。錆びた車両は注意が必要ですが、ウユニ塩湖とは一風変わった景色を楽しめます。
アクセス | ウユニからポトシ方向へ車で約10分 |
コルチャニ村でお土産探し
ウユニ塩湖近くに位置するコルチャニ村の主な産業は塩ですが、観光客向けのお土産物屋さんが軒を連ねたマーケットもあります。南米らしいカラフルなお土産が所狭しと並び、種類も豊富なので、ウユニ塩湖でのお土産探しはコルチャニ村が最適です。またトリック写真用の小物など必要な物を揃えることも可能です。
ボリビアのお土産と言えば、アルパカのセーターや幸運の置物として有名な「エケコ」などがあります。また、コルチャニ村には製塩所があり、ウユニ塩湖の塩を採掘して販売しているので、小分けになったウユニの塩も手に入れることができます。高校球児が甲子園の砂を持って帰るように(?)、ウユニの塩を持って帰るのはいかがでしょう。
まとめ
実際にウユニ塩湖を訪れた際の定番スポットを中心に今回はピックアップさせて頂いております。海外旅行好きでなくとも憧れるウユニ塩湖の絶景の世界へ訪れてみてはいかがでしょうか。
ボリビア旅行を検討の際は、ツアーアレンジにも強い弊社までご相談くださいませ。