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皆さんはフィンランドにどんなイメージを持っていますか?サンタクロース、自然、サウナ…、日常に忙しい私たちが今だからこそ大切にしたい、森や自然の中で過ごすこと、自分の身体の声に耳を傾けること、美味しい料理を食べること、自分の「好き」に囲まれて過ごすこと、それらを思い出させてくれるのがフィンランドという国です。私も実際にフィンランドを訪れ、実際に過ごし、魅了された人のひとりです。今回はフィンランドで特に経験したい7つのことをご紹介します。
国名 | フィンランド |
首都 | ヘルシンキ |
言語 | フィンランド語、スウェーデン語、サーメ語、英語は一般的にも通じやすいです |
宗教 | キリスト教(プロテスタント) |
時差 | 日本との時差は-7時間(日本が正午のとき、フィンランドは6:00)※サマータイム時は-6時間です |
通貨 | 通貨単位はユーロ、補助通貨としてセントがあります |
ハイキングで自然に癒されよう
フィンランドは、陸地の約70%が森に覆われており、地元の人々は森と共に生きています。彼らにとって森や湖などの自然の中で過ごすことは生活の一部であり、やすらぎや心地良い空間をもたらしてくれる場所でもあります。
フィンランドには40の国立公園があります。どの公園も豊かな緑が美しく、これぞフィンランド、という風景が広がります。ヘルシンキからアクセスできる「ヌークシオ国立公園」には約2~7km程の気軽に楽しめるコースや湖沼を巡るコースなど3種類のハイキングコースがあります。また、ラップランドの「オウランカ国立公園」はフィンランドで1番人気のハイキングコースです。時期が合えばハイキング中にベリーやキノコ狩りを楽しむことができます。
住所 | Nuuksiontie 84, 02820 Espoo, Finland |
公式サイト | https://www.nationalparks.fi/nuuksionp |
住所 | Kuusamo, Finland |
公式サイト | https://www.nationalparks.fi/oulankanp |
発祥の地でサウナを体験しよう
日本でも「ととのう」などのワードをよく耳にするほどブーム到来中のサウナですが、実はフィンランドが発祥の地ということを皆さんご存知でしょうか?もともとsaunaはフィンランド語で、何世紀にも渡って続く大切な文化のひとつであり、まさしく身体と心を整えるために欠かせない存在です。フィンランドの人々にとってサウナはリラクゼーションであると同時に、大切な団らんの場。家族、友人はもちろんその場に居合わせた人とも会話を楽しむこともあるのだとか。
サウナにもさまざまな種類があります。その中のひとつ「スモークサウナ」は煙突がないのが特徴の、昔から続く伝統的なサウナです。大きなストーブで薪を燃やしサウナ室を温めていきます。温まったら煙を外に出し、ストーブに残る熱でサウナを楽しみます。
やっぱり!オーロラを観に行こう
フィンランドのイメージと言えば、サンタクロース、ムーミン、サウナ…など様々ありますが「オーロラ」もまさにそのひとつ!オーロラを観る体験は一生忘れられない出来事となるでしょう。
フィンランドでオーロラを観るならラップランド地方へ行きましょう。ロヴァニエミはオーロラ観測に最適なエリアで、かつサンタクロース村などの観光やアクティビティも充実しています。サーリセルカはフィンランド最北の通年型リゾート地。明かりが少ないので街中からオーロラが観られるチャンスもあります。また、穴場を狙うならルカ。北極圏ではありませんが、オーロラが発生するオーロラ・オーバルと呼ばれる帯の下にあり、宿泊客の多くが現地の人々なのでよりローカルな雰囲気を味わえます。
ヘルシンキの街を歩こう
首都ヘルシンキは緑あふれるコンパクトな街で、観光のメインはヘルシンキ中央駅周辺から港までのエリアです。北欧建築、デザイン好きにはたまらない見どころが目白押し。ヘルシンキのランドマーク「ヘルシンキ大聖堂」は5つのドームを持つルーテル派の総本山で、意外とシンプルな内装も必見です。
住所 | Unioninkatu 29, Helsinki |
営業時間 | 月~土 09:00-18:00 日 11:00-18:00(夏季は延長の場合あり) |
入場料 | 無料 |
公式サイト | https://helsingintuomiokirkko.fi/en/ |
岩をくりぬいて造られた、別名ロックチャーチと呼ばれる「テンペリアウキオ教会」はとってもユニークなデザインの教会。教会の壁には自然のままの岩が利用されています。外観も教会とは思えないスタイリッシュさです。また、ヘルシンキではマーケット巡りも楽しみのひとつです。屋台やカフェで食事をしたり、ベリーの盛り合わせを食べ歩いたり、おみやげを探したり…、楽しみ方は千差万別です。
住所 | Lutherinkatu 3, 00100 Helsinki |
営業時間 | 月~金 10:00-17:00 |
入場料 | 4ユーロ(ヘルシンキカードでも入場可) |
公式サイト | https://www.temppeliaukionkirkko.fi/en/index.html |
フィンランド料理を味わおう
フィンランド料理と聞いてもあまりピンとこないかもしれませんが、馴染みのある食材から、フィンランドじゃないと食べられないかも!?しれない組み合わせまでさまざまです。素朴な味わいは日本人の口にもぴったりです。
ミートボールはフィンランドの家庭料理の代表格。クリーミーソースとジャガイモと一緒に食べるのが定番です。また、トナカイ料理も一般的に食べられています。肉料理にはベリーソースをかけるのがフィンランド流。甘酸っぱいソースは意外と相性が良く、癖になるテイストです。北欧定番の魚といえばサーモンやニシン。香り付けのため、魚料理の多くにはディルというハーブが添えられています。
北欧デザインのショッピングを楽しもう
フィンランドを訪れたらしたいことのひとつが北欧デザインもののショッピング。ショップを巡っているだけで楽しい気分になりますよね。その中でもフィンランドの定番ブランドといえばマリメッコ!日本でもこの花柄模様を一度は目にしたことがある人は多いのではないでしょうか。ヘルシンキからはマリメッコ本社へアクセス可能です。本社では本社内のショップやアウトレットでショッピングしたり、社員食堂でランチをしたり、マリメッコな1日を満喫しましょう。
他にもフィンランドでは、食器で有名なイッタラやアラビア、ムーミングッズなど女子のハートをくすぐるデザイン雑貨がたくさん!雑貨屋さん巡りなど、まるまる1日ショッピングデーにしても足りないくらいかもしれません。
住所 | Puusepänkatu 4, 00880 Helsinki |
公式サイト | https://en.maritori.com/ |
自分にあったステイホテルをみつけよう
フィンランドには通常のホテル以外に様々なタイプの宿泊施設があります。北欧インテリアにこだわったホテルや、キッチン付き、オーロラ鑑賞に適した施設など、目的にあわせてホテルも選びたいところです。その中でもアパートメントタイプのホテルはその名の通り、内部はアパートのようでキッチンも付いている、まるで暮らしているような感覚で宿泊できるホテルです。長期滞在や時間に左右されずのんびり過ごしたい方には特におすすめです。
また、オーロラを主な目的にフィンランドへ行く方におすすめしたいのがガラスイグルーです。上の写真のように壁が一面ガラスになっているので、室内でのんびりしながらオーロラを観察できます。輝くオーロラの下で眠りに付く、こんな体験はまさに一生に一度あるかないかでしょう。
まとめ
この記事を書きながらフィンランドへまた行きたいなぁと思いを馳せていました。リピーターも多いと言われるフィンランドには何度も行きたくなるような魅力がたくさんあるのかもしれません。私も虜になった一人です。この記事を読んで少しでもフィンランドへ興味を持っていただけたのならとても嬉しいです。