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広大な砂漠を行くキャラバン隊、月夜に照らされたラクダの商人…。シルクロードの風景はいつでも私たちの旅情をかきたてます。千数百年もの間、古代の交易の中心であったシルクロードにより物資のみならず、民族・経済・文化の交流が生まれ、現在の世界が作り上げられました。中でも新疆ウイグル自治区内を走る3本のルート(天山北路・天山南路・西域南道)と甘粛省の河西回廊には東西交流史の遺跡が多く残っています。特に莫高窟など数多くの仏教石窟寺院が残る甘粛省は仏教伝播の歴史を知る上で非常に興味深い場所だと言えるでしょう。
首都 | 北京 |
人口 | 約14億1142万人(日本の約11倍) |
面積 | 約960万km2(日本の約26倍) |
通貨 | 人民元(1元≠約18円*2021年11月参考) |
民族 | 漢民族(総人口の約92%)及び55の少数民族 |
宗教 | 仏教・イスラム教・キリスト教など |
時差 | 日本との時差はマイナス1時間(日本の12:00は北京の11:00) |
国旗 | 五星紅旗と呼ばれている。赤は革命と成功、黄色は光明を象徴する。 また、大きい星は共産党を、残りの4つの星は労働者、農民、中産階級者、民族資本家を表す。 |
国家 | 義勇軍進行曲 |
蘭州
まずは河西回廊に沿って、蘭州から敦煌までを紹介していきます。甘粛省の省都・蘭州。西域南道と青海方面への要衝の地として栄えました。蘭州と言えば街の真ん中を流れる黄河です。黄河は全長約5,464km、中国では長江に次いで2番目に長い川で、シルクロードの旅人たちが西に向かうためには必ずこの黄河を超えなければなりませんでした。数々の旅人がこの大河を渡ったように、今も旅行者は「蘭州羊皮筏」という羊の革で作ったいかだで黄河を渡ることも可能です。
位置 | 西北部の甘粛省。蘭州市(省都) |
店舗URL | 日本からのアクセスは、まずは北京や上海、西安へ移動。 そこからさらに国内線で蘭州までは北京/約2時間、上海/約3時間、西安/約1時間10分。空港から市内までは車で約60分 |
蘭州の楽しみといえばなんといってもグルメ。蘭州ではイスラム教徒の回族も多く暮らしているため、ハラール食材を使った清真食堂(=イスラム食堂)の看板を至る所に見ることができます。日本でも人気のある蘭州ラーメン(牛肉麵)は、回族が小麦の栽培が盛んな蘭州で育んだ郷土料理とも言えるでしょう。是非、1泊して蘭州の正寧路夜市を訪れてみてください。回族による清真料理の屋台が所狭しと並んでいて、そぞろ歩きだけでも楽しいですよ!
住所 | 蘭州市城関区金昌南路128号 *その他、蘭州はじめ甘粛省内に店舗多数あり。シンガポールにも店舗あり |
店舗URL | 中国語のサイトになります。ブラウザの翻訳機能を使用してください http://www.jinzhoucanyin.cn/index.html シンガポール店: https://m.facebook.com/Tonguetipbeefnoodles/ |
炳霊寺石窟(へいれいじせっくつ)
蘭州から南西へ100km。この黄河の北岸側の峡谷の中にある炳霊寺石窟は1952年に発見されました。炳霊寺石窟(へいれいじせっくつ)には黄河北岸の崖2kmに渡って、西秦から清時代にかけて造られた183もの石窟が保存されています。中でも目を引くのが崖に掘られた高さ27mもの巨大な仏像。唐時代に造られたものです。その大仏の座る窟の上部には西秦時代のものと思われる第169窟があり、漢民族が造る仏像とは異なる西域風の特徴が見られます。
炳霊寺石窟への行き方も非常にユニークです。黄河の近くにある人口ダム湖をスピードボードに揺られて向かいます。切り立った奇峰、奇岩が目の前に広がる景観は圧巻、神秘的な雰囲気を感じることでしょう。.また莫高窟と同様に、別途拝観料が必要な特別窟もあるため、必ず見学したい場合は予め旅行会社に伝えておきましょう。大仏像の上部にある第169窟も特別窟に指定されています。
位置 | 西北部の甘粛省。永靖県小積石山 |
アクセス | 日本からのアクセスは、まずは北京や上海、西安へ移動。 そこからさらに国内線で蘭州までは北京/約2時間、上海/約3時間、西安/約1時間10分。空港から市内までは車で約60分。 炳霊寺石窟へは蘭州市内から石窟近くの劉家峡ダムまで車で約2時間。劉家峡ダムからモーターボート及び遊覧船を利用 |
費用 | 有料(大人50元)*21年11月現在 ※追加料金が必要な石窟あり |
時間 | 季節により異なる 5月~10月中旬:8:00~18:00 10月中旬~4月:9:00~16:00 |
張掖丹霞地貌(ちょうえきたんかちぼう)
「東方見聞録」を記したマルコポーロが過ごしたとされるシルクロード河西回廊の町・張掖(ちょうえき)。張掖から西に約40km、ここに丹霞地貌(たんかちぼう)と呼ばれる珍しい景観を見ることができます。丹霞地貌は東西45km・南北10kmにもわたる広大な断層で、赤みがかった地層が幾重にも重なった様子は、まるで虹が地上に架かったようにカラフルです。特に夕暮れ時、沈みゆく夕陽に照らされ刻々と表情を変えていく様子は圧巻です。
地層は主に1億年前の白亜紀のもので、長い年月をかけて浸食され現在のような縞模様がみられるようになりました。その鮮やかな色合いから張掖丹霞地貌は「七彩山」とも呼ばれています。実はこの地形が発見されたのは2002年。そのため中国でも知る人ぞ知るスポットだったのですが映画のロケ地でも使用され、日本でも徐々に知られるようになりました。
位置 | 西北部の甘粛省。張掖市 |
アクセス | 日本からのアクセスは北京や上海、西安経由で、まずは国内線で蘭州まで移動 (所要時間=北京/約2時間、上海/約3時間、西安/約1時間10分)し、そこからさらに張掖までは鉄道で約3時間20分。 張掖丹霞地貌まで張掖市内から車で約1時間。風景区内は観光専用バスで巡ります。 |
費用 | 有料(大人74元)*21年11月現在 |
時間 | 8:00~18:00 |
嘉峪関(かよくかん)
南は祁連山脈、北は龍首山と馬鬃山に面した嘉峪関(かよくかん)は万里の長城・最西端の関所です。かつてシルクロードにおいては必ず通過しなければならない場所でした。着工されたのは14世紀後半、モンゴル民族による侵入を防ぐために築かれました。現在見ることができる嘉峪関は1540年に完成した当時のままの姿です。そのため万里の長城の中でも最も大規模で保存状態が良いことで知られています。
嘉峪関は内城、外城、羅城、甕城、城壕から構成されています。内城の東には光化門、西には柔遠門の2つの門が構えており、門の上には高さ17m、3層からなる楼閣が立っています。2つの城壁と巨大な楼閣を備える嘉峪関は、そのあまりに精巧で堅牢な造りから「雄関」と称されています。楼閣からの眺望では果てしないゴビ砂漠と祁連山脈の山々を見渡すことができ、シルクロードの商人たちが行き来した時代の面影を感じられることでしょう。
位置 | 西北部の甘粛省。嘉峪関市 |
アクセス | 日本からのアクセスは北京や上海、西安経由で、まずは国内線で西安、蘭州、敦煌まで移動し、 そこからさらに嘉峪関までは国内線と鉄道を利用 *国内線の場合:所要時間=西安/約2時間、蘭州/約1時間30分。空港から市内まで車で約30分 *鉄道の場合:最寄り駅は2つ。それぞれ市内までの距離、所要時間も異なる 懸壁長城へは嘉峪関市内から車で約30分 |
費用 | 有料(大人21元)*21年11月現在 |
時間 | 時期により異なる 5~10月上旬 :8:00~19:00 10月中旬~4月:9:00~17:00 |
莫高窟(ばっこうくつ)
敦煌(とんこう)市から東南25kmに位置する莫高窟は鳴沙山の断崖に開削された大規模な石窟寺院です。南北1.6キロメートルに渡って掘られた石窟の数は735窟。その総面積は何と45,000平米にものぼるという、まさに「仏教美術の宝庫」と呼ぶにふさわしい文化遺産です。この莫高窟の建造が始まったのは4世紀半ば。諸国を旅していた仏教僧・楽僔が鳴沙山の麓に訪れた際に、光のなかに千仏が現れるという神秘的な体験から霊験あらたかなこの場所に石窟を造ったのがきっかけ。
以来1000年に渡って北涼・北魏・隋・唐・五代・元の時代へと掘り続けられました。それ故、窟の構造、彫刻の様式、壁画の題材など造られた時代それぞれの特色が見られ、中国の仏教美術史を一度に学べてしまえるほど、と言われています。なお追加料金で見学できる特別窟は完全予約制のため、見学したい場合は事前にリクエストされることをおすすめします。
位置 | 西北部の甘粛省。敦煌市 |
アクセス | 日本からのアクセスは北京や上海、西安経由で、まずは国内線で敦煌へ移動。 または国内線で西安、蘭州、ウルムチまで移動し、そこからさらに敦煌までは鉄道を利用 *国内線の場合:所要時間は北京/約7時間、上海/約7時間、西安/約2時間。空港から敦煌市内までは車で約20分 *鉄道の場合:最寄り駅は3つ。それぞれ市内までの距離、所要時間も異なる ※莫高窟へは予約制の為、直接行けず、まずは敦煌市内にある莫高窟数字展中心へ行き、専用バスにて向かう |
費用 | ローシーズン(12月1日〜翌年3月31日):大人140元*21年11月現在 ピークシーズン(4月1日〜11月30日) :大人238元*21年11月現在 *時期により異なる ※その他、特別窟は別途費用が必要 |
時間 | ピークシーズン:8:00~17:30 オフシーズン :9:00~17:00 |
鳴沙山(めいさざん)
敦煌市から南へ5キロに位置する東西約40キロ、南北50キロに渡る砂漠。この広大な鳴沙山と砂漠のそばの三日月型のオアシス・月牙泉(げつがせん)は我々日本人が思い描くシルクロードの原風景そのものといっても過言ではないでしょう。照りつける太陽の真下、ラクダに乗った隊商が乾いたのどを潤すためオアシスを求めて砂漠をひたむきに進んでいく・・・。訪れる人誰しもが悠久の歴史に思いを馳せる、そんな旅情あふれる光景です。
鳴沙山の観光は景観を楽しむだけではありません。砂漠の入り口から月牙泉までのキャメルライドは観光客に人気の定番のアクティビティです。ゆっくりラクダに揺られていると、かつてのキャラバン隊が旅したような気分に浸ることができます。また鳴沙山の砂丘は非常に巨大なため、サンドスキーやサンドバイク、さらにはソリ遊びの場所としても人気のスポットとなっています。
位置 | 西北部の甘粛省。敦煌市 |
アクセス | 日本からのアクセスは北京や上海、西安経由で、まずは国内線で敦煌へ移動。 または国内線で西安、蘭州、ウルムチへ移動し、そこからさらに敦煌までは鉄道を利用 *国内線の場合:所要時間は北京/約7時間、上海/約7時間、西安/約2時間。空港から敦煌市内までは車で約20分 *鉄道の場合:最寄り駅は3つ。それぞれ市内までの距離、所要時間も異なる |
費用 | ローシーズン(11月1日〜翌年4月30日):大人55元*21年11月現在 ピークシーズン(5月1日〜10月31日 :大人110元*21年11月現在 *時期により異なる |
時間 | 6:30〜18:30 |
トルファン(吐鲁番)
続いて天山南路に沿ってトルファンからカシュガルまでを紹介していきます。
ウルムチの南東183kmに位置するトルファンは世界でも有数の低地であるトルファン盆地の街としても知られています。盆地の中心の標高は-154m。これはイスラエル、ジブチに次いで世界で3番目に低い地点です。そのため夏は高温で乾燥していますが、この気候を生かしたブドウ栽培が非常に盛んです。街の至る所でブドウ棚を目にすることでしょう。トルファンのブドウ農家を訪ねるツアーも人気があります。
位置 | 西部の新疆ウイグル(維吾爾)自治区トルファン(吐鲁番)市 |
アクセス | 日本からのアクセスは北京や上海、西安経由で、まずは国内線で蘭州、ウルムチへ移動し、 そこからさらにトルファンまでは鉄道を利用。最寄り駅は2つ、それぞれ市内までの距離、所要時間も異なる ・トルファン駅(蘭新線、南疆線)まではウルムチ駅/約2時間、柳園(敦煌近辺)駅/約8時間、蘭州駅/約18時間。 ・トルファン(吐鲁番)北駅(蘭新線第二複線)まではウルムチ南駅/約1時間、柳園南駅/約4時間、蘭州西駅/約11時間。 |
トルファンの見どころはブドウだけではありません。トルファン郊外の「火焔山(かえんざん)」は是非訪れてほしい場所の一つです。「火焔山」は日本人にもお馴染みの物語「西遊記」にも登場する場所です。火焔山の山肌は地殻の褶曲運動と雨風の浸食作用により、まるで燃え盛る炎のようなひだが刻まれています。猛暑の日には地表から陽炎が立ち上がり、本当に山全体が燃えているような錯覚に陥ります。
アクセス | トルファン市内から車で約1時間 |
費用 | 有料(大人40元)*21年11月現在 |
時間 | 4/21~10/20:9:00~20:00 10/21~4/20:9:00~18:30 ※時期により異なる |
クチャ(庫車)
天山山脈の南麓に位置する街・クチャはシルクロード・天山回廊ルートの要所であり、かつて亀茲国(きじこく)が栄えた場所と言われています。亀茲国は前漢時代に生まれたオアシス都市国家で10世紀頃まで繁栄しました。クチャにはそんな亀茲国時代の面影を残す重要な仏教遺跡がいくつもあります。中でも代表的なのが「キジ(克孜爾)ル千仏洞」と「スバシ故城(蘇巴什佛寺遺址)」です。
位置 | 西部の新疆ウイグル(維吾爾)自治区アクス(阿克蘇)地区クチャ(庫車)市 |
アクセス | 日本からのアクセスは北京や上海、西安経由で、まずは国内線でウルムチ(所要時間=北京/約3時間40分。 上海/約4時間20分。西安/約3時間10分)へ移動し、そこからさらにクチャまでは国内線又は鉄道を利用 *国内線の場合:所要時間はウルムチ/約1時間、空港から市内までは車で約15分 *鉄道の場合 :クチャ駅まではウルムチ南駅(南疆線)/約8時間、カシュガル駅/約9時間。市内までは車で約10分 |
「キジル(克孜爾)千仏洞」は3世紀から8世紀の間に造られた新疆ウイグル自治区で最大の石窟で、仏教がインドから中国へ伝わっていくことを示す重要な遺跡です。石窟は全部で237窟あり、造られた時代によって石窟の構造や壁画の様式が異なっています。莫高窟同様に特別窟の見学を希望される場合は事前予約が必須。「スバシ故城(蘇巴什佛寺遺址)」は亀茲国最大の仏教寺院の跡です。寺院はクチャ河を挟んで東寺区と西寺区に分かれており、唐時代には5000人もの僧侶を抱えていたそうです。
アクセス | クチャ市内から車で約90分 |
費用 | 有料*見学箇所で異なる 谷西区=大人70元*21年11月現在 谷東区=大人70元*21年11月現在 ※その他、特別窟は別途費用が必要 |
時間 | 季節により異なる 5~9月 :9:30~19:30 10~4月:10:00~19:00 |
アクセス | クチャ市内から車で約1時間 |
費用 | 有料(大人25元)*21年11月現在 |
時間 | 9:00~20:00 |
カシュガル(喀什)
中国シルクロードの最西端に位置し、中央アジアと中国を結ぶ要衝であるこの街では、中国らしさはあまり感じられません。それもそのはず、カシュガルではウイグル族が約9割も占めると言われています。バザールを歩けば、色鮮やかなスカーフや刺繡入りの帽子、イエンギサールナイフなどが売られており異国情緒たっぷり。また郊外の吐曼河では毎週日曜市が開かれ、ウイグル族の日常生活が伺えます。
位置 | 西部の新疆ウイグル(維吾爾)自治区。カシュガル地区カシュガル(喀什)市 |
アクセス | 日本からのアクセスは北京や上海、西安経由で、まずは国内線でカシュガルへ移動。 または国内線でウルムチへ移動し、そこからさらにカシュガルまでは鉄道を利用 *国内線の場合:所要時間は北京/約7時間、上海/約7時間30分、西安/約4時間、ウルムチ/約2時間。 *鉄道の場合 :カシュガル駅まではウルムチ南駅(南疆線)/約23時30分。市内までは車で約20分 |
そんなカシュガルを旅するなら是非訪れてほしいのが、新疆ウイグル自治区最大のモスク・エイティガール寺院(艾提尕尔清真寺)。カシュガルの中心部にあるこの寺院は明時代の1422年に創建されました。現在の姿は1872年の清時代に増築されたもので、総面積は16,000平米にも及びます。高さ18mのミナレットからは朝・昼・夕とアザーンが流れ大勢の人々が集まってきます。
アクセス | カシュガル駅から車で約20分 |
費用 | 有料(大人45元)*21年11月現在 |
時間 | 9:30~14:00、16:00~19:00*金曜及び礼拝時間は休み |
カラクリ(喀拉庫勒)湖
中国西端の街・カシュガルから南西へ約200キロ、標高3600mもの高所に位置するカラクリ湖はその美しい瑠璃色の湖面で知られています。湖の周りにはコングール峰(7,719m)とムスターグ・アタ峰(7,546m)といった7000m級の山々が連なり、パミール高原の雄大な景色を満喫できます。雪景色の峰々が鏡のように湖面に映り込んだ様子はまさに絶景です。
カラクリ湖近くにはカザフ族やキルギス族が住んでおり、彼らの営むパオ(テント)型レストランにて食事を楽しむこともできます。一般的なツアーであれば、キルギス族の民家訪問が含まれており、ローカルな人々の生活を垣間見ることもできます。時間に余裕があればカラクリ湖の湖畔でパオを借り切って1泊するのもよいでしょう。カラクリ湖は周囲に明かりがなく、空気が澄んでいることから星空観賞には最高の場所です。
位置 | 西部の新疆ウイグル(維吾爾)自治区。クズルス・キルギス(克孜勒蘇柯尔克孜)自治州 |
アクセス | 日本からのアクセスは北京や上海、西安経由で、まずは国内線でカシュガルへ移動。 または国内線でウルムチへ移動し、そこからさらにカシュガルまでは鉄道を利用 *国内線の場合:所要時間は北京/約7時間、上海/約7時間30分、西安/約4時間、ウルムチ/約2時間。 |
費用 | 有料(大人50元)*21年11月現在 |
時間 | 日中/8:00~17:00が最適 |
まとめ
古代の交易の中心でもあったシルクロードは中国の洛陽を起点にローマまで続き、日本にも文化や民族の交流をもたらしました。ルート中には天山山脈の6000m級の山々やパミール高原の雄大な自然や砂漠の風景、虹のようなカラフルな広大な断層が見られます。また、モンゴル族の侵入を防ぐ為に作られた万里の長城の最西端の関所・嘉峪関。数々の仏教遺跡や仏教美術が残る・敦煌、クチャ、蘭州近郊やカシュガル、トルファンでウイグル文化が垣間見えます。
歴史と文化をもたらしたシルクロードの仏教美術、自然など気になるテーマに合わせてアレンジ可能です。ぜひご相談・お問い合わせください。