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あなたはビール派ですか?それともワイン派ですか?
私は断然、ワイン派です!旅先では必ずワインを買って帰るほど!
ワイン好きの方はぜひ旅先でワイナリーに行ってみてください!日本では出会えないようなワインにたくさん出会えます♪もちろん、セラー価格でワインをgetできちゃいます!
ワイナリーは食事も美味しいので、ワイン好きな方でなくてもワイナリーにあるレストランへ行くのもおすすめです。
ワインはヨーロッパだけでなく、世界中で作られています。
今回はワインが美味しい国とおすすめワイナリーをご紹介いたします♡
私的ワインが美味しい国№1!アメリカ
ワインが美味しい国と言えばフランス!とイメージされる方がほとんどだと思いますが、私はアメリカのカリフォルニアワインが世界一だと思います。
実は、カリフォルニアワインはフランスをも凌ぐ人気のワインの産地です。
カリフォルニアに行った際は、ぜひナパバレーのワイナリーに訪れてみてください!ナパバレーは全米一のワインカントリーです。
ナパバレーは、冬は温暖で、夏は雨の少ない地中海性気候で、ワイン造りに適した気候のため、ヨーロッパからの移民によりワイン造りが始められました。
ナパバレーのワイナリーは、『オーパスワン Opus One 』や『ケンゾー・エステート Kenzo Estate』が有名ですが、私のおすすめは下記の2つになります。
『ロバート・モンダヴィ Robert Mondavi』
カリフォルニアワインの父と呼ばれる、ロバート・モンダヴィのワイナリーです。カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーブを始め、ハイクオリティのワインは世界中のワイン愛好家から愛されています。
『ヴィ・サチューイ・ワイナリー V. Sattui 』
ワイナリーに併設するデリカッセンでデリを買って、緑豊かなお庭でピクニックランチがおすすめのワイナリーです。ここのワインはワイナリーの直売のみで、日本へは輸出をしていないので、行かれた場合はぜひワインをお土産に買ってください。
安くてクォリティーの高いワインがたくさん!南アフリカ
エリア | アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ナパ・バレー |
アクセス | サンフランシスコ空港のバス停(EVANS/エバンス)からナパバレーのバス停まで約1時間半。 |
南アフリカもワインが美味しい国です。南アフリカのケープタウンには350年の歴史を持つワインランドがあります。ワインに適した地中海性気候のため、イギリスの統治時代にワイン造りが盛んになりました。
南アフリカには独自品種の『ピノタージュ』があります。タンニンが強めで、飲みごたえのあるフルボディのワインです。値段が高くなりがちなフルボディワインですが、南アフリカは高品質にもかかわらず、とってもリーズナブルに買えるのがワイン好きにはたまりません。
ワインランドには数多くのワイナリーがあります。ホテル付のワイナリーもあるので、ゆっくりワインを堪能したい方はホテル付のワイナリーに滞在するのがおすすめです。
『アサラ ワインエステート&ホテル Asara Wine Estate& Hotel』
お庭がとってもきれいなホテルで、食事がとっても美味しいワイナリーです。宿泊しなくてもケープタウンから日帰りでランチを食べに行ってほしいワイナリーです。
『ディレアー・グラフ・ロッジ&スパ Delaire Graff Estate』
ワイン畑と岩山を見晴らす丘の上に立ち、絶景を見ながらワインを味わえるラグジュアリーなワインエステートです。オールインクルーシブのホテルで、宿泊客はフリーでワインテイスティングを楽しめます。
近くにあるウォーターフォードエステードWaterford Estateは、ワインにあわせて作られたチョコレートと一緒にテイスティングを楽しめるワイナリーでこちらと併せていくのがおすすめです。
日本では手に入らない?!ニュージーランド
ニュージーランドでは北島から南島まで国内全土でワインが作られています。ほとんどがオープンセラーで売れてしまうため、日本ではめったにお目にかかれません。スクリューキャップの導入など、先進的な醸造技術を積極的に導入しているため、高評価で高品質なのがニュージーランドワインの特徴です。
ニュージーランドでは、赤ワインよりも白ワインの方が多く作られています。白ブドウはソーヴィニヨン・ブラン、黒ブドウはピノ・ノワールが主な品種になります。
ソーヴィニヨン・ブランはニュージーランドワインを世界に知らしめるきっかけとなったワインになります。ぜひ白ワイン好きの方は飲んでいただきたいワインです。
ニュージーランドでおすすめのワイナリーは、南島のセントラル・オタゴにあるブティックワイナリーのBARRENANです。家族経営の小さなワイナリーで白ワインがとっても美味しいワイナリーです。テイスティングルームにいるワンちゃんがもふもふで可愛かったです♡
セントラル・オタゴ最古のワイナリー『ギブストン・ヴァレーGibbston Valley Winery』は南島で一番有名なワイナリーで、クィーンタウンから車で、25分ほどで行けます。ここでは美味しいチーズも生産されています。
知られざるワイン王国 マルタ
2,000年以上の歴史を持つマルタワインですが、ほとんどがマルタで消費されるため日本ではなかなか手に入りにくいワインです。
マルタ人はとにかく良くワインを飲みます。スーパーマーケットなどでは1本5ユーロ位から購入が可能です。
マルタならではの品種、Gellewza、Ghirghentinaはマルタに行ったらぜひ飲みたいワインです。
マルタでワインを購入する場合は、”DOK MALTA”や”DOK GOZO“というラベルが付いたワインを購入しましょう。このラベルはマルタ産のぶどうのみから作られたワインを意味します。
マルタにはちょっと変わったワイナリーがあります。イムディーナ近くの『メリディアーナワイナリーMeridiana Wine Estate』は、かつて第二次世界大戦中は飛行場だったという歴史を持つワイナリーです。
25ユーロでワイン4種のテイスティングができ、ワインも1本20ユーロから購入できます。
ここで食べたドライトマトは超絶に美味しくて感動しました。
ギネス級のワインセラー!モルドバ
モルドバは東ヨーロッパにあるルーマニアやウクライナと国境を接する旧ソ連を構成していた小さな国です。
観光地としてもあまり知られていない国ですが、実は長い歴史を持つワインの産地なのです。モルドバのワイン造りは、今から4,000年~5,000年前の紀元前30世紀頃、各家庭で始まったといわれています。
北イタリアと同緯度に位置しており、黒海の影響により比較的温暖でやや乾燥し、長い夏が特徴的なところです。夏と冬の気温差が大きいのと、昼と夜の寒暖差も大きいので、良質なブドウがこの地ではつくられます。とくに白ワインが多く生産されています。
モルドバには世界最長のワインセラーを持っているワイナリーがあります。『ミレシュティ・ミッチワイナリー』は、地下100mに迷路のように張り巡らされたワインセラーを持ち、その長さはなんと200km!ギネス記録を持つワイナリーです。
『クリコバワイナリー』は世界のセレブたちのプライベートなコレクションを見ることができておもしろいワイナリーです。
モルドバのワインは日本でも比較的安価で手に入るので、ぜひお店で見つけたらトライしてみてください。
住所 | Milestii Mici village, Mileștii Mici, モルドバ |
電話 | +373 671 21 121 |
営業時間 | 10:00-18:00 |
Webサイト | https://www.milestii-mici.md/ro/ |
美食の街で味わうワイン スペイン
スペインとフランスの国境に走るピレネー山脈の西側に位置するバスク地方は、世界中から美食の街として注目されているところです。
バスクで楽しみたいのがやっぱりバル巡りです。ワインを片手に絶品のピンチョスは最高の贅沢です。
ピンチョスとは、スライスしたバゲットの上に新鮮なシーフードやイベリコ豚の生ハムなどの色々な具材を載せたバスク地方のスナックのことをさします。
絶品ピンチョスが味わえるバル『 La casa urola 』は特におすすめです。
バスクに行ったら、地酒のシードルとチャコリは外せません。
チャコリは雨の多いバスク地方のみで作られている、アルコール度数は低めの微発泡ワインです。フレッシュさが大切で生産量がとても少ないため、ほとんどのチャコリはバスク地方で消費されています。
チャコリのワイナリーである『Gaintza Txakolina』では、できたてのチャコリをその場で味わうことができます。
もちろんスペインには美味しい赤ワインもあります。スペインで代表的な高級ワインのリオハワインのおすすめワイナリーは『Bodega Lopez de Heredia』です。
エリア | スペイン バスク自治州 |
アクセス | マドリードから鉄道で約5~6時間。 |
甘~いデザートワイン ハンガリー
世界三大貴腐ワインの一つとして有名なのが、ハンガリーのトカイワインです。長い歴史を持つトカイワインは、フランス国王ルイ14世が「王のワインにしてワインの王」と称したという逸話があるほど世界的に評価の高いワインです。
「貴腐ワイン」とは貴腐葡萄からつくられるワインで、はちみつのように甘く、デザートワインとして知られています。
ワインがあまり得意でない方も、デザート感覚で味わえるのでおすすめです。
トカイワインを飲む時はしっかりと冷やしましょう。ブルーチーズとの相性が最高です。
ハンガリーの首都ブタペストから北東230kmに位置するトカイ地方で本場のワイナリーを訪れるのがベストですが、貴腐ワインはブタペスト市内でも購入可能ですのでぜひ旅のお土産にどうぞ。
エリア | ハンガリー 〒3910 トカイ |
アクセス | 鉄道でブダペストから約3時間半。 |
まとめ
国によってワインの特徴は様々です。たとえワインに詳しくなくても、旅先できれいな景色を見ながら飲むワインは格別です。ぜひ皆様も、次回の旅行の際には、まだ出会っていない極上ワインに出会うのを旅の楽しみの一つにしてみてください。