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ナミビアとは?どこにある国?行き方やナミブ砂漠もご紹介

多くの人がデューン45の頂上で日の出を待っています。

これほど真っ赤な砂が地球上にあるのでしょうか。8000万年も昔から照り付ける太陽光によって砂の中の鉄が酸化され真っ赤に色付けされてきました。それが世界最古の「ナミブ砂漠」です。広い砂漠の中で最も日の出がきれいに見えるのがデューン45。頂上から上がってくる日の出を世界の各地から来た人たちが今か今かと固唾をのんで待っています。日の出の瞬間、歓喜のあまり思わずジャンプしてしまう人もいます。真っ赤な砂漠と燃える朝日が作る、これこそ絶景です。

ナミビア
正式国名 ナミビア共和国(Republic of Namibia)
面積 約84.2万㎢(日本の約2.2倍)
首都 ウィントフック
言語 英語、アフリカーンス、ドイツ語
宗教 キリスト教、他伝統宗教
通貨 ナミビアドル

ナミビアの基本情報

枯れたアカシアが化石のように立ち並ぶ乾いた沼「デッドブレイ」

ナミビアの気候

ナミビアは、南は南アフリカ、東はボツアナ、北はアンゴラに囲まれています。南半球に位置するため日本とは季節が逆になります。夏にあたる11月から2月は、最高平均気温が30度前後、最低平均気温が20度前後です。冬にあたる5月から8月は最高20度、最低6度位です。砂漠では日中は40度以上になることもありますが、木陰や室内ではビックリするほどひんやりします。夜は相当冷え込みますので寒暖両方の服が必要でしょう。

ナミビアへの行き方

日本からの直行便はありませんので、香港や中東からヨハネスブルグを経由してナミビアに入るのが一般的です。ナミブ砂漠の中のセスリウムに行くには、首都ウィントフークかウォルスベイに到着後さらに車で5~6時間。日本を夕方出発して、翌日夕方現地に着くまで約30時間かけてようやく目的地に到着です。

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ナミビアのお役立ち情報

デューン45から日の出を見るには、国立公園内のキャンプサイトに泊まらなければなりません。キャンプサイトに宿泊の方にだけ、日の出の1時間前にゲートをオープンします。ゲートからデューン45まで約20分。公園外に宿泊の方にはゲートは日の出の時間にしかオープンしませんので日の出には間に合いません。せっかくここまで来たのなら日の出を見たいものです。キャンプサイトの数は少ないので早めに予約されたほうがいいでしょう。

地球の歩みを感じる絶景「ナミブ砂漠」

デューン45の頂上までみんな頑張って歩いています。

デューン45の麓に着いて、日の出まであと40分しかないので誰もが必死に頂上目指して歩きます。私は途中2~3回休みながらどうにかたどり着きました。ここデューン45は日の出鑑賞には絶好のビューポイントです。ともすると、砂漠の砂の色がみるみるうちに美しく赤褐色に変わっていき、砂漠の向こうから太陽が昇ってきました。思わず万歳と叫びたくなる絶景でした。外人の方達は叫ぶと同時にジャンプして喜びを表していました。

デッドブレイの枯れたアカシアと枯れた老人のツーショット

ナミブ砂漠の最奥部のソッサスフレイ大砂丘には、枯れたアカシアが並ぶ乾いた沼「デッドブレイ」があります。かつては水が流れ込み、アカシアも生育していました。白い色は粘土やシルトが堆積して固まったものです。今見られるアカシアは約600~900年前のものと思われます。乾燥して腐らず化石のようになった木と沼、そして周りの赤い砂漠とのコントラストは見事なハーモニーを醸し出しています。

日本名で奇想天外と呼ばれる「ウェルウィッチア」

ナミブ砂漠には色々な生物、植物が生育しています。有名なのは日本名で奇想天外と呼ばれる「ウェルウィチア」です。この不思議な植物は砂漠の真ん中で1000年も2000年も生きると言われていて大きいものは4ⅿを超えるのもあります。雄は赤い実をつけ、雌のそれはふくよかな実です。薄気味悪いですが生き延びていくための最善の姿なのかもしれません。他にもトカゲやヤモリ、昆虫のゴミムシダマシが見られるかもしれません。

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まとめ

アフリカ南西部に位置するナミビア。日本では観光地としてあまり知られていませんが、大自然を満喫できるおすすめの国です。空と太陽と砂だけが広がる、絶景「ナミブ砂漠」へ是非訪れてみてください!

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