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多彩な魅力に恵まれた南アフリカ ケープタウン。未だ見たことのない心躍る景色と出会い、未だ体験したことのない素晴らしい時間を過ごすことのできるところです。ハネムーン旅行、子連れ旅行、一人旅、女子旅と旅の形式は様々ありますが、どの旅人でも楽しめるところがケープタウンです。動物たちとのふれあい、美味しいワイン、絶景・・などなどケープタウンを訪れる際のおすすめポイントをご紹介させていただきます。【ポイント1~5編】
ケープタウン観光で絶対外せない場所 アフリカ最南西端 喜望峰
ケープタウンの南に大西洋に突き出すように約60㎞に延びる半島がケープ半島です。そのケープ半島の一番端っこにあるのが喜望峰。そこはアフリカ大陸の最南西端でもあります。喜望峰は大西洋とインド洋が交わる場所で、Two Oceansと呼ばれています。英語だと Cape of Good Hopeと書きますが、日本語は『希望峰』ではなく『喜望峰』と書きます。今から500年以上前の1488年、ポルトガルの バーソロミュー・ディアス が発見したときは、『嵐の岬』と名付けられ、後に喜望峰と改称されたそうですが、岬に立った時の風の強さはまさしく嵐の岬です。
ディアスにより喜望峰が発見され、その後ヴァスコ・ダ・ガマが喜望峰を経てインドまでの航海ルートを確立したことによりポルトガルは繁栄しました。喜望峰はまさにその名の通り、ポルトガルの希望の岬でした。そんな冒険家たちの希望の岬となった喜望峰は、南アフリカで必ず訪れたい場所のひとつです。
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350年もの歴史のあるワイン造り ワインランドへの旅
ワイン生産地が多く集まるケープタウンの東側一帯を通称ワインランドと呼びます。南アフリカのワイン造りはなんと約350年もの歴史があります。
ワインランドは大きく3つのエリアからなります。ワイン生産の中心地であるステレンボッシュは南アフリカで2番目に古い街です。ビクトリア時代に建てられたケープ・ダッチ洋式と呼ばれる白く塗られた2階建ての古い建物が多く、散策するのに楽しいところです。フランシュフックは小さな街ですが、美味しいレストランを併設したワイナリーが多く集まります。パールには有名な大きなワイン会社があります。
老舗のワイナリーからブティックワイナリーまでいろいろなワイナリーがあるので、お好みにあったワイナリー巡りが楽しめます。ワイン好きでしたら、ディレアー・グラフ・ロッジ&スパ(Delaire Graff Estate)などのワイナリーホテル滞在もおすすめです。スパークリングワインを片手にサンセットを眺める時間は至福の時でした♪
チーターとタッチができちゃう!!チーターアウトリーチセンター
ステレンボッシュにあるチーターアウトリーチセンターは、絶滅の危機にさらされているチーターを守るために活動しているボランティア団体によって運営されています。チーターたちと触れあえるほか、めずらしいネコ科の動物を見ることができます。スタッフによる説明を聞いた後、4人ずつのグループに分かれてチーターがいる柵の中に入ります。
立膝になり、背中をそっとな~でなでしてみると、ごろごろ喉を鳴らしました。これは気持ちいい時にするのだそうです。仕草は猫ちゃんと同じです。おなかと顔には触らないようにと注意を受けていたのですが、1歳半の娘はうちにいるワンちゃんにするようにハグをしようとしたり、むぎゅーとしたりするのでひやひやしました・・・
お子様でも楽しめるおすすめの場所です。
よちよち歩きのペンギンがたまらなく可愛い!!ボルダーズ・ビーチ
ボルダーズ・ビーチはサイモンズタウンにある野生のペンギンが間近に観察できる世界でも珍しいビーチです。サイモンズタウンは、綺麗なビーチの宝庫として現地の人々にも人気のところです。アフリカン・ペンギンは年々減少傾向にあり絶滅危惧種に指定されています。アフリカ・ペンギンは地域にコロニーを作って繁殖します。
ボルダーズ・ビーチのコロニーは1983年、1組のつがいのペンギンがやってきたことから始まりました。ビーチは保護区になっており、遊歩道が作られとても近くでその愛らしい姿を見ることができます。時期によってはふわふわ毛の赤ちゃんペンギンにも出会えます。
ボルダーズ・ビーチ内は有料で、係員が毎日パトロールしているため治安面も心配ありません。ケープタウンからサイモンズタウンまでは車で40分ほどの距離にありますので、ツアーで訪れるのがおすすめです。
ケープタウンといえばテーブル・マウンテン
ケープタウンの街を南北に分断するように佇むテーブル・マウンテン。上部が平らになった神秘的な形はまさしく神々のテーブルのようです。その高さは1086mあり、頂上からはライオンズ・ヘッドやデビルズ・ピークなどケープタウン市街が一望できます。山は岩盤でできているため、その頂上は殺伐としていると思いがちですが、多くの野生植物が生えており、バブーンやシカ、ケープマングース、ジャコウネコなどの動物たちも暮らしています。山全体は国立公園になっています。頂上までは車道がないので、ロープウェイで上ります。3時間ほどかけて頂上に登るハイキングコースもありますので、脚力に自信がある方はぜひトライしてみてください。
強風が吹くことが多いケープタウンでは、テーブル・マウンテンのロープウェイは止まりやすいので、晴れていたらまずはテーブル・マウンテンに行きましょう。