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マカオと聞いてまず思い浮かべるのは「カジノ」でしょうか?旅人のバイブル「深夜特急」でも主人公がカジノにハマった場面を思い出す人もいるかもしれません。そんなカジノイメージの強いマカオですが、それは一昔前の話。どんどん変わりゆくマカオは知らないと損するくらい「女子旅」におすすめなのです。そんな女子が大好きなマカオをご紹介します♪
女子が大好きな東洋と西洋が融合する【街並み】
キリスト教布教の東アジアの拠点としてポルトガルがマカオに進出し始めたのが16世紀中頃。その後多くのポルトガル人が住み始め、1887年正式にポルトガル領となったことで街はポルトガル色に染まっていきました。そして約100年続いたポルトガル統治時代が1999年に終わり、マカオは中国へと戻りました。そんな歴史を持つマカオだからこそ、東洋と西洋の文化が融合された異国情緒溢れる街並みがあるのです。
マカオ半島側の街にはアールデコ風の街灯のある道には石造りのアパートメントの様な建物が建ち並び、まるでヨーロッパの雰囲気。丘の上に教会や聖堂が建ち、噴水のある広場はポルトガルそのもの。かと思えば道を1本渡ると漢方薬屋さんや中国寺院、中国商人の邸宅があり、一気に中国の雰囲気にも。またコロアネ島南西部にある「コロアネ村」は素朴なパステルカラーの家々が建ち並びのんびりとした様子。この西洋と東洋が実に違和感なく自然に調和され、魅力あるマカオの街並みとなっています。
エリア | コロアネ村 |
行き方 | マカオ半島側中心部よりタクシー又はバスで約40分 |
観光地 | 聖フランシスコ・ザビエル教会、天后古廟 |
立ち寄りスポット | 「ロードストーズベーカリー」(https://www.lordstow.com/)のエッグタルト |
女子が大好きなノスタルジックな雰囲気を纏う【世界遺産】
2005年に世界遺産に登録されたマカオの歴史地区。その中に22の歴史的建築物と8つの広場があります。建築物には「媽閣廟」を始めとする中国的なものや、「港務局」の様なイスラム文化的なもの、そして「聖オーガスティン教会」などのヨーロッパ的なものまで、様式も雰囲気も様々なのがマカオらしいですね。その様々なものがマカオ半島南部の一角に集中しています。歩いて効率よく回るためのスタートはセドナ広場から。石畳とコロニアルな建物が女子心をくすぐります。ここから徒歩で世界遺産を楽しみましょう。最も有名な「聖ポール天主堂」は17世紀初頭に建てられた、マカオのシンボルとも言える教会跡。正面の壁面のみでもその姿は荘厳です。
この歴史地区は集中しているのでほぼ徒歩で全てを巡れます。徒歩のいいところは途中で気になるお店や町並みを見つけたら立ち止まる事が出来るところ。世界遺産エリアは歴史も古くちょっとした路地が素敵だったり、中国茶のお店や伝統菓子のお店など女子の気になるポイントが沢山。街歩きは思いがけない立ち寄りも楽しいものです。
エリア | マカオ歴史地区【世界遺産】 |
歩き方 | セドナ広場をスタート地点とし、徒歩で周ります。 |
立ち寄りスポット | Nam Ping 南屏雅敘 (https://www.tripadvisor.com/Restaurant_Review-g664891-d7356393-Reviews-Nam_Ping-Macau.html) のサーヨン(沙翁)♪ |
女子が大好きな美食【ポルトガル料理】
女子だけでなく旅の目的のひとつに「食」をあげる方も多いハズ。その国で何を食べるか、どのレストランに行くか、何を飲むか、など行く前からガイドブックやウェブサイトを見て計画を立てるのも楽しいですよね。マカオでぜひ食べたいのは「ポルトガル料理」。タラやイワシなどを使ったコロッケやフライ、タコの炊き込みご飯、豚とアサリの炒め物など魚介がたっぷり!日本人に合わないわけがありません。またポルトガルはワインも美味しいものが揃っていますので合わせていただきたいですね。
また、「マカオ料理」と呼ばれる、ポルトガル料理にインドや中華などのエッセンスが入った料理も。どちらかと言うとよりスパイシーで、ちょっと刺激を求める方にはオススメです。もちろんマカオでは美味しい中華料理も食べられますので、滞在中、食に飽きる事が絶対にありません。逆に食べたいものが沢山あり過ぎて迷ってしまいます。笑
女子が大好きなスイーツ【エッグタルト】
女子旅にかかせないスイーツ!マカオに来たら絶対食べたいのが「エッグタルト」です。パイ生地に卵をたっぷり使ったエッグタルトは、ポルトガルの修道院発祥の「パスティス・デ・ナタ」を元に作られた説や、マカオで飲茶のデザートとして生まれた説と発祥には諸説ありますが、マカオに来たらマカオで評判のお店にぜひ行きたい!タイパ南部コロアネ村にあるエッグタルト専門店「ロードストーズ・ベーカリー」は英国人アンドリュー氏がオープンさせ人気店となりました。
焼きたてのエッグタルトは熱々でトロトロ♪お店はちょっと不便な場所にありますが、買い求めるお客さんでいつも行列が出来ています。またセドナ広場にも近い「マーガレット・カフェ・ナタ」も人気店のひとつ。観光の途中でテイクアウトして世界遺産を巡りながらいただくのもいいですね。他にもエッグタルトが美味しいお店があるのでいろいろ食べ比べしてみて!
店名 | ロードストーズ・ベーカリー Lordstow’s Bakery |
住所 | 1 Rua do Tassara, Coloane Village, Macau |
URL | https://www.lordstow.com/ |
店名 | マーガレット・カフェ・ナタ Margaret’s cafe e Nata |
住所 | 17B R. do Cmte. Mata e Oliveira, Macau |
URL | https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g664891-d1103906-Reviews-Margaret_s_Cafe_e_Nata-Macau.html |
女子が大好きな【ショッピング】
マカオは女子の大好きなショッピング天国♪マカオにはショッピングモールが沢山あります。中でもベネチアン・マカオ・リゾート内の「グラン カナル ショップス」はベネチアの街並みが再現され、ゴンドラが浮かぶ運河が流れている事で有名です。また、まるでパリを歩いているような優雅な雰囲気の「ショップス アット パリジャン」、アトラクションも楽しめる「ザ・ブルバード」、ショーも楽しめる「ギャラクシー マカオ プロムナード」など滞在日数が短いと全ては周れないので事前に好みのショッピングモールをリサーチしておきましょう。
またショッピングモールだけでなく、セドナ広場周辺の「大三巴街」や「福隆新街」、「大關斜巷」、インスタ映えすると人気の「ラザロ地区」など、ただぶらぶら歩くとレトロな物からオシャレな物までいろいろなお店に出会えるので、自分好みのお土産を探すのも楽しいものです。正統派ブランド物から地元中華系、ポルトガル系のかわいい雑貨まであるマカオ、買い過ぎに注意です!笑
店名 | グラン カナル ショップス The Grand Canal Shoppes |
住所 | Estrada da Baia de Nossa Senhora da Esperanca, Macau |
URL | https://www.venetianmacao.com/shopping/shoppes.html |
店名 | ショップス アット パリジャン Shoppes at Parisian |
住所 | The Parisian Macao, Estrada do Istmo, Lote 3, Cotai Strip, Macao |
URL | https://www.parisianmacao.com/macau-shopping.html |
まとめ
90年代までのマカオは「カジノ」のイメージが強く、香港からの日帰り観光が主流でしたが、そんな時代はもう終わりです。マカオだけを訪れても2~3泊十分に楽しめる街と変わりました。街歩きが楽しめる程よいサイズの街だからこそ女子旅に向いています。
また、大人の女性であれば、夜にカジノを楽しんでみるのもおすすめ。カジノの雰囲気を味わいたいという事であれば1万円程度で楽しめます。短い休暇なら直行便を利用、時間があるなら香港と周遊にしても楽しいです。次のお休みに友達を誘っていざマカオへ!