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コロナ禍がようやく落ち着き、海外旅行に行きたいけど円安の影響で渡航を諦め、国内で過ごすツーリストも増えているようですね。
海外旅行と言えば、日本ではハワイやオーストラリア等が定番かと思いますが、このご時世でも出費を抑えつつ思いっきり楽しみたい!という方におすすめなのがネパールです。
ネパール旅行やホテル事情
南アジアに位置する、内陸国のネパールの物価は日本の半分から1/3程度と格安!
高級ホテルでもリーズナブルな価格帯で泊まることができ、気軽にアクセスしやすいエリアです。
こちらではネパール最大の首都カトマンズやチベット国境の町コダリを結んでいるドゥリケル、そしてリゾート地として大人気のポカラにある合計5軒の高級ホテルに宿泊した感想について、実際に現地で撮影した写真と併せてご紹介致します。
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ネパールホテルガイド
The Dwarika’s Resort Dhulikhel
ザ ドワリカズ リゾート デュリケルは1つの山を丸ごとホテル化した高級宿泊施設で、大自然に囲まれながら、ワンランク上の優雅なホテルステイを存分に楽しむことができます。
ザ ドワリカズ リゾート デュリケルの魅力は、どの客室からも美しい山々を眺望できるところ。
標高が高い場所に立地しているため、お部屋に居ながらまるで雲の中に包み込まれているかのような特別な気分に♪
ホテル内の雰囲気
今回泊まった部屋は2階建になっていました。ちなみにチェックイン時間は12時より受け付けています!
木の温もりを所々に感じられる、アジアンモダンスタイルな室内。
冷暖房完備で、薄型TVやミニバー、更には旅行中の調べものに欠かせない無料Wi-Fiも用意されていたりと快適に過ごすことができます。
バスルームは高級スパのようなデザイン。
敢えてカーテンや窓がついていない、オープンタイプになっているため開放的な気分を味わうことができました。
こちらは客室2階からの景色です。特に夕暮れ時は息を呑むほど美しく、テラス全体に幻想的な光景が広がっていました。
レストランのメニュー
レストランは席数が多く、テーブル自体も広々としているのでお子様連れの方や大人数で宿泊する際も安心です。
ザ ドワリカズ リゾート デュリケルのレストランでは、スパイスをたっぷり使った本格的なネパール料理が提供されています。
ネパールではベジタリアンの方が多いため、家庭料理の場合は動物性たんぱく質を使わないものが多いようですが、こちらのレストランでは観光客向けにお肉を加えたカレー等のメニューも用意されていました。
夕食のお供に、ドリンクもオーダーしました。カラフルでリゾート感満載!
朝ご飯はビュッフェスタイルで、新鮮な野菜やフルーツジュース、ハムやパンなど軽食を中心に用意されています。
総合的な感想
ザ ドワリカズ リゾート デュリケルはネパールの宿泊施設の中でも少々お高めですが、
その分スタッフのサービスやホテル内の環境は最高峰レベル!
ふと気づけば自然と瞑想しているくらい、最上級のリラックス空間が整っていました。
心身共にデトックスしたい方に一押しのホテルです♪
住所 | Resort Marg, Dhulikhel 45200 |
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アクセス | トリブバン国際空港より車で約1時間 |
チェックイン/チェックアウト | 12時IN/12時OUT |
駐車場 | 無料駐車場有り |
設備・サービス | 空港シャトル、屋外プール、全室無料Wi-Fi、レストラン、スパ、ウェルネス、24時間フロント対応等 |
Sarangkot Mountain Lodge
ポカラ空港より、約35~40分程の場所にある『サランコット マウンテン ロッジ』は天国にいるかのような体験ができるラグジュアリーホテル。
山々の壮大なパノラマの景色を望む、ハイキング並びにサイクリングが人気のエリアに立地していることから、ジップライナーや無料レンタル自転車等も用意されています。
ホテル内の雰囲気
お部屋はシンプルかつゴージャスな雰囲気。
比較的コンパクトな作りでしたが、部屋の隅々まで手入れが行き届いており、アメニティ等も充実していてゆっくりと寛ぐことができました。
サランコット マウンテン ロッジに訪れたら、是非ご覧になって欲しいのがこの絶景!
アンナプルナはお部屋からも眺望することができますが、屋上のインフィニティプールからの景色はより格別です。
レストランのメニュー
レストランにはソファ席、テーブル席、テラス席と様々なタイプのお席が用意されています。
今回の宿泊中に注文したのは豆やインディカ米を使った、ダルバート・タルカリ。
ネパールでお馴染みの定食メニューです。
ネパール料理以外にもピザなどのイタリア料理、イギリス料理、インド料理をオーダーできる他、リクエストに応じてグルテンフリー・ベジタリアン等のオプションも準備されているようです。
スープやパン、野菜料理がセットになっているモーニングはテラス席でいただきました!
美しいロケーションも相まって、最高に美味しかったです^^
総合的な感想
こちらのホテルはスタッフのサービスが丁寧且つ程良い距離感があります。
高級感のある空間に居ながらも自由気ままに、肩の力を抜いて過ごすことができますよ♪
また、プールの横におしゃれなカフェ&バーがあるところもお気に入りポイントの1つです。
住所 | Sarangkot Rd, Pokhara,Western Development Region,33700 |
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アクセス | ポカラ空港より車で約35分 |
チェックイン/チェックアウト | 14時IN/正午OUT |
駐車場 | 無料駐車場有り |
設備・サービス | 空港シャトル、屋外プール、レストラン、バー、スパ、ウェルネス、バリアフリー等 |
The Pavilions Himalayas The Farm
緑豊かな森林に覆われた宿泊施設『ザ パビリオンズ ヒマラヤ ザ ファーム』はまさに楽園の地!
観光スポットまでの道は少々険しいのですが、泊まる価値は十分にあります。
ホテル内の雰囲気
こちらのホテルの鍵はカードキーではなく、鍵穴に差し込む昔ながらのタイプ。
民族調のデザインの鍵と、ピンク色のドアがとても可愛らしいです。
ザ パビリオンズ ヒマラヤ ザ ファームの部屋は明るく、どこかエキゾチックなデザインが特徴的。
広々とした空間の中で、のんびりと日々の疲れを癒すことができます。
オープン仕様のバスルームは開放感もありながら、プライバシーを配慮してカーテンが設置されているので人目を気にすることなく、優雅なバスタイムを楽しむことができました。
レストランのメニュー
緑の丘や田んぼを眺めながら食事を楽しめるレストラン内には、ブランコタイプのソファ席やテーブル席が用意されています。
モーニングで提供されているフルーツや野菜は、どれも新鮮なものばかり。
主食はパンケーキやフレンチトースト等、世界的にも万人受けするメニューが多い印象を受けました。
もちろん、ネパール独自のグルメも味わうことができます。
上の写真の料理は『モモ』というネパール風蒸し餃子で、トマトベースの辛いタレにつけながらいただくのが、一般的な食べ方です。
こちらはインドの定番料理となりますが、タンドリーチキン等もオーダーしてみました。
辛い料理を食べた後のお口直しにぴったりな、スイーツ系ドリンクやレモンソーダ等もおすすめです。
総合的な感想
ザ パビリオンズ ヒマラヤ ザ ファームの難点としては、交通の不便さや虫が多いところ。
観光スポットを1箇所でも多く回りたい方には、あまり適していない宿泊施設と言えます。
ただし、コストパフォーマンスが高く、通年営業のインフィニティプールをはじめ、マッサージ、フィットネスセンター等の各サービスで充実しているため、滞在中は楽しみが尽きることはありませんでした♪
住所 | Ward No. 22, Chisapani, Pokhara 33700 |
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アクセス | ポカラ空港より車で約18分 |
チェックイン/チェックアウト | 14時IN/12時OUT |
駐車場 | 無料駐車場有り |
設備・サービス | シャトルサービス、全室無料Wi-Fi、自転車レンタル、レストラン、屋外プール、バリアフリー等 |
はなのいえ
ポカラのアスタム村にある『はなのいえ』は、アンナプルナやマチャプチャレを一望できるホテルとして日本人が作った宿泊施設です。
花々が咲き乱れる有機農園の中に、2人部屋1棟のコテージが5棟用意されている他、食堂や薪で沸かした五右衛門風呂付きのシャワー棟があります。
ホテル内の雰囲気
はなのいえは、天然素材100%の自然派のオーガニックリゾート。
客室の壁や木と土で塗り固められており、枕元には施設内の農場で採取した蜂蜜で作ったろうそくが置かれています。
シンプルながら洗練された空間で、心穏やかな時間を過ごすことができます。
『はなのいえ』ではお客様の希望に応じて、様々な体験プランが揃っているところも大きな特徴の1つ。
農作業のお手伝いをはじめ、牛の乳絞りにネパール料理講習、バター作りなど熟練スタッフによるサポートのもと、貴重な体験を楽しむことができます。
筆者が体験したのは蝋燭作り体験!作った蝋燭は家族や友人へのお土産にもなるのでおすすめです。
レストランのメニュー
はなのいえでは全食、日本食でもOKというネパールの宿泊施設の中でも珍しいスタイルで食事を提供しています。
この地で収穫された、新鮮な食材を使った料理の数々はどれも最高の味わい!
料理の指揮をとるネパール人シェフは味のセンスが非常に良く、ポカラで日本食について学んだ後、実際に日本でも勉強した経験があるそうです。
夕食は天ぷら定食、朝食はおかゆに梅干し、野菜入りの卵焼きなど、どれも本格的なメニューばかり。
長く海外に滞在していると、つい日本食が恋しくなるものですが、宿泊先だけでもあえて日本食を中心に食べるというのも有りだなと、今回こちらのホテルに泊まってみて感じました。
いただいたコーヒーがとても美味しくてネパールのコーヒーですか? と伺ったところ日本でお馴染みのネスカフェでした(笑)。 雰囲気と味は比例するのかも?
総合的な感想
はなのいえのスタッフさんは全員ネパール人ですが、日本語ができるので英語等の国際共通語が話せない方、ネパール旅行初めての方にもおすすめの山上リゾートです。
ただし、交通便が悪く、都心から離れていることもあり、電力が足りずに停電がある場合も!
不便さがある一方、命の尊さを学んだり、自然の偉大さを感じられる空間で過ごすことで、初心に返りながらリフレッシュできる素晴らしい宿泊施設です。
住所 | Hananoie Astam 8, Dhital Kaski, Pokhara |
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アクセス | ポカラ空港より車で約40分 |
チェックイン/チェックアウト | 正午IN/正午OUT |
駐車場 | 無料駐車場有り |
設備・サービス | 無料Wi-Fi、レストラン、スパサービス、24時間対応のルームサービス等 |
ハイアット・プレイス・カトマンズ
最後にご紹介するのは、2021年にニューオープンしたネパールの首都カトマンズのホテル、ハイアット・プレイス・カトマンズです。
トリブバン国際空港より車で約18分程度で、観光名所へのアクセスも便利なエリアに立地しています。
ホテル内の雰囲気
ハイアットプレイス・カトマンズの部屋はエアコンをはじめ、バスアメニティ、ケーブルチャンネル付き薄型テレビ・ポット・ヘアドライヤー等がそれぞれのお部屋に備わっています。
お部屋は全体的にスタイリッシュなデザインでしたが、カラフルなソファが設置されている他、壁には民族衣装をまとった人々のアートが描かれていたりと随所にネパールらしい要素が感じられました。
渡り廊下には小さめの丸テーブルや椅子が用意されています。
ちょっと気分を変えて会話を楽しみたい時や、お散歩の帰り道に休憩したい時などにも使えそうですね。
レストランのメニュー
朝食はビュッフェスタイル。
料理の種類が豊富で、野菜スープや豆カレー、インディカ米のピラフ等、どれも大変美味しかったです。
パンケーキやワッフル等のスイーツも用意されており、コーヒーは淹れたてのものを飲むことができますよ♪
料理施設はレストラン以外にもスカイ・バー&ラウンジとロビー・バーが各1箇所にあります。
バーの中に入ると、煌びやかな照明とゴールドのボトルディスプレイがアクセントの大人空間が広がっています!
非日常的な雰囲気の中、アルコールを嗜むことで大切な方との笑顔も会話もより一層華やぐことでしょう。
総合的な感想
ハイアットプレイス・カトマンズのイメージとしては、日本でも有名な5つ星ホテル『ヒルトン』に近いものを感じられます。
屋外プールにフィットネスセンターの他、ATMにコンシェルジュサービス・荷物預かりサービスが提供されていたりと全体的に利便性が高く、更にはペット同伴可能なのでワンちゃんとの海外旅行を楽しみたい時にもぴったりな宿泊施設です。
ハイレベルのサービスを受けながら宿泊できるのは非常にお得だと思います。
まとめ
ネパールはアジアの中でも比較的治安が良く、料理は日本人の口に合いやすいのが特徴的。
一歩外出すると、公衆用のトイレは機能していなかったり、不衛生なことも多いのですが、ネパールでもワンランク上の高級ホテルであれば部屋の設備から飲食関係においても全体的に衛生的で、安心して過ごせることがほとんどです。
お手頃価格で行ける、海外リゾート地を探している!という方は是非、ネパール旅行について検討してみてはいかがでしょうか?
ファイブスタークラブのスタッフは定期的な現地視察を行っているため、一般的なツアーでは見つからないような組み合わせやこだわりの旅行もプランニングを得意としています♪
ネパールのツアーはこちら
ショコンレイクなどのハイキングも楽しむ