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中国雲南省の麗江(リーチャン)エリアとは
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、これまで中国では厳しい入国制限が実施されていましたが、2023年8月末より健康申告(PCR検査及び抗原検査)が不要になったことから、海外からの渡航者数が少しずつ増えつつあります。
中でも今回ピックアップするのは、3つの世界遺産を持つ街として知られている中国雲南省の麗江(リーチャン)エリア。
ジブリ作品や高倉健さん主演の映画『単騎、千里を走る。』の撮影地として選ばれたことでも有名で、若い方からご年配の方まで幅広い世代のツーリストの間で人気を集めているんです!
本記事では、麗江でイチオシの観光スポットについて5選ご紹介致します。
麗江(リジャン)の観光地ベスト5
麗江古城は雲南省で最も人気の観光地
約800年以上もの歴史を誇る麗江古城は、少数民族のナシ族によって建設された旧市街地で、漢族、白族、彝族、チベット族といった周辺諸民族の文化の影響を受けながら、独自の景観を作り上げていきました。
その規模の大きさと、唯一無二の美しさから1997年にユネスコの世界遺産に登録されています。
また、以前は古城維持費を支払う必要がありましたが、この制度は2019年に廃止されたため、現在は無料で入場することが可能です。
ファンタジーな世界観が広がる麗江古城は、SNS映えするとして若者にも大人気のエリア。まるでテーマパークのような街並みで、歩いているだけでワクワクしてしまうこと間違いありません。
朝は観光客が比較的少なく、古都らしい緩やかな時間が流れていますが、夜になると古城全体がライトアップされる他、大音量のダンスミュージックが流れていたりとまた違った表情を見せてくれます。
時間帯によって全く違う世界に迷い込んだかのような、不思議な感覚を味わうことができますので、できれば麗江古城の近くに宿をとって朝と夜にそれぞれ散策をすると麗江古城の魅力を1度の旅で2度楽しむことができますよ。
麗江古城 | |
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住所 | 雲南省麗江市古城区東大街1号 |
アクセス | 麗江三義機場(麗江空港)より車で約45分 |
玉龍雪山は一年中雪に覆われている、神の山!
玉龍雪山は、晴れの日であれば市街地からも見渡すことができる麗江のシンボル。古くからナシ族に神の山として崇められており、厳しい入山規制を敷いたことによって未だ誰も登頂を果たしていない処女峰です。
そんな玉龍雪山の最大の魅力は、ロープウェーに乗って富士山超えの4,506mまで一気に行けてしまうこと!
自力で歩くのは約170メートル程度とほんのわずかな距離で、展望台までは整備の行き届いた遊歩道が設けられているため、登山経験が少ない方も気軽に挑戦しやすいかと思います。
玉龍雪山の中腹には、美しい草原が広がる『雲杉坪』や一点の淀みもなく、川底まで見渡せるほど美しい川『藍月谷』など玉龍雪山の迫力ある景観を間近に感じられるビュースポットが多数あります。
ただし、麓でも標高は3,000m以上ありますので油断は禁物です。高山病を避けるためにもこまめな深呼吸と水分補給を心がけるようにしましょう。
玉龍雪山 | |
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住所 | 雲南省麗江市玉龍納西族自治県境内 |
アクセス | 麗江古城からシャトルバスで約1時間 |
入場料 | 100元(約2,170円) |
玉泉公園で”逆さ玉龍雪山”をカメラに納めよう
玉泉公園は麗江古城から約2キロほど離れた場所にある公園で、園内の池の水面に鏡のように映り込む玉龍雪山が美しいとして有名な絶景スポットです。
4万㎡もあるこの池は、玉龍雪山から流れてきた雪解け水が山の麓の岩間から湧き出てきたもので、黒い龍が潜んでいたという伝説が残っていることから、古城の人々の間では昔から『黒龍潭(黒い龍の泉)』という愛称で親しまれています。
玉泉公園の敷地内に佇む得月楼や、龍潭映雪などの重要文化財とされる建築物の数々も外せない観光スポットで、それらを見て回るだけでも十分に価値があるかと思います。
玉泉公園 | |
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住所 | 雲南省麗江市古城区 |
アクセス | 麗江古城より徒歩圏内 |
入場料 | 無料 |
東巴博物館はナシ族が生み出した古代文化の聖地
玉泉公園の隣には、トンパ文字およびナシ族に関する展示が充実している博物館『東巴博物館』があります。
1100年程前に生まれたと言われているトンパ文字は世界で唯一、現在でも使われている象形文字で、その希少性の高さから世界記録遺産に指定されています。
麗江では、自分自身や家族の名前をトンパ文字で彫ったハンコがお土産として大人気!
好みの石を選び、名前を小さい紙に書いて従業員の方に伝えると1~2時間程度で完成するそうです。トンパ文字入りのハンコを作ってくれるお店は麗江古城内にもありますので、散策の途中で見つけた際は是非試してみると良いでしょう。
東巴博物館 | |
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営業時間 | 9時~16時 |
入場料 | 30元(約651円) |
定休日 | 毎月第1・第3月曜日 |
白沙村は12世紀に誕生した、麗江古城の起源
麗江古城から北に約16km離れた場所にある白沙村は、かつて麗江の政治、経済、貿易、文化の中心地だったナシ族の古都。
麗江古城はどちらかというとツーリスティックな雰囲気がありますが、白沙村は村全体がのんびりとしているので、昔ながらの趣を楽しみたいと言う方はこちらの方が好ましく感じられるかもしれません。
ヤク肉を使った串焼き屋さんや麗江唯一のクラフトビール専門店など、美味しいグルメがあるところも魅力的です。
白沙村の隣にある白沙壁画も必見の場所!白沙壁画の題材は主にチベット仏教や道教といった宗教関係が多く、金泥等を使って立体的に表現されています。
白沙壁画はシ族、漢族、チベット族、ペー族の4民族の画家に描かせたもので、各民族によって色の塗り方や筆使いが異なりますので、そのような点にも一つ一つ注目しながら、ここでしか体験できない歴史溢れるアートの世界に浸ってみて下さいね。
白沙村 | |
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住所 | 雲南省麗江市玉龍ナシ族自治県白沙郷 |
アクセス | 麗江古城より車で約26分 |
営業時間 | 随時変更 |
定休日 | 無し |
入場料 | 無料 |
世界遺産の街、麗江で過ごすノスタルジックなひと時
今回は中国雲南省・麗江のおすすめ観光スポットについて、5選ご紹介させていただきました。
現在(2024年6月)、中国観光を行う際にはビザが欠かせません。
ファイブスタークラブではお客様自身のご希望に沿ったカスタマイズプランのご提案に加え、ビザの申請・受領に関するアドバイスなども行っております。その他、日本語ガイドの手配に関しても随時承っていますので、功利的に旅をお楽しみいただけるかと思います。
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