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ネパール観光・秘境ガーレ村で自給自足ホームステイ

ネパールの秘境ガーレ村の自給自足生活を経て命の尊さを学ぶ!

衣食住すべてを自分たちの力で生み出して生活をしていく自給自足。日本では今どれくらいの人々がそのような生活をしているのでしょうか。便利なものが増え、科学の力は当たり前、スマートフォンひとつで人とのコミュニケーションが取れ、外に出なくても買い物が出来る時代。現代において、我々が忘れかけているものを探しに、ネパールのとある村へホームステイを体験しに行ってみませんか?そこには静かに穏やかに、しかし力強く毎日を生きる人々の世界が広がっています。

ネパール
正式国名 ネパール連邦民主共和国
面積 14.7万㎢(北海道の約1.8倍)
首都 カトマンズ
言語 ネパール語
宗教 ヒンドゥー教、仏教、イスラム教
通貨 ルピー
気候 大きく分けると、6~9月前半が雨季、9月後半~5月が乾季となります。
トレッキングで高地を訪れる場合は、10~4月が空気も澄んでいてベストシーズンです。

ガーレ村の基本情報

ネパールの奥地にひっそりと軒を連ねる土づくりの伝統家屋と緑豊かな畑

ガーレ村の気候

ガーレ村は、標高約2,000メートルに位置し、山岳気候となります。昼間は日があたるところは温暖で過ごしやすいですが、高低差があり陰になるところは肌寒く感じます。また、山なので年中注意が必要ですが、特に秋から冬の朝晩がとても冷え込み寒くなるので上着は必須となります。加えて山の気候は急に変わることが多いため、臨機応変に着脱しやすい服や持ち運びやすい雨具の持参をおすすめします。靴は勿論歩きやすいスニーカーで!

ガーレ村への行き方

カトマンズから西へ約200キロ。通常、専用車を手配して行きます。休憩をはさみながら順調に行けば約7時間で到着します。渋滞などに引っかかるとしばらく足止めとなり、さらに時間がかかる可能性もありますので時間に余裕を持った旅程構築が必要です。途中、アンナプルナのふもとのベシサハールという村でトレッキングパミット(入境許可)の手続きが必要です。パスポートのコピーと証明写真が2枚必要なので忘れずに!

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ガーレ村のお役立ち情報

村には近年ホームステイの需要が増えたこともあり、最低限の電気は通っています。私が確認した限りでは電源プラグはCタイプ。(ただしBタイプの可能性もあるのでマルチタイプを持っていくことをおすすめします。)ただ、村の雰囲気を満喫するためには、どうしても連絡を取らなければならないなどといった理由がない限り、電子機器をシャットアウトして楽しむことをおすすめします。

「生きること」を改めて考えさせられる大自然での生活

遠くに霞む山と素朴な畑が広がる景色に思わずぼんやりしてしまうのどかな村

ネパールの山奥にひっそりと佇むガーレ村は、近年アジアの観光村のモデルとして知名度が上がり、ネパール国内でも人気のホームステイ先です。長い道のりを経てたどり着くと、入り口でステイ先のご家族から歓迎の印に花の首飾りをかけられ、さらに「ティカ」と呼ばれる米とヨーグルトを混ぜたものを額につけて頂きます。木や土で出来た伝統的な家屋に案内され、一緒に食事をすると家族のような雰囲気に!

生きるために命を頂く瞬間を見ることは価値観が変わる貴重な経験

村には最低限の家具や電気はあるものの、自給自足が基本。冬は室内でも冷えるため、絶やさずに火を焚き、食事の時に火力を調整して器用に調理していました。ドキッとしたのは早朝ご主人が鶏の頭を落とすシーン。慣れた手つきであっさりと済ませた彼は、昼食用に下ごしらえをはじめます。普段、我々は毎日のように命を頂いているはずですが、その命が途絶える瞬間を間近で見ることは中々ありません。衝撃と、新たな価値観を得られた体験でした。

青空学級!空気のおいしい山の上で心豊かになる授業

ここに暮らす人々はグルン民族の方。言葉がわからなくても、表情と雰囲気で伝わるものがあります。穏やかで、目が合うと微笑んでくれる温かさが魅力的。大自然の中、近隣の村へのトレッキングも楽しめます。青空の下で勉強をする子供たちに出会えるかもしれません!生きる力と心の豊かさはきっと誰にも負けないことでしょう。

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まとめ

ガーレ村での体験は、日本で淡々と過ぎ去る日々を生きていた私にとって、命の価値や可能性の考え方が変わった、貴重なものとなりました。

ぜひ直接、その空気、匂い、日々の営みを感じとりに、ネパールへ。
住むように旅をしてみてはいかがでしょうか?

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