皆さん、マレーシアを旅したことはありますか?ボルネオ島の大自然やランカウイ島をはじめとするアイランドリゾート、地方のスローな暮らしからアジア有数の都市とされる大都会クアラルンプールまで。マレーシアは宗教と歴史に彩られた多様な顔を持つ国です!しかし気になるのはコロナウィルスによる影響。今マレーシアに行っても問題ないのか?そもそも日本人の入国は可能なのか?こちらの記事では入国規制の最新情報と旅の参考になるお役立ち情報をご紹介していきます。
参考:外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_017.html#ad-image-00
マレーシア:いつから海外旅行に行ける?(1/04現在)
マレーシア旅行を待ち望んでいる方に朗報です!
2022年8月01日以降、マレーシア入国時に求められていた、新型コロナ関係の証明書(ワクチン接種証明書、治癒証明書及び陰性結果証明書)の提示義務は解除となりました。入国時の検査や入国後の隔離待機は、もちろんありません。
*新型コロナワクチン接種証明書⇒不要
*PCR検査陰性証明書⇒不要
*マレーシア入国時の検査⇒ありません
*マレーシア入国後の隔離待機⇒ありません
※その他、店舗や施設、ホテル等入店時に提示を求められる場合もありますが、My Sejahteraアプリのダウンロード&登録は入国時の必須条件ではありません。
コロナ感染拡大前と同じように有効なパスポート(残存6ヶ月以内)と帰りの航空券があれば入国ができるようになりました。旅行出発前の準備がだいぶ楽になりました。
・屋外でのマスク着用義務は解除されましたが、屋内でのマスクは引き続き着用をお願いします。違反した場合は罰金を科せられる場合があります。
【海外安全情報(感染症危険情報)】
マレーシアは2023年1月04日現在、日本の外務省から【レベル1:十分注意してください】という勧告が出ていますが、マレーシアへの旅行は可能です。
マレーシアへの旅行の際には引き続き基本的な感染対策(マスク着用を心がける、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避ける、人との距離を空けるなど)を行い、感染しない、うつさないことを心がけて行動しましょう。
ただし乗り継ぎや周遊は注意!
マレーシアが日本人の受け入れを許していたとしても、乗り継ぎ地での入国条件など下調べが必要です。2023年1月04日現在、ベトナム、シンガポール、香港の乗り継ぎについては乗り継ぎ地(国)が求める各種証明書の提示などはなく、新型コロナウイルス感染拡大前と同じように乗り継ぎができます。ただし目的地(国)の入国条件を満たす書類などの要件の確認はあります。また乗り継ぎ空港ではレストランや免税店などの営業も始まり、基本的な感染対策を取りつつも乗り継ぎ時間も楽しめるようになりました。
東南アジアエリアの他の国も、入国条件が緩和される中、入国の際は新型コロナワクチン接種証明書や陰性証明書の提示を求められたり、入国できてもその後の自主隔離、待機が必要とされる国は少ないながらも、まだあります。東南アジアといえば気軽に周遊できることも人気の一つですが、複数の国を周遊する際は組合せる国の入国条件を確認すると共に、さらに入国前検査が必要な国への条件を満たす検査機関での検査や陰性証明書の準備が出来るかなどを考慮に入れて余裕をもった日程を組む必要があります。その他、日本帰国時の検査や隔離待機の有無の確認も併せて必要です。
日本帰国時の水際対策について
マレーシア旅行後についても忘れてはいけません。
2022年9月07日よりワクチン3回の接種証明書があれば、マレーシア出国前(=出発時刻前)72時間以内の検査、陰性証明書の提示が不要に!
日本入国前に滞在した国に関わらず、すべての国からの日本入国に際して下記の書類の取得、手続きが必要になります。
①検査証明書の提出=ワクチン3回接種者は不要!
・マレーシア出国前72時間以内に実施した検査のもの
・医療機関又は検査機関により発行されたもの
・厚生労働省が指定する有効な検体採取方法、検査方法のもの
②質問票Webの事前登録
・到着前(自宅・空港・機内等)に滞在歴や健康状態、連絡先を入力しQRコードを取得
・QRコードを検疫官に提示
③日本入国時(到着空港)の検査=なし
④日本入国後の待機=なし
・ただし新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状がある帰国者・入国者を除きます。
※日本入国時の水際対策をご自身でも確認をお願いします。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
海外から日本に入国する前に、パソコンやスマートフォンなどの端末から「Visit Japan Web」というオンラインサービスを利用することで、あらかじめ検疫手続きの一部を済ませておくことができます。Visit Japan Webでは検疫以外の「税関申告」の確認手続きも入国前に済ませることができます。便利なWEBサイトの利用でスマートに旅を楽しみたいですね!
※利用の流れ日本入国(または帰国)前に行うこと
①Visit Japan Webでメールアドレスで新規アカウントを作成しログイン
②利用者情報の登録(ここで同伴する家族情報も登録可能)
③入国・帰国のスケジュールを登録
④登録済みの予定における入国・帰国の手続の情報を登録
1.検疫(ファストトラック)
・入国前に下記の証明書などを登録し、空港では画面を見せるだけで手続きがスムーズにすみます。
*パスポート情報の登録
*質問票の登録
*下記のいずれかの一つを登録
・ワクチン接種証明書
・出国前72時間以内の検査証明書
※上記を搭乗便到着予定日時の6時間前までに登録、申請をしていれば、入国までに審査完了(青画面)します。
2.入国審査(外国人入国記録)※日本人と、再入国する外国人は不要です。
3.税関申告(携帯品・別送品申告)日本到着時に行うこと
⑤登録済みのスケジュールから選択し、「入国・帰国の手続き」からQRコードを選択&表示
1.検疫のQRコード
2.入国審査のQRコード※日本人と、再入国する外国人は不要です
3.税関のQRコード
⑥空港到着後は2か所(検疫、税関申告)でそれぞれのQRコードをかざします。
*スマートフォンを持っていない等のやむを得ない場合は、QRコード画面を印刷した紙を提示してください
マレーシア入国時の証明書の提示が廃止され、日本入国の際は空港での検査なし、ファストトラックを使えば時間短縮。日本帰国後の待機もなくなりました。さらに2022年9月7日よりコロナワクチン3回接種者のみ日本帰国前の検査が不要など条件付きではありますが、日本入国時水際措置が大幅に緩和され、海外旅行できる環境が戻りつつあるのは嬉しいですね。
マレーシア旅行を計画するなら今!
大人気シリーズ映画『コンフィデンスマンJP〜プリンセス編〜』が2020年に公開されました。その煌びやかな舞台は、マレーシアのランカウイ島です。作品をご覧になった方も多いかと思いますが、とても綺麗な海や東南アジアの南国らしい市場の雰囲気が魅力的ですね。日本帰国後の自己隔離規制が撤廃されればマレーシアは間違いなく注目が集まる旅行先と言えます。
現状は「海外旅行に早く行きたい!!でもまだ具体的には考えられない、、」という方がほとんどだと思います。しかし、みんなが旅行を予約し始めてからでは時すでに遅し、航空券の価格が一気に高騰していた…なんてことも。さぁ!この記事を読んだあなたはスタートダッシュで周りと差を付けるチャンス!まずはいち早く旅行会社に相談です。「外務省感染症危険情報」において「レベル3」に該当する国においては「手配旅行」契約となりますが、キャンセルチャージは航空券タイプにより最大ご出発30日前までかからない様になることも。旅行は早めに検討し、同時にキャンセルチャージ規定もしっかり確認しましょう!