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四川省・成都とは?どこにある?行き方やパンダの飼育体験情報も

木の上でのんびりしている小さなパンダの愛らしさにくぎ付け!

白黒でふわっふわの毛並み。愛くるしいぽてっとした体に、世界を代表するたれ目!もしゃもしゃと笹を食べる仕草に誰もが一度は魅了されたことがあるでしょう。カワイイ要素をギュッと凝縮した、この動物の名は…皆さんもご存知、パンダです。上野動物園でも不動の人気を誇り、パンダモチーフの商品は飛ぶように大ヒット。そんなパンダの故郷は、中国の四川省。絶滅の危機にさらされたパンダをまもるために政府が力を注ぐ保護区は、世界遺産にも登録されています。一部の基地ではパンダの世話を手伝うボランティア体験が可能です。こちらの記事ではその全貌をご紹介!

四川省・成都近郊の基本情報

ずっと観察しているとだんだん人間にも見えてくる、不思議なパンダの挙動

四川省
場所 中華人民共和国西南部に位置する省で、四川省は北西は青海省、北は甘粛省及び陝西省、
東は重慶、南は貴州省及び雲南省、西はチベット自治区と接する
首都 成都
面積 486,000 km²(日本の国土の約1.3倍)
人口 8,375.0 万人(2019年)
通貨 人民元
日本の友好都市 広島県・山梨県
民族構成 漢民族 – 95% イ族 – 2.6% チベット族 – 1.5% チャン族 – 0.4%
言語 中国語。北京語を基準とした標準語、地域の方言のような形で北京語に近い四川語を話す
時差 日本との時差は-1時間 (日本が正午のとき、中国・四川省は11:00)
世界遺産 九寨溝の渓谷の景観と歴史地区(1992年、自然遺産)
黄龍風景区(1992年、自然遺産)
峨眉山と楽山大仏(1997年、複合遺産(自然・文化))
青城山と都江堰(2000年、文化遺産)
四川省のジャイアントパンダ保護区(2006年、自然遺産)

四川省・成都近郊の気候

温帯夏雨気候に属します。夏に降水量が多くて湿度は高め、冬は雨量も減り乾燥しますが、年間を通して曇りの日が多いです。観光のベストシーズンは春と秋、3月~6月頃と9月~11月頃。冬は寒く、天候はほぼ曇り。標高の高いパンダ基地では冷え始めると、他の暖かいパンダ基地に一部のパンダ達を移動させることもあります。基本的に日本の四季と同様の服装で問題ありませんが、山は冷えるため目的地に合わせて防寒着が必要です。

成都市
エリア 成都
標高 500 m
面積 14,380 km²
人口 1633万 (2019年)
備考 市の歴史は長く、紀元前 4 世紀にはすでに蜀の首都として栄えており、
豊かな成都平原の中にあって古くから『天府の国』と呼ばれてきました。

四川省・成都近郊への行き方

日本各都市からの直行便があり、気軽に渡航可能です。中国国内からも国内線や鉄道が繋がっています。成都や付近に点在するパンダ基地はそれぞれ場所が離れているため、市内なら地下鉄やバス、タクシーを利用するか、郊外であれば各路線バス、タクシーのチャーターや、専用車の事前手配が便利です。各基地は開園時間がそれぞれ異なり、昼の間は閉門していることもあるため、予約をするか、事前に時間を調べてから訪れてみて下さい。

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四川省・成都近郊のお役立ち情報

各パンダ基地では、開園後から10時半ころまでの間がおすすめの時間帯です。パンダたちが食事をしたり、遊んだりしているところを見られるかもしれません。晴れた温かい日も、外でのんびりしていることが多いです。また、パンダの赤ちゃんは通常、6月から9月の間に生まれるため、運が良ければ貴重な赤ちゃんパンダを見られるかもしれません。加えて、四川省は激辛料理の宝庫!火を噴くような四川グルメを味わうのも醍醐味です。

故郷でくつろぐパンダを間近に感じるボランティア体験

草原でご飯を食べる子パンダたちの中には寝転がって食べる子も?!

四川省でパンダのお世話ボランティア体験が出来る場所は現在、「都江堰パンダ基地」、「臥龍パンダセンター」、「碧峰峡パンダ基地」の3か所があります。パンダの健康状態によっては、ボランティア体験を中止することもあるため事前に確認が必須です。基地に到着すると、受付時に健康診断書の提出、作業着のレンタル($30)、荷物の預け入れをします。健康診断書は形式的な物なので、お勤めの方であれば毎年受ける健康診断の結果通知書(日本語可)で構いません。

檻越しにもぐもぐと野菜を食べるパンダの姿に癒されまくる

基地の中は動物園のように、柵や檻に囲まれた敷地の中で多くのパンダ達が暮らしています。ボランティア体験では、竹割りや小屋掃除、えさやりにおやつ作り等の手伝いが出来ます。基本的に、体験中の写真撮影も可能です。柵や檻越しであれば、パンダとのツーショットも!特に、檻の間から細切りの野菜をあげるえさやり体験は強く心に残っています。すぐ目の前でぱっちりと目を開けたパンダがゆっくりと野菜をくわえて、幸せそうに食事をする姿は癒し効果絶大。

木の上のくぼみにジャストフィット!器用に熟睡中・・・

タイミングが合えば、生後1年未満の小さなパンダたちが戯れる姿を発見したり、アクティブに木登りをする瞬間を写真に収めたりすることが出来るかもしれません。直接触れることはできませんが、近くで愛らしいパンダのお世話が出来るなんて、夢のような体験。現在は動物保護の観点から中止されているパンダと肩を寄せ合っての写真撮影も、いつか復活する日が来ることを願っています。

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まとめ

上野動物園では2021年10月8日に双子のパンダ、オスの「シャオシャオ」メスの「レイレイ」の名前も決まり、日本国内でもまたパンダブームが巻き起こっています。
動物園で会うパンダはとても可愛らしいですが、人気者のパンダに会えるのはほんの一瞬の時間です。その点中国の四川省ではたっぷりパンダと向き合って時間を過ごすことが可能です。

「四川省」と地域名だけを聞くと日本から遠い場所というイメージがあるかもしれませんが、4日間という短いお休みでもパンダボランティアを含む旅に参加出来ます。
気軽に社会科見学の気分で、パンダの生態を見に中国へ出かけてみてはいかがでしょうか。

ファイブスタークラブでは、ガイドブックにも載らない辺境から、おなじみの場所まで世界中の様々な形の旅行をご提案しています。

ご興味にあわせて四川料理にパンダ飼育、三国志のゆかりの場所へ、アレンジで九塞溝や黄龍へも足を延ばせます。是非お気軽にご相談下さい。

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