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中国入国制限|いつから行ける?コロナ後の旅行(最新) 

麗江郊外のナシ族の村・白沙に残る素朴な瓦葺屋根の2階建て木造家屋

麗江郊外のナシ族の村・白沙に残る素朴な瓦葺屋根の2階建て木造家屋

2020年中国・武漢から端を発したコロナウイルス・パンデミックは、各国で徹底した対策がとられ特に中国では継続的な封鎖、検査、隔離による「感染者ゼロ」に向けての施策が功を奏し長期間に渡り小康状態が保たれ、いよいよ収束に向かうかと思われました。しかし、完璧かと思われたこれらの対策に綻びが見え始め、感染再拡大の兆候は続いています。

参考:外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_009.html#ad-image-0

中国:いつから海外旅行に行ける?(4/11現在)

世界遺産の麦積山石窟寺院

世界遺産の麦積山石窟寺院

2022年4月現在、日本から中国への観光目的の入国は現在できません。これまで15日以内の滞在に限って免除されていたビザの特別措置も停止されたままです。現在入国可能な外交、公務、礼遇などの渡航者でも所定の検査を受けた上での陰性証明書の取得や中国入国後の強制隔離が課されます。原則最初の中国到着都市(香港、マカオ含む)で隔離措置がありますので同日に中国国内線に乗り継ぐことはできません。

平遥古城の城壁の上からの眺め 瓦屋根の海!

平遥古城の城壁の上からの眺め 瓦屋根の海!

2021年9月13日から、日本から中国への渡航には、航空機搭乗前2日以内(検体採取日を基準とする)に駐日本中国大使館・総領事館指定の検査機関において、新型コロナウイルスPCR検査及び血清IgM抗体検査(ダブル検査)を行い、検査証明の取得が必要。2022年1月19日から、現行の航空機搭乗2日前の新型コロナウイルスPCR検査及び血清IgM抗体検査(ダブル検査)に加えて、①搭乗7日前のPCR検査、②検体採取日から7日間の健康観察及び「自己健康状況観察表」の記入が必要。各地の入国後の行動制限の詳細も定められていますので綿密なチェックが必要です。

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乗継ぎや周遊は注意!一緒に旅行できない国

キャセイ航空は中国各地へ就航しているので途中香港グルメを楽しんでみては?

キャセイ航空は中国各地へ就航しているので途中香港グルメを楽しんでみては?

もし近い将来、中国における入国に関する規制がなくなったとしても、その後中国と他の国・地域との周遊旅行をお考えの方は注意深く調べた方がよいでしょう。例えば香港は中国本土と異なる規制を設けています。

香港で人気急上昇中のインスタ映えスポット「モンスターマンション」

香港で人気急上昇中のインスタ映えスポット「モンスターマンション」

外務省の情報によりますと香港政府は「海外から航空機で香港国際空港に到着した全ての非香港居住者、中国本土、マカオ、台湾から入境する非香港居住者で、過去14日以内に左記(中国本土、マカオ、台湾)以外の海外滞在歴のある者の入境を禁止」しています。
つまり「中国に入国できる」=「香港にも滞在できる」にはなりません。
香港空港では中国以外の一部の国への乗継ぎに限り認可されていますが、こちらも再び規制が強化される可能性があるので、やはり周遊ではなく、中国への直行便を選んだほうが安心だと言えるでしょう。

日本帰国後は陰性であれば問題ない?日本での自主隔離について

成田空港帰国時 検査結果が出るまで待機します

成田空港帰国時 検査結果が出るまで待機します

2022年4月現在、すべての日本入国者は出国前72時間以内に検査を受け、医療機関などにより発行された陰性証明書を提示しなければ日本への上陸は認められません。また、日本帰国後の空港にて抗原検査の結果陰性が認められればワクチン接種条件によって以下が求められます。
①ワクチン3回目未接種者
原則7日間の自宅等待機となりますが、入国後3日目以降に自主的に受けた検査の結果が陰性の場合は待機終了。
但し、陰性の結果を厚生労働省に届け出なければなりません。

成田空港帰国時の抗原検査でピンクの紙が陰性証明書

成田空港帰国時の抗原検査でピンクの紙が陰性証明書

➁ワクチン3回目接種者
待機なし
※入国後の公共交通機関の使用については入国後24時間以内に自宅等待機のために自宅等まで移動する場合に限り、自宅等待機期間中であっても公共交通機関の使用を可能とします。

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2022年、中国旅行の予約をするなら今!

九寨溝近郊 世界遺産・黄龍の五彩池

九寨溝近郊 世界遺産・黄龍の五彩池

「こんな状態で次の海外旅行の予約なんて考えられないよ」という声が聞こえてきそうですが、今のうちに2022年の旅行についてそろそろ考えはじめた方がよいと断言できます。なぜなら現在、需要と供給のバランスにより航空券やチケットの代金は下げ止まりが続いています。また航空会社はウィズコロナの世界に対応するために制限規模の縮小を続けています。

日本の伝統的な木造建築のルーツ?三江の風雨橋

日本の伝統的な木造建築のルーツ?三江の風雨橋

ソーシャルディスタンスを保つことも考慮に入れると、飛行機の座席数は今後縮小が続いていくでしょう。近い将来、日本と世界の入国規制が撤廃されれば旅行に行きたかった人達が一気に予約をはじめ、コロナ以前のような低価格で行けなくなるのは明白です。航空券のタイプによってはすぐにキャンセルチャージが掛からない商品もあるので、2022年の旅行を検討するならば、個人の要望にも応えてくれる旅行会社を選ぶのが今のところ最適な方法と言えそうです。

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