タイといえば世界中から旅行者が集まる観光大国。日本人も例にもれず、毎年多くの観光客がタイを訪れていました。しかし、世界中で入国制限が敷かれているコロナ禍。タイ国内の感染者数は世界各国と比較すればかなり少ないものの、タイ政府は厳しい入国制限を設け、以前のように日本人が観光目的で訪れることはできなくなっていましたが、2022年に入り条件付きながら観光客の入国も可能になりました。2022年7月1日からはタイ入国のための許可申請システム「Thailand Passシステム」が撤廃されました。タイの有名な観光地では海外からの観光客が増えており、感染症対策をしながらも賑わいをみせています。微笑みの国・タイにコロナ感染拡大前と同じように行ける日が早く来ることを願います!
参考:外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_007.html#ad-image-0
タイ:いつから海外旅行に行ける?(1/05現在)
タイ旅行を待ち望んでいる方に朗報です!
2022年10月1日以降、タイ入国時に求められていた、新型コロナ関係の証明書(ワクチン接種証明書、治癒証明書及び陰性結果証明書)の提示義務は解除となりました。入国時の検査や入国後の隔離待機は、もちろんありません。
*新型コロナワクチン接種証明書⇒不要
*PCR検査陰性証明書⇒不要
*タイ入国時の検査⇒ありません
*タイ入国後の隔離待機⇒ありません
コロナ感染拡大前と同じように入国ができるようになりました。旅行出発前の準備がだいぶ楽になりました。水上マーケットでお土産探しはいかが?
※国内の規制緩和が進むタイですが、現在は下記の対策が取られています。
・飲食店について、従来通りの営業を認める。店内でのアルコール飲料の消費及び提供については、政府が定める感染防止措置や勧告に従った上で、これを認める。
・パブ、バー、カラオケ等の遊興施設について、政府が定める感染防止措置や勧告に従った上で、営業しています。
・マスクの着用義務には廃止(ただし、屋内で混雑している場所のマスクの着用を推奨)
【海外安全情報(感染症危険情報)】
タイは2022年10月11日現在、日本の外務省から【レベル1:十分注意してください】という勧告が出ていますが、入国は可能です。
マスク着用義務が廃止されているとは言え、タイへの旅行の際には引き続き基本的な感染対策(マスク着用を心がける、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避ける、人との距離を空けるなど)を行い、感染しない、うつさないことを心がけて行動しましょう。
ただし乗り継ぎや周遊は注意!!一緒に旅行してはいけない国
東南アジアエリアの他の国も、入国条件が緩和される中、入国の際は新型コロナワクチン接種証明書や陰性証明書の提示を求められたり、入国できてもその後の自主隔離、待機が必要とされる国は少ないながらも、まだあります。東南アジアといえば気軽に周遊できることも人気の一つですが、複数の国を周遊する際は組合せる国の入国条件を確認すると共に、さらに入国前検査が必要な国への条件を満たす検査機関での検査や陰性証明書の準備が出来るかなどを考慮に入れて余裕をもった日程を組む必要があります。その他、日本帰国時の検査や隔離待機の有無の確認も併せて必要です。
タイが日本人の受け入れを許していたとしても、乗り継ぎ地での入国条件など下調べが必要です。2022年10月11日現在、ベトナム、シンガポール、マレーシアの乗り継ぎについては乗り継ぎ地(国)が求める各種証明書の提示などはなく、新型コロナウイルス感染拡大前と同じように乗り継ぎができます。ただし目的地(国)の入国条件を満たす書類などの要件の確認はあります。また乗り継ぎ空港ではレストランや免税店などの営業も始まり、基本的な感染対策を取りつつも乗り継ぎ時間も楽しめるようになりました。
日本帰国後の規制について
タイの旅行後についても忘れてはいけません。
2022年9月07日よりワクチン3回の接種証明書があれば、タイ出国前(=出発時刻前)72時間以内の検査、陰性証明書の提示が不要に!
日本入国前に滞在した国に関わらず、すべての国からの日本入国に際して下記の書類の取得、手続きが必要になります。
①検査証明書の提出=ワクチン3回接種者は不要!
・タイ出国前72時間以内に実施した検査のもの
・医療機関又は検査機関により発行されたもの
・厚生労働省が指定する有効な検体採取方法、検査方法のもの
②質問票Webの事前登録
・到着前(自宅・空港・機内等)に滞在歴や健康状態、連絡先を入力しQRコードを取得
・QRコードを検疫官に提示
③日本入国時(到着空港)の検査=なし
④日本入国後の待機=なし
・ただし新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状がある帰国者・入国者を除きます。
※日本入国時の水際対策をご自身でも確認をお願いします。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
ことができます。Visit Japan Webでは検疫以外の「税関申告」の確認手続きも入国前に済ませることができます。便利なWEBサイトの利用でスマートに旅を楽しみたいですね!
※利用の流れ
日本入国(または帰国)前に行うこと
①Visit Japan Webでメールアドレスで新規アカウントを作成しログイン
②利用者情報の登録(ここで同伴する家族情報も登録可能)
③入国・帰国のスケジュールを登録
④登録済みの予定における入国・帰国の手続の情報を登録
1.検疫(ファストトラック)
・入国前に下記の証明書などを登録し、空港では画面を見せるだけで手続きがスムーズにすみます。
*パスポート情報の登録
*質問票の登録
*下記のいずれかの一つを登録
・ワクチン接種証明書
・出国前72時間以内の検査証明書
※上記を搭乗便到着予定日時の6時間前までに登録、申請をしていれば、入国までに審査完了(青画面)します。
2.入国審査(外国人入国記録)※日本人と、再入国する外国人は不要です。
3.税関申告(携帯品・別送品申告)
日本到着時に行うこと
⑤登録済みのスケジュールから選択し、「入国・帰国の手続き」からQRコードを選択&表示
1.検疫のQRコード
2.入国審査のQRコード※日本人と、再入国する外国人は不要です
3.税関のQRコード
⑥空港到着後は2か所(検疫、税関申告)でそれぞれのQRコードをかざします。
*スマートフォンを持っていない等のやむを得ない場合は、QRコード画面を印刷した紙を提示してください
タイ入国時の証明書の提示が廃止され、日本入国の際は空港での検査なし、ファストトラックを使えば時間短縮。日本帰国後の待機もなくなりました。さらに2022年9月7日よりコロナワクチン3回接種者のみ日本帰国前の検査が不要など条件付きではありますが、日本入国時水際措置が大幅に緩和され、海外旅行できる環境が戻りつつあるのは嬉しいですね。
2023年、タイ旅行を計画するなら今!
ワクチンの接種が進み日本の水際対策も条件付きながら緩和された今、海外旅行が戻り始めるとタイは人気の渡航先の一つになることでしょう。特に、タイは直行便の日本からの運行本数も多いので、アフターコロナ後の観光需要が見込めます。
でも行けるかどうかわからない旅行のキャンセルチャージは払いたくありませんよね。そんな方には旅行会社を通して「募集型企画旅行」での予約をされることをおすすめします。出発前日から起算して30日前までキャンセルチャージはかかりません(ピーク期は40日前)。募集型企画旅行といっても旅行会社によっては個人の希望どおりアレンジをしてくれますので、そういった細かな要望を聞き入れてくれる旅行会社に依頼するのが、これからのベストな選択肢と言えそうです。