ヨーロッパの冬は魅力がいっぱい。きらめく夜景が美しいクリスマスマーケット、雪化粧された美しい街、冬にしか見れない大自然の絶景、エリアによってはオーロラ鑑賞まで期待できるかもしれません。ヨーロッパというと、冬以外のシーズンに行く人が多いですが、あえて寒い冬に行くことで、ピークシーズンを外せるため航空券代金やホテル代金がちょっとお得だったり、人気観光地の混雑を避けられる可能性もあるので意外におすすめなんです。
そんな冬のヨーロッパを素敵におしゃれに旅行を楽しみたいと思って、いざ行ってみたら予想以上に寒くて行動できないとなれば本末転倒。そんなことにならないように、今度の旅行に備えて今のうちに妄想旅行で準備を始めちゃいましょう。
旅の基本アイテム
まずは旅の基本から。旅行前にご自身でもチェックはしているかと思いますが、絶対必要な必須アイテムを一応お知らせします。実際に行くときはリストを作ってチェックをすれば忘れることもありません。
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【基本アイテム】
パスポート(有効期限に注意)/航空券やホテルバウチャー/ガイドブック/現金/クレジットカード/海外旅行保険/携帯電話/充電器/変換プラグ(マルチタイプ推奨)/カメラ/wifiルーター/スーツケース/手持ちバッグ(観光用)/エコバッグ(買い物用)/着替え/下着/上着/靴/靴下/歯ブラシセット/化粧品類/保湿クリーム/常備薬やサプリメント/日焼け止め/サングラス/簡易スリッパやサンダル(機内や宿で利用)/ハンカチ/ティッシュ/ウエットティッシュ/アルコール除菌シート/マスク/ジッパー付きポリ袋/雨具/筆記用具/手袋/マフラー など
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※インナー類はホテルで洗濯すれば、部屋が乾燥しているので、早めに乾きます。なので小さな洗濯洗剤を持参すると便利です。持っていく枚数を減らせば軽量になります。
あったら便利!おすすめグッズ
次に、私が海外旅行に行くときに持っていくものと、周りの人が持っていて便利そうだった、というグッズも紹介します。なるほど!というものもあるのでお役に立てれば幸いです。
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【あったら便利!アイテム】
■スキミング防止ケース
クレジットカード情報が盗まれないように対策
■盗難防止の鍵(ワイヤーorチェーンタイプ)
列車の時にスーツケースにくくれば安心。
■ネックピロー
機内での快適な眠りのために。
■2〜3個口の延長コード
カメラもスマホも一緒に充電したい時に便利。
電源が1個しか無い、電源が遠い、という時にも
■S字フック
トイレの個室内に荷物掛けが無い時に超便利。
■緩衝材(プチプチのシート)+マスキングテープ
かわいいマグや美味しいワインもこれで安心。
■粉末のスポーツドリンク
体調が悪い時などに備えましょう。
■酔止め薬
車の移動時間が長い時にマスト。
<下へつづく>
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■カップラーメン・インスタント味噌汁など
周りにレストランがない時や、
食べ物が口に合わない時にあると嬉しい。
■割り箸・使い捨てフォーク&スプーン
スーパーでご飯を買った時にも使える。
■スーツケース用の簡易計量機
ついつい荷物が多くなってしまう人にはマスト。
■着圧ソックス
機内や歩き疲れた宿で使えば浮腫スッキリ。
■拭き取りタイプのフェイスケアシート
機内でメイクオフの後や寝起きに使うと気持ちいい
■アロマグッズ
旅疲れが溜まってしまったり、慣れないホテルで
眠れないときに癒やしのアロマがあるとスッと眠れます・・・。
■水着
夏に限らず、素敵なホテルに泊まると屋内プールや
ホットタブ(温水プール)があったときに使えます。
■レジャーシート
天気が良ければサンドイッチをテイクアウトして
公園で食べるのも気持ちが良いかも。
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冬を舐めちゃいけない!現地は予想以上に寒いかも!?
私は秋(9月下旬〜10月頃)のスイス、ドイツ、オーストリア、チェコ、ハンガリーを訪れた経験がありますが、それでも寒かったです。いつもの冬服で良いだろうと思って行くと大間違い、ヨーロッパではありませんが、カナダの雪山に行った時も平均気温が氷点下が当たり前という、とんでもなく寒かった思い出があります。
実際どのくらいの寒さなのか、想像がつきにくいと思うので目安の気候を記載します。
東京 | 7.5℃ |
イギリス/ロンドン | 5.0℃ |
フランス/パリ | 4.5℃ |
ドイツ/ミュンヘン | 0.5℃ |
スイス/ジュネーブ | 1.5℃ |
チェコ/プラハ | 0℃ |
フィンランド/ヘルシンキ | -0.8℃ |
ロシア/モスクワ | -5.5℃ |
備考 | 山岳地帯などはもっと冷えます。また、これは平均気温なので、朝・夜はもっと冷えます。 夏でも寒いので要注意です。 |
冬の街歩き!実際何を持っていく?
街歩きをメインに考えている旅行であれば、基本旅行アイテムの他にプラスして防寒アイテムを持っていったり着込んだりして行きましょう。ユニクロの定番アイテムや、アウトドアブランドの軽くて温かいアウターなどが便利です。また、お店やレストランは予想以上に暖房が効いていることもあるので脱ぎ着しやすくしておくと良いでしょう。エコバックやナイロンのボストンバッグなどを持っていれば買ったものを入れるだけでなく、暑い時に上着入れとしても役立ちます。
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◆冬の都市旅行編◆
カイロ(普通&靴用)/厚めの靴下(冷え性さんは二重履きもオススメ)/滑りにくいスニーカー(路面凍結や雪道も安心)/ユニクロのヒートテックインナー(超定番。無敵アイテム)/ユニクロのウルトラライトダウン(予想より寒かった日はコートの下に着込めば安心)/マフラーorネックウォーマー/手袋/ニットの帽子(防寒しながらおしゃれを楽しみましょう)/風邪薬(万が一のときのためにも)
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極寒エリアには何を持っていこう
ガチで寒い地域に行く方必見。街歩きのような薄っぺらな防寒では凍えますのでしっかり対策してから冬を楽しみましょう。冬の街歩きアイテムにプラスして持っていってください。ただし、あまり重ね着をしすぎるとモコモコしてしまうのでご注意を。しっかり温かいアウター&ヒートテックを着込むなどして、完璧な防寒をしながらスッキリ着こなすのが良いですね。ちょっと差し色になるストールや帽子などの小物アイテムを取り入れて、おしゃれも楽しみながら冬の観光を素敵な思い出にしてください。
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◆氷点下・山エリア編◆
ダウンジャケット(防風の温かいのを選ばないとNG。フード付きを選びましょう。定番のカナダグースなどは間違いないです。)/防水防風パンツ(本当に寒い山など行く際は便利。アウトドアショップのモンベルなどでコンパクトな収納タイプも売っています。)/スキー用靴下/スノーブーツ(可愛さよりも暖かさ。防水タイプ推奨)/ユニクロの極暖or超極暖ヒートテックインナー(通常シリーズの1.5〜2倍くらい暖かいです。インナーだけでなくタイツもおすすめ。)/手袋(ニット素材ではNG!防風&防水がおすすめです。)/帽子(耳まで隠れるタイプを是非選んでください、全然違います。)/マスク(風邪予防&防寒用にも)/携帯充電器&カメラの予備バッテリー(超重要です!寒いところでの電化製品は、電池の消耗が激しくなるので充電が秒でなくなります。)
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まとめ
意外に忘れているアイテムもあったかもしれません。旅先で購入するとなると予想外に金額が高かったり、ほしいものが見つからなかったりしますので、しっかり揃えてから旅行に行くのがベストです。服装だけでなく、体調にも気を使いながら、しっかり身体を温めることもお忘れなく。冬にしか味わえない景色や体験をする価値は大いにあるはずです。ガイドブックや誰かのインスタ写真を見るのと、自分の目で実際に見るのでは、見える景色も全く違いますし、その時にしか味わえない感動が必ずあります。気候に関わらず、素敵な経験を楽しみましょう。