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ルーマニアといえば『ドラキュラ伝説』や共産主義のチャウシェスク時代を思い出す方もいらっしゃるかも知れません。暗いイメージがあるルーマニアですが、実は東欧で唯一のラテンの国なのです。
実際に「こんばんは」を意味するルーマニア語は「ブナ・セアラ」です。これはラテンの国イタリア語で同じ意味の「ブォナ・セーラ」とほぼ同じ発音なのです。実はラテン系の明るい性格の人々が多いのも、魅力の1つ。
2022年5月、日本人にとってはまだまだ馴染みのないルーマニアに出かけてきました。
コロナが終息したブカレストの様子をお届けします!
【ルーマニア入国】入国時に必要な手続きは?
2022年6月現在、ルーマニア入国の際に必要な証明書はありません。パスポートチェックのみで入国が可能です。
私の場合、ブルガリアの国境の街ルセからルーマニアに入国し、ブカレストまで移動をしました。
2時間足らずで隣国まで移動できますので、ルーマニアとブルガリアの周遊はおすすめの組み合わせの1つです。
【ブカレスト空港】空港の様子とタクシーの乗り方は?
ブカレストの空港は中心地から北へ車で約30分。
以前は客引きが多いことで知られていた空港ですが、現在では客引き行為は禁止されています。
市内から中心部に行くには、列車またはタクシーが一般的ですが、列車の場合はノルド駅で地下鉄などに乗り換えが必要となりますので、タクシーの方が楽に移動ができます。
タクシーに乗るには空港外のタクシー乗り場から乗ることもできますし、空港内にタクシーを依頼するためのキオスクも設置されています。
【ブカレスト市内】観光地の状況は?
ブカレストの中心部では、コロナを理由に入場ができなかったり休業をしている施設はありませんでした。
ブカレスト旧市街はコロナ前には大勢の旅行客で賑わっていた場所ですがが、今の時期であれば比較的空いているので、むしろ観光しやすいと言ってしまってもいいかもしれません。
【ブカレスト市内】レストランやカフェは営業している?
ブカレストのレストランやカフェは、なんら制限なく営業をしています。
マスクや体温チェックなど、日本では当然の感染予防もありません。ブカレストの人々はコロナ明けの春を満喫しているようです。
【ブカレストのホテル】セントラルホテルの様子、感染対策は?
今回、私が宿泊したのは旧市街まで徒歩5分程度にある4つ星のセントラルホテルに宿泊しました。近代的な清潔感のあるお部屋でどなたでも快適にお過ごしいただけます。
ホテル独自の感染対策というのは見受けられませんでしたが、逆にいえばルーマニアの人々には「コロナは終わった」という意識が浸透している結果ともいえそうです。
施設名 | Central Hotel By Zeus International – |
住所 | Strada Ion Brezoianu 13, București 050022 |
TEL | +40 21 315 5635 |
公式サイト | http://www.centralhotel.ro/ro/ |
【ルーマニア出国】日本帰国に向けて
今回、ルーマニアから日本に帰国しましたので、ルーマニアでのチェックインの際に、陰性証明書の提示とMy SOSアプリのダウンロードをしているかの確認がありました。
陰性証明書は出国72時間以内の検査が条件となりますので、私のケースは前日に滞在したお隣ブルガリアにて取得をしました。
日本帰国用の陰性証明書は厚生労働省の定めるフォーマットがありますので、そちらを印刷し、検査時に記入してもらうように依頼されることをお勧めします。