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ブルガリア観光をもっと楽しむためのまとめ7選
大阪万博でブルガリア館が出していたヨーグルトの美味しさに衝撃を受けた、株式会社明治スタッフの強烈なラブコールにより誕生した、明治ブルガリアヨーグルト。ブルガリアと言われたら、ほとんどの人の頭にヨーグルトが浮かぶのではないでしょうか。
それほどまでに有名な国であるのに、実際国としてのブルガリアに何があるかを知っていますか?ヨーグルトだけでは勿体なさ過ぎる魅力満載のブルガリア観光を楽しむためのキーとなる7つの情報をお届けします!
バラ大国のバラ祭りとは?
ブルガリアはバラでとても有名な国だということ、知っていますか?世界のローズ製品の7割以上のシェアを誇るというのですから、驚きです。
そんなバラの国で行われる最大級のお祭りが「バラ祭り」です。5月中旬から6月初旬にかけて開催されますが、メインイベントは6月第一週の金曜日から日曜日の3日間に開催されます。バラの女王コンテストやパレード、そしてバラ畑でのバラ摘み体験もできます。
バラ製品も種類が豊富で、香水やオイル、化粧水からハンドクリーム、ジャムまでありとあらゆるものがバラから出来ていてます。伝統衣装を身に纏った人々の姿が見られるのも、バラ祭りの醍醐味です。バラ祭りの中心地、カザンラクへは首都ソフィアから電車で約4時間半で行くことができます。
まるで異世界、鮮やかなフレスコ画が映えるリラの僧院
首都ソフィアから車で約2時間、くねくねした山道を走り続けると、急に目の前にアーチの入り口が現れます。その入り口をくぐると、そこには今までの山道からは想像できない程の美しい建物が。これが世界遺産にも登録されているリラの僧院です。
「あれ?そんな昔からインスタ映えってあったっけ?」と思ってしまうほど、白黒のストライプの柱に、鮮やかなフレスコ画が美しく、訪れる人の目を奪ってしまいます。オスマン朝の支配下でキリスト教の信仰も禁じられていた時代にも、この場所だけは黙認されていたそうです。
今の時代の我々の目にも鮮やかで美しいこの僧院、昔の人々の目にはどのように映っていたのでしょうか。
日本人も安心!美味しいブルガリア料理
旅の楽しみ、食事に関してもブルガリアはあまり心配がいりません。肉料理、魚料理など安心して食べられるものも多く、その他にもさすがヨーグルトの国というだけあり、乳製品を使った独特の料理が多いのも魅力です。
トルコやギリシャの料理と似ており、グルメなあなたでも満足できること請け合いです。
ブルガリアでしかなかなか食べられない料理としては、牛や豚などの臓物を使っているシュケンベ・チョルバというスープがあります。独特の匂いがあるこのスープは、酸っぱくて辛くてでも美味しくて、なかなか難しい味です。好き嫌いが分かれるかもしれませんが、是非挑戦してみて下さい。また、リラの僧院に行った際には是非道中で新鮮で美味しい名物のマスも食べてみて下さいね。
コンパクトなのに見どころがいっぱい!ソフィアの街
首都であるソフィアの街の見所は、歩いても回れるぐらいコンパクトに収まっているのですが、他にもバスやトラムなどもあるのでとても便利です。余談ですが、空港から地下鉄一本で町の中心まで行けるようになったのがとても楽です。
コンパクトながら見ごたえがある観光地ばかりなのが、この街の満足度の高さ。オスマン朝時代に造られたイスラム寺院のバーニャ・バシ・ジャーミヤや、ロシア正教の聖ニコライ・ロシア教会、ブルガリア正教のアレクサンドル・ネフスキー大聖堂など、一口に寺院と言ってもバラエティ豊かなのが面白いです。
地下鉄中心駅の近くにはセントラル・ハリという市場があり、ばら撒き用のお土産は大体ここで揃うので、是非立ち寄ってみて下さい。
行ってみたいお勧め地方都市
ソフィアから車で約30分の場所にあるボヤナには、世界遺産に登録されているボヤナ教会があります。
世界遺産とは思えない程外観は質素なのですが、その内部には見事なフレスコ画があり、訪れる人々を魅了しています。この教会は11世紀、13世紀、19世紀と異なる時代に建造された建物が一体となっている不思議な造りをしています。残念ながら内部は撮影禁止なので、是非現地に見に行ってみて下さい。
ソフィアから車で約3時間で到着するのが、バラ祭りが開催されることで有名なカザンラクです。バラ祭りの時期が一番盛り上がりますが、それ以外の時期でもバラの香油の作り方が分かるバラ博物館があり、バラのお土産も沢山手に入ります。また、世界遺産にも登録されているトラキア人の墳墓では美しいフレスコ画を見ることができます。
足を延ばしてみたいお隣さん、ルーマニア
ブルガリアに行くならもう1か国行ってみたいな、そんな時におススメなのがお隣の国ルーマニアです。ブルガリアですらあんまりよく知らないのにルーマニア!?と思われるかも知れませんが、この国は日本人なら誰でも知っているあのキャラクターの故郷なのです。
中世の雰囲気を残した素朴な街並みは、ほっこりしながら旅を楽しませてくれます。
さて、日本人にもよく知られているもの、そう実はドラキュラです!
吸血鬼ドラキュラのモデルとなったヴラド三世は、攻め込んできたオスマン帝国の兵士や反逆者を串刺しにして処刑し、冷徹な支配者として知られています。ドラキュラが住んでいた城のモデルとなったブラン城は、今は博物館として開放されており、趣のあるお城が楽しめます。
ブルガリアで外せないお土産、ブルガリアワイン
「ブルガリア行くなら、ヨーグルト買ってきてね~」そう言われることも多いかと思いますが、そんな人には是非素敵なブルガリア土産を渡してギャフンと言わせちゃいましょう。
もしお酒が好きな人であれば、おススメはブルガリアワインです。ピンキリではありますが、マーケットなどではほとんどのワインが日本円で1,000円前後で購入ができ、味も美味しいので持って帰るのは大変ですがおススメです。
大切な人へのお土産にも、ばら撒き用のお土産にも、種類豊富でおススメなのがバラ製品です。最近人気が出ているローズウォーターも、かなりお手軽な価格で手に入ります。化粧水や香水などの王道グッズから、ティッシュや文房具などおもしろグッズも沢山あるので、お土産探しもワクワク楽しめるはずです。
まとめ
いかがでしたか?ブルガリアってどんな国かふんわりとでも伝わりましたでしょうか。
素朴で美しく食事も美味しく人も優しい魅力的な国、もう普通の旅行には飽きてしまった、ちょっと変わった国に行ってみたい、そんな時に是非おススメしたいのがブルガリアです。
世界的に有名なバラ製品、今注目を集めている古くから作られているワイン、写真映えばっちりな美しき世界遺産、どれをとっても一級品と思えるものが揃っている魅力的な国です。
ここに書ききれなかった魅力、観光地もたくさんありますが、是非ブルガリアを余すことなく楽しんでいただけることを願っています。