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ヨーロッパのおすすめおみやげ情報(食べ物、コスメ、雑貨など)

ピーターラビットの話は母から娘へと伝わっていきます

ピーターラビットの話は母から娘へと伝わっていきます

イタリアで買いたい物

ドットール・ヴラニエスのルームフレグランス

世界最古の薬局、サンタマリアノヴェッラ薬局

世界最古の薬局、サンタマリアノヴェッラ薬局


フレグランスメゾンDr. Vranjes 〈ドットール・ヴラニエス〉をご存知ですか?香りの地・イタリアのフィレンツェで薬剤師でもあるパオロ氏は、シルク商人として世界中を巡っていた彼の祖父が旅先で買い集めた様々な香水瓶をコレクションしていて、その香水瓶が並ぶ書斎で祖父と過ごした時間が香りへの情熱を抱く原体験となったそうです。彼の「香りによって蘇る記憶ほど、感情を揺さぶるものはない」といういう思いは、中世から香りの歴史が続くフィレンツェだからこそ生まれた物です。旅の記憶を忘れさせない香りを、是非ご自宅に買って帰ってみて下さい。

乾燥ポルチーニ茸

1つ1つのサイズが大きい!ポルチーニ茸

1つ1つのサイズが大きい!ポルチーニ茸


イタリア料理って本当に美味しいですよね。イタリアで食べた味を日本でも食べたいと思うのですが、なかなか素人にはイタリアの味を再現することができません。でも乾燥ポルチーニと生クリームがあれば、あのレストランのパスタのクリームがかなり本場の味に簡単に近づけます。日本で買うと高額なポルチーニ茸ですが、イタリアでは大きめサイズの乾燥ポルチーニもお手頃価格で手に入ります。軽いので友人のお土産にも便利な所もうれしいです。

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フランスで買いたい物

2枚の生地にクリームやジャム・ガナッシュを挟んだマカロン

カラフルな色が目にも甘くてかわいいマカロン<パリ>

カラフルな色が目にも甘くてかわいいマカロン<パリ>


私が思う昔ながらのマカロンはメレンゲを絞り袋で絞ってただ焼いたもので普段使いのお菓子というイメージだったので、初めてパリ風のマカロンを見た時、色のあまりの可愛さに味を想像することができませんでした。
1862年創業のパリの老舗パティスリー「ラデュレ」は今から90年も前の1930年(日本はその時、私の祖母が生まれた昭和5年!)にこのパリ風マカロンを売り出したというのは驚きでしかありません。他にもピエールエルメ、フレデリックカッセル、ルノートル、ダロワイヨ、サダハルアオキ、ジャンポールエヴァン、ラメゾンデュショコラ、日本未上陸店のパンドシュクル、メゾン ジョルジュ ラルニコル等フランスでマカロンを購入したいお店を上げればキリがありませんが、いろいろなお店で買って食べ比べしてみたいですね。マカロンは繊細なお菓子で壊れやすいです。液体物と同じ扱いで機内持ち込みできないのでパッキングをきちんとして大事に持ち帰りましょう。

ガリマール香水工場 で自分だけの香水作り

ガリマール香水工場 左が調合の先生<グラース>

ガリマール香水工場 左が調合の先生<グラース>

南仏ニースから列車で約1時間。香水の故郷グラースでは、1747年創業の歴史ある「ガリマ―ル香水工場」で工場見学後に自分だけのオリジナル香水を作る調香体験ができるプログラムがあります。日本語を話すマダムが丁寧に調合方法を教えて下さるので相談しながら香水作り。自分でつけた香水の名前が美しくラベルに印刷され、まさに世界で一つだけの香水の完成です!買うだけではない、その体験こそがきっとフランスの思い出をより深い物とすることでしょう。

イギリスで買いたい物

ニールズヤードレメディーズへ行こう

コヴェント・ガーデン<ロンドン>

コヴェント・ガーデン<ロンドン>


ニールズヤードレメディーズ(NEAL’S YARD REMEDIES)をご存知ですか?創業者ロミー・フレイザー氏は「本当の美しさとは、日々を幸せに暮す人の健康で華やいだほほえみの中にある」という強い思いを持って1981年ロンドンの中心部コヴェントガーデンに英国初の自然薬局店をオープンしました。インスタグラムなど無い私の学生時代、初めてのヨーロッパ旅行で訪れたのが憧れのイギリス。ファッション誌に掲載されていたニールズヤードの切り抜きを持って地図を片手にお店を探しました。グーグルマップが無いからこその不便さが今は懐かしいです。ひとりひとりが丁寧に、ひとつの場所で心を込めて。「大量に作るよりも、大切に作ること」を大切にし製品をつくり続けているそうです。地球を守るためひとりひとりに出来る事を考えさせられるオーガニックショップです。

ティータイムに使用する食器

イギリスでは ティータイムが欠かせない!

イギリスでは ティータイムが欠かせない!


イギリス発祥の喫茶習慣アフタヌーンティ。紅茶と共に軽食やスコーン・お菓子などを摂る習慣は日本でもすっかり定着していますよね。自宅に友人を招いた時、家族の団らんにお茶を飲む時、そんな時間にあるとよりティータイムが楽しくなるそれがイギリスの食器達です。幸せを呼ぶ柄ワイルドストロベリーなどで有名なイギリス王室御用達・世界最大級の陶磁器メーカーウエッジウッドや、蚤の市、アンティークショップ等、様々な場所でティータイムに使える陶器を購入することができます。時間があれば是非ロンドンから列車で約1時間半、英国陶器のふるさとストークオントレントに足を延ばしてみて下さい。びっくりするほど低価格で高級陶器を手にする事ができますよ。

スペインで買いたい物

イスラムの影響を受けている幾何学模様のタイル

いろとりどりのタイル<ミハス>

いろとりどりのタイル<ミハス>


8世紀の初めから約800年間に渡りイスラム教徒により支配されたアンダルシア地方には、コルドバのメスキータやグラナダのアルハンブラ宮殿などイスラム時代の遺産が数多く残っており、スペインのお洒落なお土産店でもイスラムを思わせるタイルが多くみつかります。同じイスラム柄でもトルコやウズベキスタン、イランなどで販売しているタイルとは地域により色・技法が少し異なり、スペインで買うタイルはなんだかとても明るくて華やかなイメージ。キッチンのリフォーム用に少し多めに買い付けるのも良いですし、コースターとしてカジュアルに使用することも出来ます。

スペインに行ったら靴を買おう

メノルカ島名物のサンダル<メノルカ島>

メノルカ島名物のサンダル<メノルカ島>

良質な革製品で有名なスペイン王室御用達ブランドロエベなど(最近ではとなりのトトロとのコラボレーションでも話題ですね)手仕事には古くから定評のあるスペイン。工房で手作業で作られたメノルカ島名産のメノルカサンダルや、自分たちの商品を靴ではなく「人生の歩み方」と表現するCAMPER(カンペール)など、スペインらしい靴達。まるでフィギアスケートのハビエルフェルナンデスのように太陽のように明るく楽しい靴が沢山あり、気取らない良い靴に出会えます。個人的にはZARAのお姉さんブランドで日本未上陸のスペインブランドMassimo Dutti(マッシモドゥッティ)もお手軽な価格で靴を取り扱っているのでお勧めです。

ポルトガルで買いたい物

まるでアートのようなポルトガルのかわいい缶詰

とてもかわいらしい鰯の缶詰屋さん

とてもかわいらしい鰯の缶詰屋さん

ポルトガルほど行く前と行った後で好感度が上がった国は今までにありません。エッフェル塔も富士山もピラミッドもありませんが、素朴で温かく優しい国ポルトガル。魚介類が豊富でシンプルな炭火焼のイワシが美味しい。そんなポルトガルの素朴さと美味しさがギュッと詰まっているのが缶詰です。素材を生かしたあっさりとした味付けがポルトガルの味の基本。種子島に鉄砲をもたらしたといわれるのもポルトガル人、なにか日本との深い縁を感じてしまう国です。

幸運の象徴 ガロ

多様なデザインの陶器が並ぶ土産物屋<シントラ>

多様なデザインの陶器が並ぶ土産物屋<シントラ>


ポルトガルの街中で良くみかけるハートマークがかわいいニワトリの置物。これはガロと呼ばれるポルトガルの伝統工芸品です。北部の都市ポルトの更に少し北にある小さな町バルセロスに伝わる雄鳥伝説から生まれた、奇跡と幸福をもたらすといわれるガロ。日本で言う鶴や亀のような存在です。玄関に置けば幸せを運んでくるかもしれないですね。伝説を信じるところなんだかやはり日本と似てませんか?

ドイツで買いたい物

シュタイフのクマさんを買おう

テディベア専門店「テディランド」の大きなテディベア<ローテンブルグ>

テディベア専門店「テディランド」の大きなテディベア<ローテンブルグ>

テディベア好きなら誰もが知っている耳にボタンイヤーと書かれたリボンが目印の「シュタイフ」。創業者のマルガレーテ・シュタイフは幼いころの病気でハンディキャップを背負い生涯車椅子で過ごしました。しかし彼女はめげる事無く、世界中に愛されるぬいぐるみの名店「シュタイフ」を作り上げます。彼女は障害を持つ人に仕事を与え、子どものいる人には会社への同伴を認めるなど、20世紀初頭に先進的な会社を作り上げたのは素晴らしい事だと思います。

私の思うぬいぐるみの魅力はその目の位置で決まります。どの子も同じ目は無く、お店で必ずどの子が家に連れて帰ってほしいと言っているのか、ぬいぐるみに問いかけます。ロマンティック街道の観光の起点ローテンブルクにはドイツで最大級のテディベア専門店「テディランド」があり入り口では大きなテディベアが出迎えてくれます。時間があれば、ギーンゲンにあるシュタイフの本社工場にあるシュタイフミュージアムにも足を延ばしてみたいですね。

1年中クリスマス クリスマスオーナメント

クリスマスマーケット<ドレスデン>

クリスマスマーケット<ドレスデン>


ドイツのクリスマスマーケットは毎年11月下旬から1か月間ドイツ国内の約50カ所で行われます。クリスマスマーケットを目的にツアーなども組まれますよね。でもマーケットシーズンにドイツ旅行に行けないし…という方もいらっしゃるかと思います。そんな時、ドイツには「ケーテ・ヴォールファールト」というヨーロッパ初の一年中営業しているクリスマス用品専門店があるので是非立ち寄ってみて下さい。1977年ローテンブルグにオープンした1年中クリスマスという夢のようなお店。今では海外の支店を含めて16店舗の店があり訪れる人を幸せな気分に導いてくれます。

フィンランドで買いたい物

北欧の賢人アアルトによって創設されたアルテックの家具

アルヴァ・アアルト博物館<ユバスキュラ>

アルヴァ・アアルト博物館<ユバスキュラ>


フィンランドを代表する建築家アルヴァ・アアルト氏は20世紀にフィンランド建築をやデザインの基礎を築き、世界に広めた人物です。78年の生涯の間に500以上のプロジェクトに携わり、北欧デザインのシンボルともいえる作品を沢山残されました。そんなアアルトは建築だけではなく、ヒューマニズムの観点から人々の暮らしの質を高めるためのアイデアを形にして、家具、照明、ドアノブ、ガラスの器等トータルにデザインし、芸術家としても人々の心に残る作品を手掛けました。

フィンランドにあるアルテックではアアルトのデザインした家具が購入できます。流石に大きな椅子は別送品等でないと日本に持って帰るのは難しいのですが、1933年にデザインされ、今までに世界で800万脚以上は販売されたというアアルトの作品「スツール60」であればスーツケースの中にも入るサイズなので日本に持ち帰る事ができます(組み立て式で重さは約4キロ)。日本で買うよりも価格も抑えられますし、部屋にある椅子を眺めるたびにフィンランドの旅を思い出すことが出来るのも良いですね。

ムーミン・イッタラ・マリメッコ・フィンレイソン全部買いたい北欧雑貨

フィンランドのお土産セレクション

フィンランドのお土産セレクション

年齢を重ねていくと日々の生活に使うものを自分の好きなもので揃えていこうという思いが強くなるように感じます。シンプルで飽きがこなくて日常使いしやすい。それでいてデザインが洗練されていてどんなインテリアにも馴染みやすい、それが北欧クオリティだと思います。人の心がだんだん丸くなっていくように、癒しを求めて北欧雑貨が人気なのでは無いでしょうか。フィンランド国内ではお土産物さんだけではなく、スーパーマーケットでも北欧らしい雑貨が購入出来ます。お気に入りを沢山買って日常の癒しを増やしていきましょう!!

オーストリアで買いたい物

ホテルザッハーのチョコレート

ザッハーのザッハトルテ<ウィーン>

ザッハーのザッハトルテ<ウィーン>


日本でも最近老舗同士の甘い争いの記事を目にする事がありますが、オーストリアで有名なお菓子ザッハトルテは、高級ホテルのザッハーのザッハトルテ(ホテルザッハ―の朝食ではザッハトルテ食べ放題)、王室ご用達のデメルのザッハトルテが有名で、どちらも本当に美味しいです。美味しい物は争わずに両者の良さを生かして甘い物の発展の為に力を注いでもらいたいですね。デメルのチョコレートは日本でも購入できますが、ウィーンから空輸では無く風月堂の関連会社であるデメル・ジャパンが商標権を得て販売しています。せっかくなのでウィーンを訪問した際にはメイドインオーストリアのザッハトルテの食べ比べをしてみて下さい。ザッハトルテは日持ちするので日本にも持って帰ることは可能ですが、お土産に配るにはホテルザッハーのチョコレートもおすすめです。

ハルシュタットで買う岩塩

絶景だけではなく塩坑も有名<ハルシュタット>

絶景だけではなく塩坑も有名<ハルシュタット>

塩の宝庫という意味を持つザルツカンマングートの中でもっとも美しい町として人気の高いハルシュタット。ハルシュタット湖のほとりにあり、世界遺産にも指定されています。近年訪問地としても注目の場所で本当に絵のように美しい景色を見る事が出来ます。
また、世界最古の塩鉱であるハルシュタット塩鉱から産出された塩は料理用だけではなく、バルソルト、シャンプー、ソープなど美容グッズも販売されています。食用にはハーブやガーリックのスパイスが入ったものもあるので、旅の思い出としてのお土産にぴったりです。

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最後に(まとめ)

女子はやっぱりお買い物♪

いかがでしたか?私自身各国のお気に入りお土産の紹介文を書いているだけで、まるで海外旅行に行ったかのような気分になりました。食品のように食べて無くなるものから、家族の一員として迎えるつもりで連れて帰るシュタイフのぬいぐるみまで、お土産には沢山ありますが自分の好きな物を増やしていくことはとても幸せな事だと思ってます。無駄かな?と思う物が実は大事な物だって気づく事もあります。まだ見ぬ好きな物を見つけに、早く旅に出たくなりますね。

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