イギリスと言えば老若男女問わずファンの多い観光地の一つですよね。英国式の田園風景に憧れをいだいた世代も多いはず。ビートルズやクイーンといった日本でも人気のロックバンド、シェイクスピアの作品やピーターラビットの物語もイギリスで生まれました。最近ではハリーポッターシリーズなどのロケ地として、若い世代には有名でしょう。イギリスの有名な観光地では海外からの観光客が増えており、感染症対策をしながらも賑わいをみせています。
そんなイギリスに旅行を計画している方も少なくないはず。
こちらの記事では皆様が安心して旅行ができる日を願って、イギリスの入国規制について紹介していきます!
参考:外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_154.html#ad-image-0
イギリス:いつから海外旅行に行ける?(1/10更新)
2023年1月10日現在、イギリスへの入国は可能なのでしょうか?
結論から申し上げますと可能です。
英国政府は、2022年3月18日午前4時(英国時間)から、これまで英国入国の際に義務づけられていた乗客追跡フォーム(Passenger Locator Form)、ワクチンを完全に接種していない方の出発前検査及び入国後検査を撤廃する旨発表しました。
この発表により、英国においては、新型コロナウイルス対策として課せられていた水際措置が全て撤廃されますが、英国へ渡航を予定されている方は、GOV.UK等を参照の上、引き続き最新の情報を入手するように努めてください。
GOV.UK
https://www.gov.uk/guidance/travel-to-england-from-another-country-during-coronavirus-covid-19
※旅程により経由地での入国制限はありますので注意しください(特にヨーロッパのシェンゲン地域)
2022年1月27日より、イギリスは、新型コロナウイルス対策「プランB」を「プランA」に戻し、公共施設でのマスク着用やワクチン接種証明書の提示を撤廃しました。
しかし、閉鎖された場所や混雑した場所にいる時、知らない人と会う時にはなお、顔を覆うことが推奨されています。
【海外安全情報(感染症危険情報)】
イギリスは2023年1月10日現在、日本の外務省から【レベル1:十分注意してください】という勧告が出ており、イギリスへの旅行は可能です。
マスク着用義務が廃止されているとは言え、イギリスへの旅行の際には引き続き基本的な感染対策(マスク着用を心がける、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避ける、人との距離を空けるなど)を行い、感染しない、うつさないことを心がけて行動しましょう。
ただし乗継ぎや周遊は注意!!一緒に旅行してはいけない国
イギリスが日本人の受け入れを許していたとしても、乗り継ぎ地での入国条件など下調べが必要です。2022年10月11日現在、ヨーロッパやドバイやカタール、イスタンブールの乗り継ぎについては乗り継ぎ地(国)が求める各種証明書の提示などはなく、新型コロナウイルス感染拡大前と同じように乗り継ぎができます。ただし目的地(国)の入国条件を満たす書類などの要件の確認はあります。また乗り継ぎ空港ではレストランや免税店などの営業も始まり、基本的な感染対策を取りつつも乗り継ぎ時間も楽しめるようになりました。
ヨーロッパの他の国も、入国条件が緩和される中、入国の際は新型コロナワクチン接種証明書や陰性証明書の提示を求められたり、入国できてもその後の自主隔離、待機が必要とされる国は少ないながらも、まだあります。複数の国を周遊する際は組合せる国の入国条件を確認すると共に、さらに入国前検査が必要な国への条件を満たす検査機関での検査や陰性証明書の準備が出来るかなどを考慮に入れて余裕をもった日程を組む必要があります。その他、日本帰国時の検査や隔離待機の有無の確認も併せて必要です。
日本帰国後の規制について
イギリス旅行後についても忘れてはいけません。2022年9月07日よりワクチン3回の接種証明書があれば、イギリス出国前(=出発時刻前)72時間以内の検査、陰性証明書の提示が不要に!
2023年1月10日現在、イギリスからの日本入国に際して下記の書類の取得、手続きが必要になります。
①検査証明書の提出=ワクチン3回接種者は不要!
・イギリス出国前72時間以内に実施した検査のもの
・医療機関又は検査機関により発行されたもの
・厚生労働省が指定する有効な検体採取方法、検査方法のもの
②質問票Webの事前登録
・到着前(自宅・空港・機内等)に滞在歴や健康状態、連絡先を入力しQRコードを取得
・QRコードを検疫官に提示
③日本入国時(到着空港)の検査=なし
④日本入国後の待機=なし
・ただし新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状がある帰国者・入国者を除きます。
※日本入国時の水際対策をご自身でも確認をお願いします。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
海外から日本に入国する前に、パソコンやスマートフォンなどの端末から「Visit Japan Web」というオンラインサービスを利用することで、あらかじめ検疫手続きの一部を済ませておくことができます。Visit Japan Webでは検疫以外の「税関申告」の確認手続きも入国前に済ませることができます。便利なWEBサイトの利用でスマートに旅を楽しみたいですね!
※利用の流れ
日本入国(または帰国)前に行うこと
①Visit Japan Webでメールアドレスで新規アカウントを作成しログイン
②利用者情報の登録(ここで同伴する家族情報も登録可能)
③入国・帰国のスケジュールを登録
④登録済みの予定における入国・帰国の手続の情報を登録
1.検疫(ファストトラック)
・入国前に下記の証明書などを登録し、空港では画面を見せるだけで手続きがスムーズにすみます。
*パスポート情報の登録
*質問票の登録
*下記のいずれかの一つを登録
・ワクチン接種証明書
・出国前72時間以内の検査証明書
※上記を搭乗便到着予定日時の6時間前までに登録、申請をしていれば、入国までに審査完了(青画面)します。
2.入国審査(外国人入国記録)※日本人と、再入国する外国人は不要です。
3.税関申告(携帯品・別送品申告)
日本到着時に行うこと
⑤登録済みのスケジュールから選択し、「入国・帰国の手続き」からQRコードを選択&表示
1.検疫のQRコード
2.入国審査のQRコード※日本人と、再入国する外国人は不要です
3.税関のQRコード
⑥空港到着後は2か所(検疫、税関申告)でそれぞれのQRコードをかざします。
*スマートフォンを持っていない等のやむを得ない場合は、QRコード画面を印刷した紙を提示してください
イギリス入国時の証明書の提示が廃止され、日本入国の際は空港での検査なし、ファストトラックを使えば時間短縮。日本帰国後の待機もなくなりました。さらに2022年9月7日よりコロナワクチン3回接種者のみ日本帰国前の検査が不要など条件付きではありますが、日本入国時水際措置が大幅に緩和され、海外旅行できる環境が戻りつつあるのは嬉しいですね。
2023年、イギリス旅行を予約するなら今!
日本帰国時の水際対策が条件付きながら緩和された今でも、行きづらいと思う方は多いと思います。しかし、よく考えてみてください。日本帰国後の自己隔離規制が完全撤廃されれば、海外旅行好きの人たちがツアーや航空券の一斉に予約をし、旅行代金は一気に高騰することでしょう。お手頃価格で予約をしたいのなら、周りのみんなが旅行気分になっていない今。まさに今なんです!
でも行けるかどうかわからない旅行を予約して、やっぱり行けなくなってキャンセルチャージを払うなんてことはしたくないですよね?そう思う方々には、旅行会社を通した企画旅行での予約がおすすめです!企画旅行の場合、出発前日から起算して30日前までキャンセルチャージはかかりません(ピーク期は40日前)。企画旅行を申し込むにあたっては、旅のプロフェッショナルがいる海外専門旅行会社「ファイブスタークラブ」に相談してみてはいかがでしょうか。個人の細かなニーズに合わせて旅行をアレンジしてくれるでしょう。