目次
ヨーロッパの中では感染者が比較的少ないスウェーデン。しかし、北欧では一番多い感染者を出していましたが。スウェーデンでは、日本と同様にロックダウンを行わず、国民の自主性に任せる緩やかなコロナ感染症対策を行ってきました。こうした政策を採用したのは、長期的な視野でコロナと向き合った専門家の判断や、憲法で国民の移動を禁止できないなどの理由が背景にあったからでした。スウェーデンのこうした他国と異なる独自の政策は、国民と政府の信頼関係があってこそ成しえたものであります。2022年4月より入国条件を撤廃しており、徐々に観光地も賑わいを取り戻しつつあります。
参考:外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_160.html#ad-image-0
スウェーデン:いつから海外旅行に行ける?(1/05現在)
スウェーデン旅行を待ち望んでいる方に朗報です!
2022年4月1日以降、スウェーデン入国時に求められていた、新型コロナ関係の証明書(ワクチン接種証明書、治癒証明書及び陰性結果証明書)の提示義務は解除となりました。入国時の検査や入国後の隔離待機は、もちろんありません。
*新型コロナワクチン接種証明書⇒不要
*PCR検査陰性証明書⇒不要
*スウェーデン入国時の検査⇒ありません
*スウェーデン入国後の隔離待機⇒ありません
コロナ感染拡大前と同じように入国ができるようになりました。旅行出発前の準備がだいぶ楽になりました。
Q.スウェーデン入国後の行動制限はありますか?
A.ありません
【海外安全情報(感染症危険情報)】
スウェーデンは2023年1月05日現在、日本の外務省から【レベル1:十分注意してください】という勧告が出ていますが、スウェーデンへの旅行は可能です。
マスク着用義務が廃止されているとは言え、スウェーデンへの旅行の際には引き続き基本的な感染対策(マスク着用を心がける、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避ける、人との距離を空けるなど)を行い、感染しない、うつさないことを心がけて行動しましょう。
ただし乗継ぎや周遊は注意!!一緒に旅行してはいけない国
スウェーデンが日本人の受け入れを許していたとしても、乗り継ぎ地での入国条件など下調べが必要です。2023年1月05日現在、ヨーロッパの国を経由する場合やドバイやカタール、イスタンブールの乗り継ぎについては乗り継ぎ地(国)が求める各種証明書の提示などはなく、新型コロナウイルス感染拡大前と同じように乗り継ぎができます。ただし目的地(国)の入国条件を満たす書類などの要件の確認はあります。また乗り継ぎ空港ではレストランや免税店などの営業も始まり、基本的な感染対策を取りつつも乗り継ぎ時間も楽しめるようになりました。
ヨーロッパの他の国も、入国条件が緩和される中、入国の際は新型コロナワクチン接種証明書や陰性証明書の提示を求められたり、入国できてもその後の自主隔離、待機が必要とされる国は少ないながらも、まだあります。複数の国を周遊する際は組合せる国の入国条件を確認すると共に、さらに入国前検査が必要な国への条件を満たす検査機関での検査や陰性証明書の準備が出来るかなどを考慮に入れて余裕をもった日程を組む必要があります。その他、日本帰国時の検査や隔離待機の有無の確認も併せて必要です。
日本帰国後の規制について
スウェーデン旅行後についても忘れてはいけません。
2022年9月07日よりワクチン3回の接種証明書があれば、スウェーデン出国前(=出発時刻前)72時間以内の検査、陰性証明書の提示が不要に!
日本入国前に滞在した国に関わらず、すべての国からの日本入国に際して下記の書類の取得、手続きが必要になります。
①検査証明書の提出=ワクチン3回接種者は不要!
・スウェーデン出国前72時間以内に実施した検査のもの
・医療機関又は検査機関により発行されたもの
・厚生労働省が指定する有効な検体採取方法、検査方法のもの
②質問票Webの事前登録
・到着前(自宅・空港・機内等)に滞在歴や健康状態、連絡先を入力しQRコードを取得
・QRコードを検疫官に提示
③日本入国時(到着空港)の検査=なし
④日本入国後の待機=なし
・ただし新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状がある帰国者・入国者を除きます。
※日本入国時の水際対策をご自身でも確認をお願いします。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
海外から日本に入国する前に、パソコンやスマートフォンなどの端末から「Visit Japan Web」というオンラインサービスを利用することで、あらかじめ検疫手続きの一部を済ませておくことができます。Visit Japan Webでは検疫以外の「税関申告」の確認手続きも入国前に済ませることができます。便利なWEBサイトの利用でスマートに旅を楽しみたいですね!
※利用の流れ
日本入国(または帰国)前に行うこと
①Visit Japan Webでメールアドレスで新規アカウントを作成しログイン
②利用者情報の登録(ここで同伴する家族情報も登録可能)
③入国・帰国のスケジュールを登録
④登録済みの予定における入国・帰国の手続の情報を登録
1.検疫(ファストトラック)
・入国前に下記の証明書などを登録し、空港では画面を見せるだけで手続きがスムーズにすみます。
*パスポート情報の登録
*質問票の登録
*下記のいずれかの一つを登録
・ワクチン接種証明書
・出国前72時間以内の検査証明書
※上記を搭乗便到着予定日時の6時間前までに登録、申請をしていれば、入国までに審査完了(青画面)します。
2.入国審査(外国人入国記録)※日本人と、再入国する外国人は不要です。
3.税関申告(携帯品・別送品申告)
日本到着時に行うこと
⑤登録済みのスケジュールから選択し、「入国・帰国の手続き」からQRコードを選択&表示
1.検疫のQRコード
2.入国審査のQRコード※日本人と、再入国する外国人は不要です
スウェーデン入国時の証明書の提示が廃止され、日本入国の際は空港での検査なし、ファストトラックを使えば時間短縮。日本帰国後の待機もなくなりました。さらに2022年9月7日よりコロナワクチン3回接種者のみ日本帰国前の検査が不要など条件付きではありますが、日本入国時水際措置が大幅に緩和され、海外旅行できる環境が戻りつつあるのは嬉しいですね。
2023年、スウェーデン旅行を予約するなら今!
コロナの感染が収束していない今は、まだ海外旅行のことを考える気分でない人も多いはずです。ワクチン接種も進み日本の水際対策が条件付きながら緩和された今、または近い将来、日本帰国時における水際対策が完全撤廃されれば、海外旅行人気が爆発し、これまで海外旅行に行きたかった人々が一斉に予約を入れ、旅行代金は高騰します。
でも行けるかどうかわからない旅行を予約して、やっぱり行けなくなってキャンセルチャージを払うなんてことはしたくないですよね?そう思う方々には、旅行会社を通じで企画旅行での予約がおすすめです!企画旅行の場合、出発前日から起算して30日前までキャンセルチャージはかかりません(ピーク期は40日前)。企画旅行を申し込むにあたっては、旅のプロフェッショナルがいる旅行会社に依頼するのがベストです。そのような会社なら、個人の細かなニーズに合わせて旅行をアレンジしてくれるでしょう。