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イラン旅行に行って驚いた!7つのヒミツ

隠れ家的チャイハネ「アーザ・デ・ガーデン」

隠れ家的チャイハネ「アーザ・デ・ガーデン」

かつてはペルシアと呼ばれ、2000年以上も前から独自の文化を育んできたイラン。贅を尽くした宮殿や、エキゾチックなモスク、ブルーのタイルやバラ色のステンドグラスなど、行く先々で目を奪われる異国情緒あふれる建築物は必見です。でも、イランのガイドブックはペラペラで他の国に比べ情報量が極端に少ないですよね。行ってみたいけど、実際のところどうなの?危なくないの?と思っている方、イランへ女一人旅をしてきた私が、現地で驚いたこと、そしてイランの魅力をご紹介します!

ビールが飲めない?!

レモン味のノンアルコールビール

レモン味のノンアルコールビール

中近東(イスラム圏)では、宗教上アルコールが禁止されている国が多いですよね。とはいっても、実際は観光客向けのレストランやホテルのバーでは飲むことができます。そんななか、ほんっとに厳しく禁止されているのがイランです。持ち込みはもちろんNGです。見つかったら罰金、取り調べと厄介なことになります。ビール好きは一体どうすればよいのか・・・。そこで、イランで見つけたのがノンアルコールビールです!

スパイシーな料理とよくあいます

スパイシーな料理とよくあいます

味は・・・ほぼジュースかもしれませんが、、、(笑)ビール片手に気分だけでもエキゾチックな雰囲気酔いしれてみてはいかがでしょうか。40年前の革命以前は、アルコールも飲めていたとのこと。ノンアルコールビールの種類の豊富さからみて、イラン人のビールに対する熱い思いをかすかに感じてしまうのです。

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女性がとってもおしゃれ。サングラスにハイヒール?

イスファハンの女子学生たち

イスファハンの女子学生たち

イランの女性というと、全身黒ずくめで髪の毛をスカーフで覆っていて、目だけが出ているというイメージではないでしょうか。私もそうでした。テヘランに到着するまでは・・・。空港から市内に向かう車の中、町を歩くイラン女子のおしゃれさに、まず驚かされました!頭から一枚の黒い布で全身をすっぽりと覆う服、いわゆる「チャド」は、日本でいえばタキシードのような公式な恰好で、髪の毛を隠す、体の線を出さない、という2点を守りさえすれば、ハイヒールもサングラスもOKだったのです。

髪を金髪に染めているちょっとやんちゃ女子も多い(笑)

髪を金髪に染めているちょっとやんちゃ女子も多い(笑)

町で見かけたおしゃれテヘラン女子たちは、スカーフをゆるめにかぶり、前髪は出します。ベースの色は暗めですが、明るい差し色のきいた長袖チュニック丈に、レギンスかジーンズを着用。足首は出して、全身をほっそりとみせています。次回、イランを訪れる時には、イラン女子に負けないくらいおしゃれしていきたいものです(笑)

実は整形大国。しかも鼻を低くするのがトレンド

この方、鼻を整形中です。

この方、鼻を整形中です。

そしてもう一つ、イラン女子のヒミツがあります。イランは整形大国、ということに驚きですが、さらに整形内容の人気ナンバーワンは、鼻を低くすることだったのです!!日本人からしたらびっくりするような真逆の整形ですよね。

整形しなくてもとってもかわいいです。

整形しなくてもとってもかわいいです。

特に若い人で、鼻に絆創膏のような白いものを貼った人が本当に多かったので、ガイドさんに「イラン人は鼻をケガする人が多いんですね。」と聞いたら、「アレはセイケイです。」と言われ、本当にびっくりしました(笑)。

ピクニック大好きイラン人

イラン式庭園

イラン式庭園

バラの美しい庭園や緑あふれる公園が多いイランでは、よく家族でピクニックする姿を見かけました。イランの休日は金曜日です。金曜日の公園は、ピクニックをする家族連れで大賑わいです。絨毯を敷いてランチを食べる人々、ポップアップテントを立てている人もいます。

ピクニックランチ

ピクニックランチ

芝生の上でのんびりと過ごすファミリーを見ていると、こちらもピクニック欲が湧いてきて、日本に帰ったら晴れた日に芝生でピクニックしたいな、と妄想してしまいます(笑)。イラン人のピクニック好きは歴史が古く、なんと3000年前の絵画にも描かれているそうです。イランでは、ぜひ金曜日に公園に行ってみてください。とっても明るくて開放的なイラン人の一面が見られます!イランの人々って意外とアウトドア派なんですね(笑)

日本語が話せる人が多く、とってもフレンドリーなイラン人

ヤズドの沈黙の塔で出会ったおじさま

ヤズドの沈黙の塔で出会ったおじさま

イランでは、町中を歩いているとよくおじさまたちに日本語で話しかけられました。大抵、「サイタマに住んでいました」とか「イバラキにいました」とか結構リアルな都市名が出てくるのです。そして流暢な日本語。どうしてだろうと不思議に思い調べてみると、約40年前に出稼ぎで大勢のイラン人たちが日本にきていたのですね。

とってもフレンドリーなイラン人

とってもフレンドリーなイラン人

1974年に日本とイランはビザ相互免除協定を締結していて、日本への出入国に際してビザが不要でした。その際に日本へ渡航し居住するイラン人が増加しました。最盛期には4万人以上の在日イラン人がいらっしゃったようです。そんな経緯もあり、イランには本当に親日的で、フレンドリー、話好きなおじさまが多いのです!!

砂漠の町での滞在がおもしろい!

イランにも大砂丘があります!

イランにも大砂丘があります!

広大な国土を持つイラン、歴史的な建造物だけでなく、砂漠にも魅力がありました!イラン高原の北部にあるキャビール砂漠は、国土の5分の一を占め、果てしなく続く砂丘の光景を見ることができます。白砂の大砂丘は風によって美しい風紋を描き出しています。そこではラクダに乗ったり、白砂を思いっきり滑ったりと楽しめます。

城壁に囲まれたジャンダクの町を一望

城壁に囲まれたジャンダクの町を一望

砂漠に最も近いオアシスの町「ジャンダク」。その歴史は古くササン朝時代から続きます。町はぐるりと城壁に囲まれ、建物の屋上に登れば、小さな町が一望できます。泥で造られた丸屋根のモスクや、少し丸みをおびて連なる三角の城壁、テヘランやイスファハンとは違ったかわいらしい不思議な光景が目の前に広がります。ぜひ1泊して、砂漠も夜空を彩る満天の星空も、地平線から昇る朝日も楽しみましょう!

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テヘランのバザールは超巨大だった!

すれ違うのもやっと!という混み具合。巨大迷路の入り口

すれ違うのもやっと!という混み具合。巨大迷路の入り口

テヘランのグランドバザールは、とにかく広い!そして人が多い!!その広さはなんと、東京ドーム50個分とも。ここでは、生鮮食品から日用品、衣類に貴金属までなんでも揃います。観光客向けではなく、イランの人々で一日中賑わっていて、人々が日常的に使うアクセサリーや絨毯、食器などを買うことができるので、見ているだけでも楽しめます。

イラン人に人気のおやつ、山盛りのドライフルーツ

イラン人に人気のおやつ、山盛りのドライフルーツ

ただ、本当に広いので一人で乗り込むと、間違いなく迷って帰ってこれなくなるでしょう(汗)。ガイドさんや知り合いのイラン人と一緒にまわるようにしましょう!またバザールは木曜日の午後から金曜日はお休みになるので要注意です。バザールは、その国の日常を一番感じることができる場所ではないかと思います。そして、違う国での「日常」の風景ってすべてが新鮮で、本当に面白いですよね!!テヘランのグランドバザール、おすすめです!

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