朝カーテンを開けたら、目の前にドーンと聳える岩、岩、岩にびっくり・・・。
朝から澄み切った青空の元、迫力満点の岩の風景はあまりにも魅力的です。サウジアラビアのアルウラは砂漠と岩の織りなす独特な世界。その絶景を独占できるようなホテルがありました。豪華なラグジュアリーリゾートである「バニヤンツリー アルウラ BANYAN TREE ALULA」と「ハビタス アルウラ HABITAS ALULA」がそのふたつ。快適に滞在しながら、このリゾートにいるだけでアルウラの大自然の中で冒険家になったような気分に浸れる、とびきりのリゾートホテルなのです。最近これらのホテルを訪れた私がその魅力をご紹介いたします。
バニヤンツリー アルウラ
本物のオアシス。砂漠の中にそそりたつように岩山が四方を取り囲んでいます。砂と岩と青空のバランスが絶妙で、まさにこれぞ絶景という景色が目の前に広がっているのです。
アラブの伝統的なテントにインスパイアされたデザインの47棟のヴィラを有するラグジュアリー・リゾート「バニヤンツリー アルウラ」。各ヴィラは、そんな景色の真っただ中でプライバシーが保たれるようなゆったりとした間隔で点在しています。
優雅なテントロッジはエレガントなインテリアで快適そのもの。時間毎に色を変え光り輝く岩肌が手が届くほど目の前にそそり立ち、その色の美しさは朝日や夕日の頃ピークを迎えるのです。
アルウラの岩の世界の真っただ中でキャンプするというコンセプトで、このような大自然の中に、よくぞこれほどたくさんのロッジを創り出したと感心してしまいます。1年ほど前に出来立てのリゾートホテルで、観光に力を入れ始めたサウジアラビアだからこそともいえる珠玉のホテルなのです。
施設名 | バニヤンツリー アルウラ/BANYAN TREE ALULA |
住所 | Wadi Ashar, AlUla 43563, Saudi Arabia |
TEL | +966 14 512 0000 |
公式サイト | https://www.banyantree.com/saudi-arabia/alula |
ホテル内をバギーで移動
滞在中は広大なホテル内の移動はバギーを利用します。用事があるたびに電話でバギーを呼ぶシステム。自分の滞在したホテルから朝食レストランへは歩いてみたら30分以上かかりました。散歩気分でそれも楽しいものでしたが、バギーで風を切りながら岩山の風景をまじかに眺めながら走っていると、それだけでアルウラの絶景を独占しているような幸せな冒険家の気分に浸れるのです。
バニヤンツリー アルウラはタイのリゾートバニヤンツリーのチェーンだけあって、タイ料理のレストランもあります。ちょっと凝りすぎたメニューも多かったですが、リノベーション中でクローズしていたアラブ料理のレストランの代わりに朝食も含めよく利用することとなりました。
物価は高めのサウジアラビアで最高級ホテルとあって、すべてがお高かったです。一度ルームサービスでハンバーガーを頼んだら200リヤル(8,000円ほど)したのでびっくり。その辺は覚悟して行かないと楽しめないようです。
ハビタス アルウラホテル
バニヤンツリーから車で10分くらいの同じ砂漠と岩のエリアにある、もう一つのラグジュアリーリゾートがこの「ハビタス アルウラ」です。そびえ立つような赤茶けた砂岩の渓谷と砂漠に囲まれた風景は、大自然をそのままに感じられる場所。
特に、岩山にプールが迫る光景は印象的でフォトジェニック。プールサイドにはレストランもあります。ほかにも岩山の風景とアートが一体化した自然の中のインスタレーションは本当に感動的でした。
屋外ウェルネスやアート、カルチャー、ミュージック、アドベンチャーハイキング、渓谷ドライブなど、さまざまなアクティビティやプログラムを楽しめるのも、豪華ウェルネスリゾートならでは。
部屋数が96もある大規模なロッジ式ホテルで、ゲストの数もバニヤンツリーに比べると格段に多いようです。ここも敷地が広いのでホテル内の移動はバギーを利用します。
プールサイドの風景がこのホテルの中の一押しのシーンなので、ゲストは皆プールサイドやレストランに集まってくるようでした。
施設名 | ハビタス アルウラホテル / Habitas AlUla |
住所 | Ashar Valley,AlUla,Saudi Arabia |
TEL | +966 14 821 3900′ |
公式サイト | https://www.ourhabitas.com/alula/ |
まとめ
砂漠と岩の生み出す風景が限りなく美しいアルウラの中でも絶景中の絶景というにふさわしい場所に建つロケーションが最高のラグジュアリーリゾート。いるだけでアルウラの素晴らしさを満喫し、古代の探検家になったようなワクワクする体験ができる場所なのです。
アルウラに行くならぜひ一度滞在してみてはいかがでしょうか?