イスラエルは早期の段階からPCR検査を1日1万件ペースで行い、経済への影響よりも、まずは感染拡大に歯止めをかけることに注力しました。宗教的な祝祭も控え、医療崩壊を防ぎ、都市封鎖を最小限にとどめる慎重な対策がとられました。周辺諸国や欧州と比較しても感染爆発を阻止することに成功しているように見受けられます。ワクチン接種もハイペースで進み、イスラエル入国時の水際対策が撤廃された今、安心して旅行が出来る国の1つとなりそうです。では早速イスラエルの入国規制について紹介していきます。
参考:外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_044.html#ad-image-0
イスラエル:いつから海外旅行に行ける?(1/10更新)
イスラエル政府は、2022年3月1日以降、新型コロナウイルス・ワクチンの接種の有無にかかわらず、すべての年齢の方の入国を認めることとしました。
2022年10月09日以降、イスラエル入国用フォーム(Entry Statement、滞在地出発前10日以内にウエブ上で入力するもの。)及び返信されてくる確認書(コンファメーション)の取得を不要としました。旅行前の準備がだいぶ楽になりました。
2023年1月10日現在、入国にあたり下記が必要です。
※新型コロナウイルスの治療のための補償付きの海外旅行保険への加入(新型
Q.イスラエル入国時の検査は?
-ありません
Q.イスラエル入国後の隔離は?
-ありません
Q.イスラエル入国後の行動制限は?
-ありません
(ただし空港や国境通過時、機内ではマスクの着用が義務付けられています。屋内では、マスクの着用は義務付けられていません)
【海外安全情報(感染症危険情報)】
イスラエルは2022年10月19日より、日本の外務省から【レベル1:十分注意してください】が発令されました。イスラエルへの旅行は可能です。
マスク着用義務が廃止されているとは言え、イスラエルへの旅行の際には引き続き基本的な感染対策(マスク着用を心がける、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避ける、人との距離を空けるなど)を行い、感染しない、うつさないことを心がけて行動しましょう。
イスラエルが日本人の受け入れを許していたとしても、乗り継ぎ地での入国条件など下調べが必要です。2023年1月10日現在、イスタンブール、香港、ドバイの乗り継ぎについては乗り継ぎ地(国)が求める各種証明書の提示などはなく、新型コロナウイルス感染拡大前と同じように乗り継ぎができます。ただし目的地(国)の入国条件を満たす書類などの要件の確認はあります。また乗り継ぎ空港ではレストランや免税店などの営業も始まり、基本的な感染対策を取りつつも乗り継ぎ時間も楽しめるようになりました。
中東エリアの他の国も、入国の際は新型コロナワクチン接種証明書や陰性証明書の提示を求められたり、入国できてもその後の自主隔離、待機が必要とされる国は少ないながらも、まだあります。複数の国を周遊する際は組合せる国の入国条件を確認すると共に、さらに入国前検査が必要な国への条件を満たす検査機関での検査や陰性証明書の準備が出来るかなどを考慮に入れて余裕をもった日程を組む必要があります。その他、日本帰国時の検査や隔離待機の有無の確認も併せて必要です。
日本帰国後の規制について
イスラエル旅行後についても忘れてはいけません。
2022年9月07日よりワクチン3回の接種証明書があれば、イスラエル出国前(=出発時刻前)72時間以内の検査、陰性証明書の提示が不要に!
2022年10月19日現在、イスラエルからの日本入国に際して下記の書類の取得、手続きが必要になります。
①検査証明書の提出=ワクチン3回接種者は不要!
・イスラエル出国前72時間以内に実施した検査のもの
・医療機関又は検査機関により発行されたもの
・厚生労働省が指定する有効な検体採取方法、検査方法のもの
②質問票Webの事前登録
・到着前(自宅・空港・機内等)に滞在歴や健康状態、連絡先を入力しQRコードを取得
・QRコードを検疫官に提示
③日本入国時(到着空港)の検査=なし
④日本入国後の待機=なし
・ただし新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状がある帰国者・入国者を除きます。
※日本入国時の水際対策をご自身でも確認をお願いします。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
海外から日本に入国する前に、パソコンやスマートフォンなどの端末から「Visit Japan Web」というオンラインサービスを利用することで、あらかじめ検疫手続きの一部を済ませておくことができます。Visit Japan Webでは検疫以外の「税関申告」の確認手続きも入国前に済ませることができます。便利なWEBサイトの利用でスマートに旅を楽しみたいですね!
※利用の流れ
日本入国(または帰国)前に行うこと
①Visit Japan Webでメールアドレスで新規アカウントを作成しログイン
②利用者情報の登録(ここで同伴する家族情報も登録可能)
③入国・帰国のスケジュールを登録
④登録済みの予定における入国・帰国の手続の情報を登録
1.検疫(ファストトラック)
・入国前に下記の証明書などを登録し、空港では画面を見せるだけで手続きがスムーズにすみます。
*パスポート情報の登録
*質問票の登録
*下記のいずれかの一つを登録
・ワクチン接種証明書
・出国前72時間以内の検査証明書
※上記を搭乗便到着予定日時の6時間前までに登録、申請をしていれば、入国までに審査完了(青画面)します。
2.入国審査(外国人入国記録)※日本人と、再入国する外国人は不要です。
3.税関申告(携帯品・別送品申告)
日本到着時に行うこと
⑤登録済みのスケジュールから選択し、「入国・帰国の手続き」からQRコードを選択&表示
1.検疫のQRコード
2.入国審査のQRコード※日本人と、再入国する外国人は不要です
3.税関のQRコード
⑥空港到着後は2か所(検疫、税関申告)でそれぞれのQRコードをかざします。
イスラエル入国時の証明書の提示が廃止され、日本入国の際は空港での検査なし、ファストトラックを使えば時間短縮。日本帰国後の待機もなくなりました。さらに2022年9月7日よりコロナワクチン3回接種者のみ日本帰国前の検査が不要など条件付きではありますが、日本入国時水際措置が大幅に緩和され、海外旅行できる環境が戻りつつあるのは嬉しいですね。
2023年、イスラエル旅行を予約するなら今!
イスラエルの政情安定、イスラエル入国制限の解除と日本帰国後の水際対策が条件付きながら緩和された今、イスラエルはまた人気の渡航先の一つになることでしょう。3大宗教のイスラム教・キリスト教・ユダヤ教の聖地が同じ街の中に共存するエルサレムをはじめ、そこに住み人々・訪れる人々の強い信仰心を間近に感じる事が出来る国です。
個人旅行で航空券のみの購入時は、予約後即日または数日以内にキャンセル料が発生する規約が多くなります。コロナ禍ではキャンセル料がすぐに発生するのが一番心配ですね。そんな時は、旅行会社を通して企画旅行での予約をされることをおすすめします。企画旅行の場合、出発前日から起算して30日前までキャンセルチャージはかかりません(ピーク期は40日前)。企画旅行といっても旅行会社によっては個人の希望どおりアレンジをしてくれますので、そういった細かな要望を聞き入れてくれる旅行会社に依頼するのが、賢い旅行予約方法の1つです。旅のプロが揃った海外旅行専門旅行社「ファイブスタークラブ」を利用すればアフターコロナの旅行の仕方や、予約について、旅のアレンジなどなんでもお気軽にご相談いただけます。