ピラミッドとスフィンクスがいるところ、それがエジプト。
ナイル川と共に栄えた古代エジプト文明、ツタンカーメン、王家の谷など、教科書でもお馴染みなので意外と日本人はエジプトについて詳しいのかもしれません。
歴史ばかりが前面にでてきますが、実は行ってみると旅好き女子におススメの可愛いもの、美味しいもの、素敵な景色が沢山あるのです!歴史が深いだけあり、何度行っても新しい発見がある活気ある国で、旅好き女子におススメのことをピックアップしました!
【①では5つご紹介、②では残り5つをご紹介♪】
クフ王のピラミッド観光
エジプトといえば、ほとんどの人が最初に思いつくであろうピラミッドですが、ギザのピラミッドは、3つ並んでいることはご存知でしょうか。
この三つのピラミッドは、一番大きいのがクフ王のピラミッド、二番目に大きいのが息子であるカフラー王のピラミッド、三番目が孫であるメンカウラ―王のピラミッドと、家族三代のものです。
諸説ありますが、父への尊敬を示すために、一回り小さいものを作ったとも言われています。
そんな尊敬を受けてか一番大きく立派なクフ王のピラミッドですが、ここだけ一日の入場者数が限定されています。入って一番面白いので、事前に予約されることをお勧めします。
現在の入口は、元の入口ではなく、盗賊が宝を盗むためにあけた入口が利用されており、気分は盗賊。中の通路は狭く暗く急ですが、入る価値ありです!
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ラクダ乗り体験
3つ並んでいるピラミッドをきれいに写真に収めるには、パノラマポイントという場所から撮るのがおススメ。遠近法を使って手乗りピラミッドや、指でピラミッドをつまんだり、面白い写真を撮ることもできます。
そしてこのパノラマポイントの横には、色とりどりの布や飾りでおめかしをしたラクダたちが沢山待機しています。
値段はその場で交渉になりますが、大体5分で500円ぐらいです。ラクダ使いが手綱を引っ張って少しだけ散歩してくれます。もちろんピラミッドと一緒に写真も撮ってくれますので、友達に自慢できるような素敵写真をたくさん撮りましょう♪
ラクダの上はちょっと不安定なので、しっかり持ち手をつかんで落ちないように注意!
夜明けのアブシンベル鑑賞
アブシンベル(アブ・シンベル)神殿といえば、ダム建設時にユネスコが元あった場所から移動させて水没の危機から救ったという話が有名ですが、実際に行ってみると「どうやってそんなことができたの!?」とびっくりしてしまう程の大きさです。
こんなに大きな神殿が昔は砂に埋もれていたというのですから、本当に歴史ってロマンがありますよね。
神殿の中に入ると、耳にしーんっと静寂の音が聞こえてくるほど、神聖な雰囲気を体中で感じることができます。
そして、アブシンベルに行くならば、是非一泊して夜明けの姿を見るのをお勧めします。夜明け前は真っ暗ですが、巨像が向いている方向から朝日が昇ってきて、数々の歴史の荒波を越えてきたアブシンベル神殿を明るく照らし出すのですが、その瞬間が何とも言えず感動的で涙がでそうになります。
シーシャ体験
シーシャとは、水タバコとも呼ばれ、香りと味がついた煙を一度水に通して濾過して吸う嗜好品のひとつです。水が入った長い筒と、そこから伸びる長いホース、「タバコを吸うのにこんなに大掛かりなものが必要なの?」と思ってしまいますが、日本ではまだあまり見ることがないので、是非挑戦してみたいですよね。
初めての場合でも、火をつけたり最初に吹かしたりは店員さんがやってくれるので安心です。
フレーバーも、レモンやグレープなど爽やかなものから、紅茶やチョコレートといった珍しいものも増えてきています。
吸うたびに筒の中で水がボコボコ音を立てて、白い煙をふわーっと吹き出すことができるので、写真映えはするし美味しいしで、楽しくてついつい吸ってしまうので、元々喫煙者ではない人は注意が必要です!
美しすぎるお墓たちが集まる、王家の谷
ルクソールにある王家の谷には、60を超える墓が集まっています。泥棒を危惧して、ピラミッドの形をしている山の裏側に隠すように作ったそうですが、残念ながら60以上ある墓の中で墓泥棒に入られなかったのはツタンカーメンの墓のみというのですから、彼らの悔しさは計り知れません。
隠すようにつくられている通り、一見ただの山にしか見えないのですが、一歩墓の中に入ると一気に色鮮やかな世界が待ち受けています。壁一面に描かれた死後の世界やヒエログリフ(古代エジプトの神聖文字)は、時間の経過を感じさせないほどに鮮やかで美しいので、いくら時間があっても見飽きることがありません。