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一生に一度は見てみたい、夜空に輝く美しい光のカーテン『オーロラ』。
北欧・アラスカなど世界中の北極圏の国々で鑑賞することができますが、中でもカナダのイエローナイフは年間を通じて天候が安定しており、オーロラベルトの真下に位置していることから、3日間の滞在で95%という高確率でオーロラに巡り合えるスポットとして知られています。
イエローナイフでオーロラ体験をする際、レンタカーで移動しながらビューポイントを探すという方法もありますが、オーロラは出現するまでに数時間に及ぶケースがほとんど。
しっかりと体力を温存しながら、快適にオーロラ鑑賞を楽しむためにも防寒具や暖房設備が整っている専門施設を利用するのがおすすすめです。
今回は人気No.1を誇る、イエローナイフで最大級のオーロラ鑑賞施設『オ―ロラビレッジ』の魅力についてご紹介致します。
オーロラビレッジでの過ごし方
オーロラビレッジは多くの宿泊施設が建ち並ぶ、ダウンタウンから車で約30分程度の場所に位置します。
また、スタッフはカナダのオーロラを知り尽くした現地の方をはじめ、日本人も在籍しているので言葉の心配をすることなく、オーロラ体験に思う存分集中することができます。
オーロラビレッジの施設内には、『ティーピー(Teepee)』と呼ばれるカナダの先住民が使っていたものと同じタイプのテントが用意されており、オーロラが出現するまではその中で待機することが可能です。
ティーピーの中はこのように、薪ストーブ付きで暖かく快適!
コーヒー・紅茶・ココアなどのホットドリンクなどを自由に飲みながら、待機時間中も充実したひと時を過ごすことができます。
また、オーロラビレッジでの鑑賞ツアープランは基本的に宿泊先とセットになっており、ホテル発着の送迎付きで行きと帰りのアクセスも楽々です。
こちらは別料金となりますが、オプションメニューの『オーロラこたつ(1日25ドル)』も非常におすすめです。
オーロラこたつは首から下をすっぽりと覆うヒーター付きのボックスシートで、冬のイエローナイフの夜でも寒さを感じることなく、屋外でぬくぬくと身体を温めながら待機できる画期的なアイテムです。
施設名 | オーロラビレッジ |
住所 | 住所 4709 Franklin Ave, Yellowknife, NT X1A 2P4 Canada |
営業時間 | 営業時間 <ツアー予約などのフロント対応>10:00~17:00 |
アクセス | アクセス バンクーバーからエドモントン経由、飛行機で4~6時間 |
レンタル品でオーロラ鑑賞がもっと快適に!
オーロラはイエローナイフを含む北極圏で1年中発生していますが、肉眼で鑑賞するには晴れていることと、暗いことが必須条件です。
特に11~3月は夜が長くなると共に太陽活動が活発になるため、旅行時期を選ぶならこれらのタイミングがおすすめです。
しかし、イエローナイフの冬の寒さは大変なもので、1月中旬~2月下旬は日中でもマイナス30度!
3月になると徐々に寒さが和らいではくるものの、オーロラを鑑賞する夜はマイナス14度前後と非常に寒くなるため、ベストシーズンに訪れる際はしっかりとした防寒対策が欠かせません。
靴下やタイツ・インナーなどは別途準備して頂く必要がありますが、オーロラツアーに申し込んだ場合、イエローナイフ現地のホテルでダウンジャケット・ズボン・手袋・シューズのセットをレンタルできるため、旅行用バッグ内の荷物をコンパクトに抑えられると共に、移動自体も大変楽になります。
1つ注意点としては、貸し出し用の手袋は手指が少々動かしづらいミトンタイプとなっていますので、念のためスマホ対応の手袋もしくは指無し手袋をご持参して頂き、レンタル分の手袋と二枚重ねで着用しておくと手先が冷えることなく、オーロラ撮影をスムーズに楽しむことができるでしょう。
その他、オーロラビレッジでは三脚の有料レンタルや記念撮影(USBデータ付き)なども行なっているため、三脚やデジタルカメラを日本から持っていくのが億劫と感じている場合は、これらのサービスを利用するのも有りだと思います。
ベストシーズンにオーロラ体験に挑戦した結果
オーロラ鑑賞に最適な条件が揃うのは11~3月となりますが、オーロラの出現に気温そのものは関係ないため、鑑賞時のコンディションで考えると3月下旬が最も過ごしやすい時期と言えます。
実際にどの程度オーロラを見ることができるのか、弊社のスタッフが2024年3月下旬に3泊で検証してみたところ、二勝一敗という結果になりました。
初日と2日目はオーロラビレッジに到着すると既に美しいオーロラが出現していたものの、3日目は3時間半以上待ってもなかなか現れてくれず。
2日連続で見れたのは大変ラッキーでしたが、あくまでもオーロラは自然現象の1つ。
世界屈指のオーロラ遭遇率を誇るイエローナイフだとしても、そう簡単なものではないと
身をもって実感しました。
オーロラが見れない日は残念ではありますが、夜空一面に満点の星が輝いていて、どれだけ眺めていても飽きることがないです。
何よりオーロラビレッジにはストーブ付きのティーピーやホットドリンク、オーロラこたつといった手厚いサービスが用意されているため、長い待ち時間でも凍えることなく、ストレスフリーな状態で過ごすことができました。
極寒地ならではのアクティビティも外せない!
深夜のオーロラ鑑賞で有名なイエローナイフですが、実は日中も楽しいアクティビティが盛り沢山!
真っ白な白銀の大地を思いっきり駆けることができる、犬ぞり体験は冬場に大人気のオプショナルツアーで、犬達の可愛らしさだけでなく、力強さも息遣いや足音と共に感じることができます。
こちらのツアーでそりを引く犬達は、ロンジョンジャンボリーという犬ぞりの世界的な大会に出場するために訓練された優秀な子ばかり!彼らの持久力の高さと、想像以上のスピード感にきっと驚くことでしょう。
その他、オーロラビレッジではガイドさんと共に、スノーシュー(かんじき)を履いて雪の中を約40分程度散策しながら、この地域の歴史や文化、自然について学べるネイチャーウォークプランなども用意されています。
1組10人程度と少人数制のツアーなので、あなた自身のペースでお楽しみ頂けます。
日中のアクティビティとして、もう1つおすすめのプランは約2時間の市内観光。
冬だけに出現するアイスロードや州立法議事堂、ノーザン・ヘリテージ・センターなどの定番のスポットを日本語の説明を聞きながら巡ることができます。
また、帰りはレストランやカフェ、お土産ショップが点在しているオールドタウンで解散となりますので、のんびりとショッピングをしたり、現地ならではのグルメを楽しみたい方にも最適です。
まとめ
イエローナイフでオーロラ体験をする場合、ダウンタウンに宿泊するケースがほとんど。
ダウンタウンの街並みはごくシンプルで飲食店の数も限られており、特にベストシーズンは気温が低く、部屋で過ごす時間も長くなりますのでホテルのグレードをアップするのもおすすめです。
また、犬ぞりやスノーシュー体験といった日中のオプショナルツアーをフルに楽しみたい場合はその分、宿泊費を節約するという方法も良いでしょう。
ファイブスタークラブでは、このようなアレンジやオーダーメイドツアーもお任せください。旅のプロフェッショナルがお客様のご要望をお伺いしながら、理想の旅行作りをサポートさせて頂きます。
イエローナイフのオーロラ体験にご興味がある方は、お電話やメールにてお気軽にお問い合わせ下さい。
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